EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

日本銀行の新着ニュースTwitterがスタート

中央銀行のTwitterリストでは,各国中銀のTwitterアカウントを紹介しましたが,残念ながら日本銀行のTwitterアカウントはありませんでした。

その日本銀行の新着ニュースがとうとうTwitterに進出です。アカウントは,

日本銀行のニュースTwitter: http://twitter.com/boj_news

となります。



と言っても,実は日本銀行の正式版ではありません。日本銀行のRSSフィード(http://www.boj.or.jp/rss/whatsnew.xml)をcronサーバーから30分おきにモニターしてTwitterアカウントに出力しているだけです。お楽しみください。

英中銀の出口政策に対する姿勢に微妙な変化

フォーブス誌の選ぶ2009年の世界の権力者67人の中に,バーナンキFRB議長もトリシェECB総裁も白川日銀総裁も入っていたのに,キングBOE総裁は漏れてしまいました。まあ,(単にフォーブス誌の偏向かもしれませんが)それだけ歴史的に言ってポンドの通貨としての地位も英国経済が世界経済に与える影響も少なくなってきている証拠かもしれません。

以下は,そのキングBOE総裁についての記事です。

King Gives BOE Room as Bernanke, Trichet Signal Exit (Update1)

この記事によると,キングBOE総裁が現状では「出口政策」に積極的ではなく慎重な姿勢を示し,更なるボンドの買い取り枠拡大を示唆しているようです。これは,バーナンキFRB議長がFOMCでMBS買取り額の縮小を決めたことやトリシェECB総裁は最近では「出口政策」に頻繁に言及し一部のユーロボンドの買取りを12月に終了するようと明言したのとは対照的でもあります。

9月の英消費者物価指数は1.1%で,BOEのインフレターゲット政策の金利目標2.0%を大きく割り込んでおり,向こう3年間は2.0%を越えることはないだろうという一部予測もあるようです。それで,少なくとも2010年後半までBOEは利上げはしないと観測されています。

つまり,非伝統的政策である(英国版)量的緩和拡大によって,将来の利上げを当分しないことをコミットしたと受け取られてポンドが売られたのも無理はありません。

もちろん,政策決定のためのフリーハンドを残しておきたかったというのもあるでしょうが,インフレを押さえ込む面ではタカ派の代表であったキング総裁が量的緩和拡大の可能性を示唆すると,英国経済の景気回復にはまだ自信がないんだなと見えてしまいます。結論として,これからも更なるポンドの下落も予測されますので,ポンド系のポジションを持つ場合は注意したいものです。

そろそろ市場参加者が舞台から降りる時

たいして注目すべき指標は無いのに,ユーロもフランも安くなってドル高に推移しました。ユーロドルの1.51ドル越えもドルスイスの1.00割れ(パリティ割れ)も今週はなくなったように思います。

この時期は,目立った指標やイベントが無いのに以下のような理由で為替レートが動くことがあります。

■ 大口トレーダーの年度末近くの手仕舞いをきっかけに,トレンドが反転し相場が動く。
■ 企業実需において年度末近くの為替予約・オプションが執行される。カウンターパートが予約を受けるためにスポット市場で本来なら取らないポジションを取る。
■ 市場が薄くなっているときを狙って,負けているトレーダーが負けを取り返そうとして荒い売買を繰り返す。

また,大きく動くレートの場合で,以下のような理由で特にドル高になるケースも見受けられます。

■ 新興国市場に投資されていた資金が,利益確定のために米国にレパトリされる。
■ 景気が良い時に二国間の大型商談がまとまり,ドルでの支払いが行われる。

このような条件がいろいろ重なり合って,相場の潮目が変わったり荒れる場合があります。2008年は金融危機の真っ最中でしたので市場から目を離す人はいませんでしたが,今年であれば,成績の良いトレーダーの場合は11月の半ばあたりになると既に休み突入の季節かもしれませんね。例年では,プロでもアマでも新酒のワインが手に入るころには,いったん相場から離れたいですね。

福井俊彦前日銀総裁のTwitterアカウントを作成

デフレに関するエントリを書いていた時に,2003年3月から2008年3月まで第29代日本銀行総裁を務めた福井俊彦氏の就任中の記者会見のスクリプトをいろいろ読んでいたら,当時のことがいろいろ思い出されました。

