EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/04/18の週】

先週はアイルランドのクレジット・レーティングが下げられましたのでギリシャの債務再編の話とともにユーロドルの強さに悪影響を与えました。また,G7/G20の声明も言うだけタダなので日本を先進国がサポートするというコメントはドル円の「悪い」円安進行を防ぐのに少しは役立ったかもしれません。理由はともかくレンジ相場に逆戻りであまりトレードには向かない相場となりました。(WTI)原油価格は113ドル台で始まり,108ドル台・105ドル台と2段階に分けて下落したあと再度上昇して109ドル台で週末を迎えました。金価格は1475ドル台で始まり,いったんは1447ドルまで下落したものの再度上昇して1487ドル台で週末を迎えました。



ドル円は,予想が85.30円-83.80円で,実際は85.511円-82.946円(終値83.077円)でした。上限は約20PIPSドル安方向の誤差で,下限は約90PIPSドル高方向に外しました。ユーロに続いて豪ドルなども売られたようで,先々週の円安基調は一転してまたレンジ相場への回帰となりました。最近の傾向としてひとつ言えることはどうも月曜日に週の高値や安値を付ける傾向にあるということです。つまり月曜日を見てから相場に取り組めば上値か下値のどちらか一方はある程度固定的に考えることができ,どこまで下がるかあるいはどこまで上がるかを考えるだけで済むのです。こういう傾向は週末に起きるイベントで為替市場が過剰に反応する時期によく見られます。そうなると今週の下限については,月曜日の安値付近である82円台前半でサポートされると考えれば良いことになり,一方,上限については先週の動きからすると84円台前半まで上昇すればよしとしましょう。よって,今週の上値は84.20円程度と予測し,下値は82.10円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4480ドル-1.4320ドルで,実際は1.45194ドル-1.43645ドル(終値1.44255ドル)でした。上限は約40PIPSドル高方向の誤差で,下限も約40PIPSドル高方向の誤差でした。やはり1.45ドルのあたりの戻り売りは誰もが意識するところでもあり,かつタイミング良くアイルランドとギリシャのニュースが報道されましたので,直近高値をつけた後に反転下落しました。今週はもう1.45ドルにトライするだけの余力が残っておらず,月曜日の安値が当面のユーロドルのサポートでもありますので比較的予想は楽です。下限については1.41ドル台半ばまでで充分サポートされると予想します。一方,上限については1.44ドル台前半を越えると自然と戻り売りの圧力によって失速するでしょう。よって,今週の上値は1.4420ドル程度と予測し,下値は1.4150ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.9250フラン-0.8970フランで,実際は0.91035フラン-0.88949フラン(終値0.89220フラン)でした。上限は約150PIPSドル高方向に外し,下限は約80PIPSドル高方向に外しました。先週までは何とかユーロドルの最高値とドルスイスの最安値のタイミングが同時期に来ていますが,今後ユーロ圏のソブリンリスクがさらにクローズアップされればユーロドルの上値には限界があるもののドルスイスの下落には歯止めがかからないということもあり得ます。特に0.90フランを割り込んだ状態ではいったん浮上しても押し戻される流れが見逃せません。下限については,0.88フラン台後半までの下落を再度見込んでおこうと思います。一方,上限についてはこのトレンドでは0.90フランを越えても0.90フラン台後半での失速が予想されます。よって,今週の上値は0.9080フラン程度と予測し,下値は0.8880フラン程度と予測します。

今週の予定としては,4月21日の木曜日の4月フィラデルフィア連銀景況指数は低めの予想なのでポジティブなサプライズを期待しましょう。あとは今週と来週は米国株式市場の決算発表のピークの週でもあります。欧州イベントのニュースだけでなく決算発表のニュースも押し目やブレイクアウトのトリガーとして大いに利用しましょう。今週に入ってから米国債のクレジット・レーティングがS&Pによって下げられましたがそんなもの気にしてどうするんでしょう。格付け会社が信用ならないのは金融危機で十分懲りたはずなのに市場が過敏に反応するのはなぜなんでしょうね。ユーロは引き続きギリシャとアイルランドの債務超過が懸念ですし,日本の成長率予想も芳しくありません。一番まともに経済成長しそうな先進国はドイツを除けば米国のはずでその成長により財政赤字もなんとかなると思っているのですが…。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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