EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

さすがマテリアル・ガール



Madonna Skips Australia as Currency Slump Crushes Concert Talks


一瞬,ネタかと思いましたです。真相はオージーが下がりすぎてマドンナが要求するギャラをオーストラリアのプロモーターが払えなくなったのでシドニーとメルボルンでのコンサートの交渉決裂ということですね。さすが「マテリアル・ガール」はスケールが違いますね。(あるいは,そんなに離婚慰謝料が高いのでしょうか?)



ちなみにAUD/USDの2008年は図1の通りですので,AUD/USDでなくAUD/JPY(図2)だったらもっとひどいことになっています。翻って日本のように円高だと,海外アーティストが日本に来たがるかも知れませんがバブルのころじゃないから売れ行きについては保証できず,これまた痛し痒しです。

ユーロドルは反転・そして円高



1.29ドル台で止まらずに1.33ドルまで上昇したのは意外でした。よってドルスイスも大幅下落です。

やっぱり統合通貨ですと細かい各国の悪いニュースが隠れてしまいますか。
さらにはいくらビッグ3につなぎ融資をしても,ドルが一人負けになってしまいますか。

と屁理屈をこねてもしょうがないです。

ポジションがないから気楽なことを言っているのではなくて,今は確固たる理由も無く上下していますので,ポジションを取る場合は動いている瞬間の刹那だけでエントリーして,手早く出口に向かいましょう。

追記2008/12/12午後:

おいおい,ビッグ3救済法案が上院で否決!ドル円はあっさり90円割れ。いったん,否決されるのはいつか見た光景ですね。

今晩のロンドン・NY市場は荒れますな。

著名ブロガーの早すぎる死を悼む

私が巡回している海外ブログのなかにCalculated Riskがありますが,そこの共同執筆者であるTantaこと Doris Dungeyさんが11月30日にガンで亡くなられたそうです。

Sad News: Tanta Passes Away



モーゲージの専門家だったのでnobinobiさんのほうが彼女のすごさをお分かりでしょう。著名なブロガーとしてよく知られていただけでなく,その意見が多くの人に参考にされていたため,NYタイムズワシントン・ポストもその死を取り上げました。

がんばる人ほど生き急ぐと言うか,彼女の場合は2006年に末期のガンと分かってからのブログの寄稿のほうが長いため,特に今年に入ってからは生きていく証しとしてブログを書いていたのかなあと思ったりもします。

彼女の真剣さと慧眼はこの2006年のエントリで既に表れていますね。彼女の早すぎる死に心から謹んで哀悼の意を表すとともに,モ-ゲージ分野の貴重な人材が突然失われてしまったことが残念でなりません。

何らかの形で他の人に読まれる機会があるブログを書いていくということは,良い反応にしろ悪い反応にしろ読者の考えに何らかの化学変化を与えることでしょう。そしてそういう結果がブログを書く意義として書き手の励みにもなったりします。私の場合は,彼女よりは深刻さを持って書いているわけではありませんが,肩肘を張らずにかといって投げやりにならずに自然体で継続できればと思います。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

先週は,米国経済は大幅な雇用減によって改めて不況の深刻さを思い知らされました。いくら雇用統計は遅行指標だからといっても,まだまだ景気の底は先のことでしょう。なにしろビッグ3のどこがつぶれるかが明確でないし,(そして,おそらく最悪でもフォードだけが生き残ってくれれば上等だと思っている米当局も含め)皆が出来ることは何でもやっていこうとは思うものの,降りていくためのロープはあれど奈落の谷の底がやっぱり見えないのは不安だという心境です。

一方,欧州に目を向けてみると,これまたドイツの深刻な景気後退&英国のポンド安に対する不安など米国に負けず劣らず良いシナリオは見えてきません。さらに,新興国経済の投資バブルもはじけ,日本も貿易輸出に頼ってきたなんちゃって景気のメッキが完全にはがれています。