2003年と言えば,今と同じ日本経済はデフレのまん中にいたわけです。当時の福井総裁は,ゼロ金利政策を取っただけでなく量的金融緩和政策として当座預金残高目標引き上げを行いました。そしてそれから3年後の2006年3月に量的緩和政策を解除し,同年7月には実質的に約8年間に及んだゼロ金利政策を解除していく流れとなります。なお,当時の日銀の利上げをもじったの替え歌動画はここにあります。



福井総裁の在任中の記者会見は,2003年から2006年については現在の日本のデフレ下の経済情勢に合わせて語っているかと錯覚させるタイムリーな言い回し,福井総裁独特のエンタメ性・色彩あふれる比喩,個人的に踏み込んだビックリ発言などバラエティに富んだものとなっています。

2003年〜2004年あたりからだんだんと蔵出しした福井総裁のフレーズを,Twitterのアカウントにランダムにつぶやかせていますので,Twitterアカウントをお持ちの方はぜひご高覧ください。

【参考】以下がWidgetsによる現在のTwitterのつぶやきのリストです。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/11/09の週】(金価格の新高値にエントリの先を越されるの巻)

先週は11月3日の火曜日には一時ユーロドルが1.4625近くまで下落して,こりゃあドル先高感増進かと思ったのですが,翌水曜日1.49ドル台まで跳ね上がって久々の踏み上げ相場でした。というのも大した指標が無く原油価格は1バレル80ドルをちょっと越える程度で推移した一方,金価格はインド中銀がIMFから金の現物をしこたま(200トン:規模は世界の年間鉱物生産の8%)買ったというニュースに反応し,1トロイオンス1080ドルを越えてしまったからでした。(このエントリが遅れたため月曜日の東京時間の早い時間にはとっくに1100ドルを越えていますが何か…)

金価格暴騰により当面の下値までドルが下がってしまっために,11月6日の金曜日には米10月雇用統計が失業率の10%越えとなりましたが,織り込み済みであることも加えて,株式・為替市場への影響は最小限となりました。そういえば,11月5日の木曜日は政策金利発表3連発(FOMC/ECB/BOE)だったのですが,それさえも金相場に圧倒されて華麗にスルーでした。ドルが弱いために円高に見舞われた東京株式相場もさえないうちに終わり,ユーロドルの1.50ドル越え,ドル円の90円以下の続落だけでなく,ドルスイスの1.00フラン(パリティ)割れまで視野に入った段階で週末を迎えました。土曜日は個人的にはジャイアンツの日本シリーズ優勝を横目に見ながら週末の「勝池(デフレ対策)論争」に野次馬として参加しておりましたでござる。(笑)



ドル円は,予想が91.20円-89.30円で,実際は91.297円-89.608円(終値89.956円)でした。上限はほぼニアピンですし下限も30PIPSの誤差なら想定内です。金価格と言うドルにも円にも味方しない特殊要因の思惑で相場が動く時はドル円については純粋にテクニカルでチャートを見た上限・下限があたるようです。言い換えると上限・下限をブレイクアウトするトレンドが生じていない相場になっているということです。こういうときは堂々とテクニカルで挑むべきです。引き続き,どのあたりから買い上がってきた相場なのか,どのあたりから戻り売りされた相場なのかを考えます。下限については,10月15日の安値89.29円あたりからのロンガーが損切りするレベルまでは下落は加速しません。上限については,先週の高値91.297円越えさえ怪しくなってきました。よって,今週の上値は90.90円程度と予測し,下値は88.75円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4850ドル-1.4470ドルで,実際は1.49168ドル-1.46259ドル(終値1.48430ドル)でした。上限は70PIPS程度ドル高方向に外しましたが,下限は160PIPS近くも同じくドル高方向に外してしまいました。引き続き,金相場によってドル資産がユーロ資産に退避される事態が続いていますので,1.51ドル到達も視野に入れる必要があります。問題は金ロングはどこで利益確定されるだろうかとうことですが,月後半のオプション日までまだ時間があるので1110ドルを越えたら達成感からいったんは利益確定されるだろうと考えています。上限については,1.5060ドルを越えて1.51ドル台前半で今週は勢いをなくすだろうとの予想です。下限については,いったん1.50ドルを越えたあとはロンガーの力が強いため1.49ドル台直下ではなんとかサポートされると予想しています。よって,今週の上値は1.5120ドル程度と予測し,下値は1.4890ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0420フラン-1.0160フランで,実際は1.03362フラン-1.01248フラン(終値1.01729フラン)でした。上限は80PIPS程度ドル高方向に外しましたが,下限は35PIPS程度のドル高方向にはずす程度で済みました。今週はいよいよドルスイスが1.00フランのパリティ割れを引き起こすかどうかの注目の週となります。下限については,ユーロドルが1.51ドル前半で勢いをなくすのと何とか呼応して,ドルスイスもパリティを割ってメディアをにぎわせた後にあわてて買いが入るぐらいの相場でしょうか。大台割れからさらにショートを仕掛ける勇気は,金ロングがいったんは利食いされるというシナリオ上ではありません。上限については,下落圧力が強いために11月6日の戻り高値の1.02フランを越えることはできず,1.01フラン台後半で力尽きると考えています。よって,今週の上値は1.0180フラン程度と予測し,下値は0.9990フラン程度と予測します。

