EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/03/28の週】

先週は福島第一原発の冷却処理が日に日にマズイ方向に進んでいるようで,ヨウ素131の半減期の8日と比較して東電(9501)の株の半減期は10.5日という笑えないスレが某掲示板に作られました。震災報道もNHK以外は特別編成から通常編成に戻りつつある中で,東電の記者会見をネットで見ているとほとんど全ての意思決定が遅れている感が否めません。放水作業に加えて汚染水の除去という厄介な仕事が控えています。一方,リビア情勢は反体制派が持ち直していますので今週早々反体制派をリビア政府と認定したカタール政府のようなスタンスの国が増えると思っています。為替は比較的小動きでドル円は値幅が少なく・ユーロドルも1.42ドル台半ばからは反落でした。(WTI)原油価格は101ドル台で始まり,石油需要のほうが再び重視されたのか101ドルを割ることはなく,一時106ドル台まで上昇してから105ドル台で週末を迎えました。金価格は1418ドル台で始まり,一時1447ドルの最高値をつけた後に反落して1430ドル台で週末を迎えました。先週は原油も金も震災前の上昇トレンドに戻ってきたようです。



ドル円は,予想が82.30円-80.30円で,実際は81.481円-80.692円(終値81.464円)でした。上限は約80PIPSドル高方向に外し,下限は約40PIPSドル安方向の誤差でした。日本の復興需要規模の早期判断が難しいことと日本の海外輸出額に影響を与えかねない電子部品関連のプラントの回復見通しの不透明感から,さらなる円高にも円安にも動きにくいというのが本音でしょう。もちろん,無難に協調介入を終えた翌週ですから一段の円高には振れないのは確実でしたが…徐々に世界の関心が日本からリビアへまたユーロ圏の財政規律問題にシフトしつつある(つまり通常に戻りつつある)ので,今度は円安方向にどの程度振れていくのかが注目されます。下限については,月曜日のシドニー市場の安値がほぼ底だと見ているので81円台半ばでのサポートを考えています。一方,上限については3月11日の高値である83.285円は一応の戻り目安ですので83円台前半までの上昇を考えています。よって,今週の上値は83.30円程度と予測し,下値は81.50円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4280ドル-1.4120ドルで,実際は1.42474ドル-1.40527ドル(終値1.40742ドル)でした。上限は約30PIPSドル安方向の誤差で,下限は約70PIPSドル安方向に外しました。ひっそりとユーロ諸国での債務問題のニュースが流れたりするので,さすがに1.42ドル台半ばからは上値が重くて週末にかけて典型的な反落のパターンとなりました。いったん直近高値や直近安値が決まってからのリトレース(下落する戻りや上昇する返し)は読みやすいはずです。相場に慣れてきたらこういう相場で出動するのが良いと思います。上限については,再び1.42ドルを今週越えるのは難しいと思うので1.41ドル台後半までを当面のレジスタンスレベルとします。一方,下限については1.40ドル台をキープできるかどうかに注目ですが,相場の達成感のためにいったんは割れて1.39ドル台半ばまで下落してからサポートされると考えます。よって,今週の上値は1.4180ドル程度と予測し,下値は1.3950ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.9150フラン-0.9020フランで,実際は0.92131フラン-0.89775フラン(終値0.92046フラン)でした。上限は約60PIPSドル安方向に外し,下限は約40PIPSドル高方向の誤差でした。予想に反して0.90フランは割れましたが,ユーロドルの反落と時を同じくしてドルスイスも底から切り返したと言ってよいでしょう。0.92フランを越えたのは下値でドルを買ったドルロンガーに対しては良い兆候です。上限については,震災前のレベルの0.93フラン台半ばまではまだ無理だと思いますが,0.93フラン台前半までは戻す可能性があると考えています。一方,下限については先週の終値が0.92フランを割れなかったのは大きく,たとえ下落しても0.91フラン台前半では何とかサポートされると考えます。よって,今週の上値は0.9320フラン程度と予測し,下値は0.9120フラン程度と予測します。

今週の予定としては,3月28日の月曜日には既に2月米個人消費の発表がありましたが予想を上回りなかなか良い感じです。3月30日の水曜日のADP雇用統計を先行として4月1日の金曜日には3月米雇用統計の発表および3月ISM製造業景気指数の発表があります。通常相場に戻ったならば,わかりやすいリトレース局面では積極的にポジションを取る方向で行きたいと思います。なお,今年も期末・期初で為替市場に特定のアノマリーはありませんでした。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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