先週のドル円は,上値が95円台前半でとどまり,下値は一時91円台半ばまで下落しました。ペナントの動きが終了し,ここで2番底を付けに行くのかどうか迷います。目下,ごく短期的には10月24日のあの安値1ドル90.91円を下値更新するのだろうかというのが興味の尽きないところです。もし,今週にもここの下値更新するならば,年内の1ドル80円台への突入は避けられないと予想します。こういう状況では,多数の人々が最悪のシナリオだと思っていることはたいてい実現するからです。ただ,90円の大台割れまでには相当数のドル円の買い手が存在するので,市場が極端に薄くなるクリスマス後にまでイベントは取っておかれると思います。一方の上値は,先週明け12月1日の動きが94円台後半で抑えつけられていることを暗示してます。今週の上値は94.60円程度と予測し,下値は91.10円程度と予測します。



ユーロドルは,先週の高値が1.2848ドル,安値が1.2548ドルとこれまた小幅な動きにとどまりました。下値については,11月9日の週の安値1.2388ドルを更新するのはいつかというのが市場の焦点です。ただし,冒頭で述べたビッグ3の動きが気になりますのでユーロドルを積極的に売る勢力も多くはなく,また上値についても買い手の不在はあきらかでドル円より小幅なレンジで推移するだろうと考えており,12月4日の1.2848ドルを越えたとしても1.29ドルを越える前には失速が予想されます。弱いもの同士の通貨の場合は当面レンジ相場が続くと言うのがセオリーです。よって,今週の上値は1.2890ドル程度と予測し,下値は1.2550ドル程度と予測します。



ドルスイスは,11月16日の週の高値1.2296フランには及ばなかったものの,週足で2週ぶりに陽線を記録し,1.22フラン台で週末を迎えました。テクニカルに見る限り,ユーロドルはなんとか均衡を保つような気がしますが,ドルスイスはまだ上昇の余地が残されています。月足で見て一目均衡の雲の上限1.2521ドルにタッチしようかというユーロドルと,一目均衡の雲の下限1.2433フランまでまだ200ティック以上あるドルスイスの違いです。というわけで,今週のドルスイスは1.23フラン台への再トライをするのではないかと思います。よって,今週の上値は1.2380フラン程度で,下値は1.1980フラン程度と予測します。

もう今年は手仕舞いをしている人も多いと思いますが,年内のイベント予想の起きやすさから言うと,

1.ドル円の90円割れ
2.ユーロドルの1.23ドル台割れ
3.ドルスイスの1.25フラン台突入

の順でしょうかね。相場が一時的な均衡にある現在,こういうイベントの一つや二つをクリアしないと誰もが達成感を感じないというのが市場参加者の習い性(悪い癖)なんですよ。

34年ぶりの米雇用者数減とはさすがにブッ飛びました

さすがにここまで悪くなるとは思いませんでした。11ヶ月連続減の上に,1974年以来の34年ぶりの雇用者数減でした。

U.S. Payrolls Decline by 533,000, Most Since 1974 (Update1)

非農業部門雇用者数: -533K (予想:-335K,前回修正値:-423K)
失業率: 6.7% (予想:6.8%,前回:6.5%)

今年に入って191万人の雇用が失われたことになります。日本は仕事をあきらめる人は失業者に含まれないのですが,米国はどうなんでしょう。

雇用者数減はすなわち人々の購買力の低下を意味するので,北米向けに製品を売っている全世界の製造業にとっても頭の痛い話です。もちろん,投資やボランティアに回せるお金や体力も減少しているでしょうから,ほとんどの米国内のサービス業やNPOにとっても難しい経済情勢が続きますね。EURO SELLERの本業的にもまいった,まいったと言う状況です。

生鮮食料品などの生活必需品を生産する業種だけが,あまり景気に左右されないのでしょうかね。しかし,こういう状況ではい上がって来る会社が必ずあるのが米国本来の姿です。少なからずそういう会社が登場してくれることを願います。

日銀奮闘記 v1.0



どう考えても年末向けのカラオケソングですが,ノリが良いのでつい作ってしまいました。
原曲は1979年の「ジンギスカン」ですが,今年女性グループによりカバーされたようです。景気の良い話はどこからも聞こえてきませんが,年内はなんとかワッハッハッハと笑って乗り切れることを期待したいと思います。