今週の経済指標は,水曜日の11月11日の10月英失業率,金曜日の11月13日の9月米貿易収支ぐらいしか個人的には注目しないつもりです。それより金価格の反落が起きるのかどうかと為替市場のテクニカルな動きに素直に対応していきたいと思います。経済指標を気にしない週はチャートドリブンで見ていくだけで十分です。

「デフレ対策」論争についての雑感

最近ではTwitterやブログ上で日本経済の「デフレ対策」について大きな話題が提供されました。勝間和代氏の「まず、デフレを止めよう」提言に対して池田信夫氏が噛み付いたのです。いわゆる「勝池(デフレ対策)論争」と言われるものです。

勝間和代氏のためのマクロ経済学入門

「勝間氏は自分の領分だけで勝負したほうが良い」とか,「池田氏はいつも大人気ない」とかネットでは賛否両論ですが,冷静に両者の主張を読んだ限りでは,それぞれの主張がかみ合っていない気がします。

勝間氏の論点は主に金融政策にあるのではなく,日銀の(政府が発行した)赤字国債買取りにより,公共投資(公共事業なのか新産業育成なのかは分からないが…)のための資金を提供させるといういわゆるケインズ政策によるデフレ脱却のことのようです。

一方,池田氏の論点はゼロ金利下における金融政策について述べており,日銀の(金融市場に存在する)市場国債買取りいわゆる非伝統的金融政策ではデフレ脱却はできないと言っているのです。

対象としている国債がそもそも違っているのですから永遠に平行線ですね。

「勝間氏の提言」の主に財政出動に対する正面からの突破は,

■ 日本がGDP比で過剰な財政大赤字である現在,これ以上インフレが起きるほど国債を発行してどうするという財政破綻の議論
■ ケインズ政策で「デフレ脱出」をすると,オーバーシュートがありインフレ期待が暴走して「ハイパーインフレ」の脅威が存在するという議論

の2点で攻めるべきでしょう。この2点に限った議論から言えば,各国中銀が取っているインフレターゲット政策のゼロインフレ下からの適用(いわゆるリフレ政策)の学問的立証とは無関係に,私は「勝間氏の提言」を現状の日本に適用できるとは思いません。

***

【6年前の非伝統的金融政策についての認識】

翻って,私にはリフレ派の人たちとも話しているのですが,ゼロ金利下における非伝統的金融政策になんらかの効果があると言う点では一定の合意ができていると思います。リフレ派の人はデフレ下の日銀政策を批判する人が多いですが,驚くべきことに以下の見解は日銀首脳から出た言葉です。

(問)総裁が、金融緩和の波及メカニズムという点に着目される背景として、おそらく、この2年間進めてきた国債購入を柱とする資金供給では、なかなか実体経済に資金が流れにくい状況になっているという問題意識があるかと思う。そうなると今後、いわゆる長期国債買い増しを軸に市場に資金を供給していく手法とは、徐々に一線を画していくというご意向なのか。

(答)従来からも効果が著しく出ている部分がある。やはり、金融市場の安定化効果というのは非常に大きくあったというふうに思う。ショックが起こった場合に、金融市場で不安感が増幅するというような悪影響は完全に遮断していたというふうに思う。実体経済には全く良い影響がなかったかというと、そうではない。デフレ的状況がずっと続いているが、物価と経済のシュリンク(収縮)という循環が、いわばデフレ・スパイラルといったかたちで目に見えて増幅していくというふうな、悪い動きを目下のところは阻止している。従って、実体経済に対してもプラスの影響はやはりはっきり持っていると思うが、我々の目指すところはより積極的なことである。さらにプラスの効果を出していきたい──マネーサプライに対してもプラスの効果があり、実体経済もよりダイナミックなものにしていくという、そこのところにまで波及効果を及ぼしていきたい、そこに挑戦していきたい──という意味であって、従来の延長線上の一つのエボリューション(進化)を図りたいということである。

