EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

1月ISM製造業景気指数は予想以上だが市場の注目はエジプト情勢に

U.S. Manufacturing Rose More Than Expected in January

1月ISM製造業景気指数: 60.8 (予測:58.0,前月:57.0,前月改定:58.5)



1月のISM製造業景気指数は12月からさらに上昇して,事前予想の58.0を2.8ポイントも上回る60.8でした。なお,前月の指数も57.0から58.5に改定されているので相当良い指標でした。ポジティブサプライズと言いたいところですが「〜サプライズ」と言うのは市場が注目して初めて成立する言葉です。エジプト情勢が市場の焦点になっているので為替相場には強い指標も無視されています。一方,株式市場には好感されてS&PおよびNYダウとも上昇しています。こういうところは株式市場のほうが素直で分かりやすいですね。

今週は,為替相場(ドルの強弱)の方は経済指標とは分けて考える必要があります。金曜日の雇用統計に注目が集まるかどうかもエジプト情勢が収まるかどうかですね。また,上限・下限を想定してポジションを取ったらしっかりとリミットとロスカットレベルを設定することです。リミットの代わりに利益確定は裁量でも構いませんが,予期せぬ変動のためにロスカットレベルは固定しましょう。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/01/31の週】

先週は日本の政治が停滞しているうちにS&PのJGB格下げがあり菅首相の「疎い」発言がさらに物議を醸したり,エジプトのムバラク長期政権がSNS革命前夜の情勢になったり,我らがサッカー日本代表がザックマジックで韓国と豪州を撃破して4度目のアジアカップを制覇するなど為替相場を眺めているより楽しいことが多かったですね。原油価格は89ドル台で始まり,85ドル台まで下落したあとまた89ドル台まで戻して週末を迎えました。今週に入って92ドル台まで上げているようですが,中東がきな臭くなっても北海ブレント原油と違ってWTIは直ぐに100ドル越えはないでしょう。金価格は1342ドル台で始まり,1353ドル台と1308ドル台の間で推移し最終的には1336ドル台で週末を迎えました。



ドル円は,予想が83.20円-81.80円で,実際は83.206円-81.970円(終値82.122円)でした。上限はほぼピッタリで,下限は約20PIPSドル安方向の誤差でした。ドル円は2週にわたって本当に小動きでしたね。中東の政変も極東には一番関係ないかも知れませんが,ドルペッグの国とは違うのですからもう少しレートが動いてくれたら嬉しいのですが…とは言えこれからの米国の対応も難しく今回の場合の地政学的リスクはどちらかと言えば円高・ドル安方向に向かいます。下限については,昨年末の80円台後半への突入と同程度の下げは視野に入れます。一方,上限についても82円台後半の日足一目均衡の雲を抜けるのは難しいと思うので,82円台半ばまでの上昇を予想します。よって,今週の上値は82.50円程度と予測し,下値は80.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3720ドル-1.3420ドルで,実際は1.37573ドル-1.35393ドル(終値1.36077ドル)でした。上限は約40PIPSドル高方向に外し,下限は約120PIPSドル高方向に外しました。ジリジリとユーロが上げてきて日足一目均衡の分厚い雲を抜けてきました。北海ブレント原油の価格の上昇とも相関が強くなっています。昨年10月には1.4281ドル辺りまで上昇していますから,1.40ドル越えも間近な印象を受けますが今の短期的なトレンドの強さではまだ今週は難しいように思います。上限については,1.38ドル台後半での失速を予想します。一方,下限については月曜日の安値が週の安値と考えますので1.35ドル台後半をメドとします。よって,今週の上値は1.3890ドル程度と予測し,下値は1.3570ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.9670フラン-0.9450フランで,実際は0.96217フラン-0.93886フラン(終値0.94171フラン)でした。上限は約50PIPSドル高方向の誤差で,下限は約60PIPSドル高方向に外しました。ドルもずっとフランに対してはだらしが無いのは否めません。先週メドとしていた0.94フラン台半ばを下抜けしてしまったので,昨年末の0.92フラン台突入も視野に入れましょう。下限については,多少のアンダーシュートを考慮して0.92フラン台半ばまでを予測します。一方,上限については頑張っても0.95フラン手前で失速すると考えています。よって,今週の上値は0.9480フラン程度と予測し,下値は0.9250フラン程度と予測します。

今週の予定としては,火曜日の2月1日(日本時間2日00:00)に既に1月ISM製造業景気指数が発表され予想以上に強いようです。しかし,ユーロドルは一向にドル高ユーロ安にはならずドル円も下値を探る展開です。木曜日の2月3日にはECB政策金利発表,金曜日の2月4日には米1月雇用統計と相次いで金融政策と経済指標のイベントがありますが,今週は例外的に経済関連イベントよりもエジプト情勢が相場の動きを左右すると思います。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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