EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ECBは政策金利を1.00%で据え置き…先月よりインフレ懸念を強調し「出口」に向けて地ならし

ECB’s Draghi Sees ‘Upside Risks’ to Outlook for Inflation

4月4日にECBは政策金利を1.00%のまま4回連続で据え置きました。そろそろユーロ圏の金融市場の安定ぶりを形式的にでも唱えて出口戦略のための地ならしをする時期となっています。ドイツを始めとする比較的経済活動が順調な国々のインフレ懸念をその取っ掛かりにすることに間違いはないでしょう。またECBの非伝統的金融政策を恒久的なものではないと確認しています。加えてギリシャ危機を契機として,ユーロ圏の銀行が自己資本拡充とデ・レバレッジの方向に向かうことをいっそう必要とすると明言しました。



ユーロドルは週前半の下落の流れが引き続いており,この会見による相場への影響は軽微でドル高・ユーロ安の流れに変化はありませんでした。現時点では1.31ドル台半ばで推移しており,1.30ドル割れも徐々に視野に入ってきています。

***

なお,会見のトランスクリプトは,ECBのホームページのここ にあります。

3月ISM製造業景気指数は予想より少し良く,景気拡大の堅調さを維持

Manufacturing in U.S. Grew at Faster Pace in March: Economy

3月ISM製造業景気指数: 53.4 (予測:53.0,前月:52.4)



3月のISM製造業景気指数は2月の52.4から1.0ポイント増の53.4に上昇し,事前予想の53.0を0.4ポイントだけ上回りました。予想より良かったとは言え軽微な上回り方なので,株式市場の上昇には持続的なインパクトは少ないようです。為替市場ではかえってユーロが戻したくらいでドル高にはなりませんでした。

内訳では,新規受注指数(New Orders)が前月から-0.4ポイントと減少になりましたが,製造指数(Production)は3.0ポイントの増加で先行きの需要を見越しているようです。雇用指数(Employment)も2.9ポイントの増加で週末の雇用統計が楽しみです。入荷遅延(Supplier Deliveries)が引き続き50を割っていますがこれは悪い値ではありません。

在庫指数(Inventories)はほぼ変わらない一方で,顧客在庫指数(Customers' Inventories)の中立水準以下が継続し,受注残指数(Backlog of Orders)が少し増えたのは,将来の需要がさらに強めに出る兆候と言えます。価格指数(Prices)はガソリン価格が上がっている割には少し下がってくれてほっとしました。

輸入指数(Imports)は-0.5ポイントの少しの減少で済みましたが,輸出指数(Exports)は-5.5ポイントと大幅な減少になりました。季節要因及びややドル安からの修正局面であるので一時的に輸出に影響が出たのだと考えられます。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/04/02の週】

【先週の概況】
先週は本業が忙しくリアルタイムで市場を追うことができなかったのですが,経済指標および外部イベントもサプライズはなくて相場も穏やかに推移したようです。ドル円は81円台では手堅くほぼ82円台で推移しましたし,ユーロドルもいったん1.31ドル台をかすりましたが全般的にはドル安傾向が継続中でした。ドルスイスはドル安の流れで0.90フランを割るかとも思われましたがなんとか大台は維持しました。(WTI)原油価格は106ドル台で始まり,火曜日に107ドル台まで上昇したのが限界で,その後は105ドル台〜103ドル台と2段落ちして推移し,金曜日の抵抗もなく102ドル台で週末を迎えました。金価格は1663ドル台で始まった後は火曜日に1696ル台まで上昇しました。その後は一転して下落して木曜日に1646ドル台までアンダーシュートしたあと金曜日に1668ドル台まで戻して週末を迎えました。



【ドル円】
先週の予想:83.60円-82.20円
先週の変動:83.374円-81.822円(終値82.829円)
的中度:上限は約20PIPSドル高方向の誤差で,下限は約40PIPSドル高方向の誤差
今週の予想:83.10円-81.80円
※過去の推移を見る限り,今週も81円台後半での下値サポートは確実に思えます。一方,上値は日銀短観次第かもしれませんが,再び83円台に上昇してから83円台半ばまでの道は結構遠いと見ています。



【ユーロドル】
先週の予想:1.3370ドル-1.3150ドル
先週の変動:1.33842ドル-1.31911ドル(終値1.33418ドル)
的中度:上限は約10PIPSドル高方向の誤差,下限は約40PIPSドル高方向の誤差
今週の予想:1.3450ドル-1.3250ドル
※今週は1.35ドルを目指す方向に流れるのだとは思いますが,1.33ドル台後半と1.34ドル台半ばでの2段構えのレジスタンスは結構きついと思います。下限は1.32ドル台半ばでの幅広いサポートを期待します。



【ドルスイス】
先週の予想:0.9180フラン-0.9020フラン
先週の変動:0.91353フラン-0.90082フラン(終値0.90194フラン)
的中度:上限は約40PIPSドル高方向の誤差,下限は約10PIPSドル高方向の誤差
今週の予想:0.9180フラン-0.9020フラン
※今週は0.90フラン割れはちょっと抵抗できないと思います。アンダーシュートで0.89フラン台前半までは覚悟します。上限は0.91フラン台前半までの上昇が限界でしょう。この2-3週のユーロ堅調の流れからの転換点はまだ見られません。

【今週の指標】
4月2日(月):3月ISM製造業景気指数
※このところの米経済指標の堅調さからは前月より多少改善する程度の予想に織り込み済みでサプライズはないのでは。
4月4日(水):ECB政策金利発表
※週末のイースター休暇のための配慮だと思いますが今回は木曜日でなくて水曜日に発表。目立ったニュースもなく久々に穏やかな会見!?
4月6日(金):米3月雇用統計
※失業率は前月なみの8.3%予想で,NFPも前月なみの穏やかな変化を予想しているが,政府雇用がまた足を引っ張らないかと不安があります。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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