(福井俊彦)政策委員会議長記者会見要旨 (2003年3月25日)

後半はですね,リフレ願望と言うかいろいろ英語も交えて特徴がありますけど福井新総裁らしさを出しながら頑張った発言をしていると思います。(後年にゼロ金利解除および利上げをしたことには賛否があるものの…)

10月失業率は10%越えで,NFPも予想を下回る

Unemployment in U.S. Jumps to 10.2%, Payrolls Fall (Update3)

10月非農業部門雇用者数: -190K (予想:-175K,前回修正値:-219K)
10月失業率: 10.2% (予想:9.9%,前回:9.8%)

10月の失業率は1983年以来の10%越えとなりました。雇用者数減はまだ続いていますので,近いうちに11%も高い確率で越えると思われます。これでは医療保険政策の実施遅れもからんで,オバマ政権の支持率が低下するのは当然でしょう。なお,前回修正値は-263Kから改善していますので,最初の指標時のドル下落はやや戻していると思えます。



製造業: 6万1000人 (前回:4万5000人)
建設業: 6万2000人 (前回:6万8000人)
金融業: 8000人 (前回:9000人)

リテール部門: 3万9800人 (前回:4万4200人)
政府部門: 増減なし (前回:5万3000人)


政府部門の「増減なし」は,唯一雇用が安定しているのは政府部門ではありますが,これからも政府の力で雇用を創出できるか見極める必要があります。一方,多くの民間部門の雇用は一時雇用の増加であったりして総じて前途は多難なようですが,金融業はリストラと再就職が一巡したのか雇用者減がイーブンに近づいています。

なお,ガイトナー財務長官は失業率のピークは2010年後半と見ていますので,雇用および個人消費の完全回復は先の長い話であることに疑いはありません。

Geithner Says Unemployment May Peak in Second Half of 2010

ECB,BOEとも政策金利据え置き

ECBは政策金利を1.0%で据え置き…
ECB Keeps Key Rate at Record Low of 1%, May Move Closer to Exit

ECBは金利据え置きでしたが,総裁の記者会見では「ECBの流動性措置のすべてが今までと同じ度合いで必要ということはなくなるだろう」と言っています。また,ECBの12か月ローンが12月に終了するとの観測も出ています。これらは「出口」への微妙な前進ということで,ユーロドルは50PIPS程度しかユーロ高になっていません。



BOEも政策金利を0.5%で据え置き…
BOE Slows Pace of Bond Purchases as Economy Improves (Update3)

BOEが金利据え置きに加えて行ったことはやはりボンドの買取りですが,買取り額を先回より250億ポンド程度増加させたので2000億ポンドの買取り額になりました。予想では500億ポンドの増加も期待されただけに記事ではボンド買取りの終了が近づいていると論評しています。先に非伝統的政策の「出口」を匂わせたのですから自国通貨のポンドが上がるのは必定で,あくまで思惑に過ぎないのですがポンドドルは100PIPS程度ポンド高になったようです。



その後,10月31日に終わった1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が51万2000件と1月以降で最低となったので,ユーロドルもポンドドルも今度はドルが戻しています。なんとも忙しい毎日ですね。

FOMC statement, November 4, 2009

FOMC statement

9月23日以来,約40日ぶりのリリースとなります。引き続き政策金利は据え置きです。細かい調整はありますが基本的に先回からあまり変わらないと明言されています。

(今回の概要)
1.引き続き,レートを最初に持ってこないで前回のFOMCからの概況を先に持ってきた。先回の"(economic activity) has picked up"は"has continued to pick up"になり,景気回復傾向の継続を示唆している。(※1下線)
2.金融市場については,先回の"(Conditions in financial markets) have improved further"は"were roughly unchanged, on balance"に変更され,CITの破綻なども織り込みながら改善の程度が停滞気味であると示唆している。(※2下線)
3.住宅市場については,先回の"(housing sector) has increased"に"over recent months"が加えられ,改善継続を強調する表現になった。(※3下線)
4.家計支出についても,先回の"seems to be stabilizing"という表現は"appears to be expanding"に変更され,増加拡大が示唆される表現に変更された。(※4下線)
5.レートは今回も0.25%で据え置きで,FOMC文内の優先順位は低い。(※5下線)
6.経済状況について,新たにインフレ傾向やインフレ期待が低めで継続できていると具体的に記述した。(※6下線)
7.買取りの当初の上限2000億ドルを,実際の買取りのペースとの整合性を考慮して上限1750億ドルに減額した。(※7下線)

