EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/08/02の週の展望】

2010年第2四半期米GDPの結果も市場には否定的に取られてドル安が継続しており,ユーロドルは木曜日には一時1.31ドル台にまで上昇しました。週末も1.30ドル台をキープしたので再度の1.30ドル割れはしばらく遠のいたと考えています。原油価格は78ドル台で始まりましたが,一時75ドル台まで下落した後は結局78ドル台で終わるという週単位の行って来い相場となりました。一方,金価格も週初めは1189ドル台で始まりましたが,火曜日に1160ドル台まで急落した後は結局1181ドル台までなんとか戻して週末を迎えました。



ドル円は,予想が88.30円-86.10円で,実際は88.106円-85.933円(終値86.382円)でした。上限は約20PIPSドル高方向の誤差で,下限は約20PIPSドル高方向の誤差でした。他のドルストレートペアと異なり,テクニカルな判断である程度正確に予測できるレンジ相場の様相を呈しています。下限については,今週も86円台が底堅いという予想は変えませんので86円台前半でのサポートを期待しています。一方,上限については先週の88円台の達成感で落ち着いてきているので87円台後半の戻り売りに抵抗できないと予想します。よって,今週の上値は87.80円程度と予測し,下値は86.20円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3080ドル-1.2730ドルで,実際は1.31060ドル-1.28885ドル(終値1.30296ドル)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限は約160PIPSドル高に外しました。下落方向のサポートが底堅いという事実は今後も継続して上値更新する可能性を高めています。5月3日の高値1.3312ドルから安値1.3154ドルまでは一気に下落しましたので,1.32ドル台到達への抵抗はそれほど強くありません。そのため上限については,いったんは1.32ドル台半ばまでの上昇を考えています。一方,下限については今週は1.30ドル台キープは鉄板とします。よって,今週の上値は1.3250ドル程度と予測し,下値は1.3000ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0600フラン-1.0350フランで,実際は1.06387フラン-1.03612フラン(終値1.04150フラン)でした。上限は約40PIPSドル安方向の誤差で,下限は約10PIPSドル安方向の誤差でした。ドルスイスは先週の下げ止まりの予想がある程度的中しました。とはいえ直近安値を更新している事実は見逃せませんので,下限としては,1.03フラン台ぎりぎりまでサポートレベルを下げることにします。一方,上限については7月14日の高値の1.06169フランをなんとか越えたのですが,まだ安値更新中なので再度の1.06フラン越えは難しく1.05フラン後半で戻り売りにさらされると考えています。よって,今週の上値は1.0570フラン程度と予測し,下値は1.0300フラン程度と予測します。

今週の予定としては8月2日の月曜日に7月のISM製造業景気指数がありましたが(怠慢のせいで)既に発表時間を過ぎてしまいました。軒並み悪い米経済指標が続いた数週間の結果としてはよく踏ん張ったという感じです。また,8月5日の木曜日にはECBおよびBOEの政策金利発表があります。この2つは継続的にずっと政策金利が据え置かれているだけでなく,欧州ストレステスト後の初めての政策金利発表のために当局は大きなイベントにはならないように特別な発表は控えると思います。8月6日の金曜日には7月米雇用統計の発表がありますが,さんざんいろいろな経済指標で叩かれたので個人的にはポジティブサプライズでのボラティリティ増大を期待したいと思います。

2010年第2四半期米GDPは予想以下に「失速」

Most U.S. Stocks Rise as Confidence Overshadows GDP

2010年2Q米実質GDP(前期比年率): 2.4% (予想:2.6%,前期:2.7%,前期修正:3.7%)
2010年2Q米個人消費: 1.6% (予想:2.4%,前期:3.0%,前期修正:1.9%)
2010年2Q米GDPデフレータ: 1.8% (予想:1.1%,前期:1.1%,前期修正:1.0%)

タイトルでは第2四半期米GDPは予想以下に「失速」と書きましたが,前期が1.0%も上方修正されていて予想より低いからと言って悲観的になる理由はないと個人的には思います。市場はこのようなヘッドラインリスクに思いっきり反応するのですね。週末にかけてドル安・円高・ユーロ高になりました。でも,その後の7月ミシガン大消費者信頼感指数が中途半端に良かったものですから,株式市場は上がってしまうというワケワカメであります。

実際には,修正前を元にしたGDP予測より修正後の実質のGDPの伸びの方が高いのですけど…
1.027x1.026 = 1.0537(予測) < 1.037x1.024 = 1.0619(実質)

一方,個人消費の伸びは2010年第1四半期かさ上げが修正されてその後の予想以下という意味ではネガティブですが,そもそも前期の数値がこのように修正される状況では速報値自身のブレで市場は何とでも解釈できるということを忘れてはいけません。

Please wait for Cleveland Fed data update

要するに市場はドルを売りたい言い訳を探していただけでしょう。純粋なエコノミストは予想までで仕事は終わりで,市場参加者の方はその予想と現実のインパクトをどのように消化してトレンドに合わせるかというのが仕事ですから,後者は発表されてからが勝負なのです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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