日銀奮闘記 v1.0

各国中銀相次いで大幅利下げ

まあ,予想の範囲内と言えばそうですが,歴史的に大幅な利下げ幅であることには違いはありません。

ECB: -75BP(先月は-50BP) で2.5%に
ECB Delivers Biggest Rate Cut Ever as Economy Slumps (Update1)


BOE: -100BP(先月は-150BP) で2.0%に
Bank of England Cuts Benchmark Interest Rate to 2% (Update2)


Sweden's Central Bank: -175BP で2.0%に
Sweden Cuts Key Rate to 2% as Economy Nears Recession (Update2)


New Zealand's Central Bank: -150BP で5.0%に
New Zealand Cuts Key Interest Rate by Record to 5% (Update3)


してみると,いかに元々低金利とはいえ,BOJの-20BPはなんとも中途半端かつ小幅な下げでしたね。その分,資金供給のほうで頑張っていただきたいものです。連続下げのユーロとポンドがさらに弱含みなのはしかたがありません。

FDICのベアー総裁は更迭か,さもなくばお飾りらしい

相場的にはもう今年は手仕舞いがふさわしい時期ですが(もちろんクリスマス後に荒く動くのはデフォではありますが…),米経済はどんどん困難状況に行っています。今週の雇用統計もひどくて,失業率7%ももうすぐですね。

そんな中,こんなニュースが…

Geithner May Seek to Push Bair Out After Clashes During Crisis

要するに,FDIC(米連邦預金保険公社)のベアー総裁が無能でひとりよがりで協調性がないから,首をすげ替えたいと次期財務長官に内定しているガイトナーNY連銀総裁が言っている訳ですね。

11月18日:
ベアー総裁は下院金融委員会で証言し,住宅差し押さえの回避に向けて財務省が不良資産救済プログラム(TARP)を活用した住宅ローンの保証と信用の補完を行うことが「不可欠」だと主張 (言うまでもなく財務省やホワイトハウスが難色を示しています。)

ベアー総裁(名前はBairですがなんかBearを想像させてしまう)は,別の用途の金でも何でも住宅ローン関連に使って銀行業界の破綻を防ぎたいのでしょうが,回りに相談無しに議会受けを狙ってしまうのでしょうかね。一方,ベアー総裁は貯蓄の大切さや,経済のしくみをわかりやすく説いた子供向け絵本も2冊著しているらしいです。

"Rock, Brock, And the Savings Shock (Way I Act)"と"Isabel's Car Wash" なんですけど,対象年齢が8歳までの本を出版しているからといって,必ずしも大人の実務も出来る人とは言えませんからね。

ちなみにFDICのHPには全米で破綻した銀行のリストが載っていて,2008年分は以下の通りです。今年7月以降破綻する銀行がコンスタントに出てきましたので,相当あせってはいるみたいですね。

2008年1月:
Douglass National Bank, Kansas City, MO(25日)

2008年3月:
Hume Bank, Hume, MO(7日)

2008年5月:
ANB Financial, NA, Bentonville, AR(9日)
First Integrity Bank, NA, Staples, MN(30日)

2008年7月:
IndyMac Bank, Pasadena, CA(11日)
First National Bank of Nevada, Reno, NV(25日)
First Heritage Bank, NA, Newport Beach, CA(25日)

2008年8月:
First Priority Bank, Bradenton, FL(1日)
The Columbian Bank and Trust, Topeka, KS(22日)
Integrity Bank, Alpharetta, GA(29日)

2008年9月:
Silver State Bank, Henderson, NV En Español(5日)
Ameribank, Northfork, WV(19日)
Washington Mutual Bank, Henderson, NV and Washington Mutual Bank FSB, Park City, UT(25日)

2008年10月:
Main Street Bank, Northville, MI(10日)
Meridian Bank, Eldred, IL(10日)
Alpha Bank & Trust, Alpharetta, GA(24日)
Freedom Bank, Bradenton, FL(31日)

2008年11月:
Franklin Bank, SSB, Houston, TX(7日)
Security Pacific Bank, Los Angeles, CA(7日)
The Community Bank, Loganville, GA(21日)
Downey Savings and Loan, Newport Beach, CA(21日)
PFF Bank and Trust, Pomona, CA(21日)

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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