For immediate release
Information received since the Federal Open Market Committee met in September suggests that economic activity ※1has continued to pick up. ※2Conditions in financial markets were roughly unchanged, on balance, over the intermeeting period. Activity in the housing sector has increased ※3over recent months. Household spending ※4appears to be expanding but remains constrained by ongoing job losses, sluggish income growth, lower housing wealth, and tight credit. Businesses are still cutting back on fixed investment and staffing, though at a slower pace; they continue to make progress in bringing inventory stocks into better alignment with sales. Although economic activity is likely to remain weak for a time, the Committee anticipates that policy actions to stabilize financial markets and institutions, fiscal and monetary stimulus, and market forces will support a strengthening of economic growth and a gradual return to higher levels of resource utilization in a context of price stability.

With substantial resource slack likely to continue to dampen cost pressures and with longer-term inflation expectations stable, the Committee expects that inflation will remain subdued for some time.

In these circumstances, the Federal Reserve will continue to employ a wide range of tools to promote economic recovery and to preserve price stability. ※5The Committee will maintain the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent and continues to anticipate that economic conditions, ※6including low rates of resource utilization, subdued inflation trends, and stable inflation expectations, are likely to warrant exceptionally low levels of the federal funds rate for an extended period. To provide support to mortgage lending and housing markets and to improve overall conditions in private credit markets, the Federal Reserve will purchase a total of $1.25 trillion of agency mortgage-backed securities and ※7about $175 billion of agency debt. The amount of agency debt purchases, while somewhat less than the previously announced maximum of $200 billion, is consistent with the recent path of purchases and reflects the limited availability of agency debt. In order to promote a smooth transition in markets, the Committee will gradually slow the pace of its purchases of both agency debt and agency mortgage-backed securities and anticipates that these transactions will be executed by the end of the first quarter of 2010. The Committee will continue to evaluate the timing and overall amounts of its purchases of securities in light of the evolving economic outlook and conditions in financial markets. The Federal Reserve is monitoring the size and composition of its balance sheet and will make adjustments to its credit and liquidity programs as warranted.

Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; William C. Dudley, Vice Chairman; Elizabeth A. Duke; Charles L. Evans; Donald L. Kohn; Jeffrey M. Lacker; Dennis P. Lockhart; Daniel K. Tarullo; Kevin M. Warsh; and Janet L. Yellen.

10月ISM非製造業景気指数は小幅反落

ISM Services Index in U.S. Unexpectedly Decreased (Update2)
10月ISM非製造業景気指数: 50.6 (予測:51.5,前月:50.9)

Month NMI Month NMI
Oct 2009 50.6 Apr 2009 43.7
Sep 2009 50.9 Mar 2009 40.8
Aug 2009 48.4 Feb 2009 41.6
Jul 2009 46.4 Jan 2009 42.9
Jun 2009 47.0 Dec 2008 40.1
May 2009 44.0 Nov 2008 37.4
Average for 12 months — 44.5
High — 50.9
Low — 37.4

※なお,ISM非製造業景気指数はCleveland Fedではグラフが無かったのでテーブルで数値を書きました。

10月のISM非製造業景気指数のほうは予測以下ですし,前月より小幅下落して何とか50.0の景気拡大と後退の境目だけはクリアしています。でも,製造業景気指数と合わせて考えると,雇用統計の改善がゆっくりなので国内需要の回復は遅く,主に海外需要を満たすための製造業に引っ張られて景気が回復している状況が分かります。内訳を見ると非製造業景気指数の中で住宅建設の寄与度が上昇しているようです。

なお,英国の同様の指標は,

10月CIPS非製造業PMI(購買担当者指数): 56.9 (予測:55.5,前月:55.3)

で,こちらは予測を上回りかつ前月の指標も上回っていますので,ポンド高への応援となるでしょう。システムのほうはポンド円のロングをスタートさせています。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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