EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/09/20の週の雑談】

先週は6年半ぶりの財務省の円売り介入でドル円は95円台に上がってしまってからぐだぐだでしたが,基本的には米国経済指標が良くないためにユーロドルの上昇を招き,欧州通貨のクロス円も底値圏からの反転を迎えました。為替介入で東京株式市場が持ち直したのに加え米国株式市場も順調で,介入に文句を言ったのはごく一部の自動車関連議員に限られるようです。原油価格は76ドル台で始まり,先週は一方的に73ドル台まで下落して週末を迎えました。一方,金価格は1246ドル台で始まり,金曜日にはとうとう1282ドル台の最高値まで上昇して1274ドル台で週末を迎えました。さすがに為替介入があるならと円やフランに向かっていた資金の一部が金購入に向かったのかも知れません。



ドル円は,予想が84.30円-82.90円で,実際は85.922円-82.864円(終値85.792円)でした。上限は約160PIPSドル安方向に外し,下限はほぼピッタリ賞でした。私が下限を当ててしまうというのは介入の仕方としてどうなのかな?分り易過ぎるのではないでしょうか。あと,現時点での渾身の介入をしたにも関わらず86円を越えられなかったのは,現在の為替市場の規模では一国単独介入には限界があることの証左です。上限については,今週は市場にとっても介入のほとぼりを覚ます週なので,86円直下までで上昇は抑えられると思います。一方,下限については83円前半まで下がれば再度の介入期待からドルロンガーが湧いてくるのは明らかです。よって,今週の上値は85.90円程度と予測し,下値は83.20円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.2920ドル-1.2650ドルで,実際は1.31583ドル-1.27579ドル(終値1.30363ドル)でした。上限は約240PIPSドル高方向に外し,下限は約110PIPSドル高方向に外しました。ここ2,3週はユーロドルは完全なレンジ相場にありましたが,週前半のユーロドルの上昇というトレンドの中での単独円売り介入は,クロス円の上昇をも招きユーロドルの上昇の勢いを止めるどころか加速させました。欧州市場で円を売ってユーロを買うという介入もあったのかも知れません。いったん,1.30ドル台に乗せましたのでまた下限が読みやすくなりました。下限については,1.30ドル台前半でのサポートを期待します。一方,上限についてはストップロスを食っての1.32ドル台突入はあってもそれ以上の買い上がりは期待できないと考えます。よって,今週の上値は1.3220ドル程度と予測し,下値は1.3020ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0170フラン-0.9980フランで,実際は1.01889フラン-0.99284フラン(終値1.00966フラン)でした。上限は約20PIPSドル安方向の誤差で,下限は約50PIPSドル高方向の誤差でした。上限・下限ともまずまずでパリティ割れも予想通りになりました。チャートを見るとドルスイスのパリティ割れは14日の火曜日に既に起きていたので,その後にドル円が92円台をつける予想通りの展開となり,我慢できなくなって15日の東京時間に介入が入ったような気もしますね。ということは今週もまずはドルスイスから仕掛けが入ると考えられFOMCリリースなどが再度のパリティ割れのきっかけかも知れません。下限については,0.99フラン台前半まで先週と同じレベルまで下げましょう。一方,上限については下落圧力が強いので頑張っても1.01フラン台半ばまでの上昇が限界と考えています。よって,今週の上値は1.0150フラン程度と予測し,下値は0.9920フラン程度と予測します。

今週の予定としては,22日の水曜日にはさっそくFOMCがありますが景気回復については悲観的な観測しかできませんが,新たな金融政策があるかという難しいところで放置しかできないのではないですかね。米8月住宅着工件数が程よく増加したのを見ると週末の24日の金曜日の米8月新築住宅販売件数もそこそこ行くのかも知れません。個人的には,24日の金曜日の米8月耐久財受注が力強く増加するとドル円の上抜けのためには好都合だと思います。この指標は製造業の受注状況を表しており設備投資の先行指標といえますが,時々変動は激しくなるので市場のボラを作り出すのには適した指標でもあるのです。

なお,中国との間では尖閣列島での中国船衝突に絡み反日運動も起きているようですが,だからといっていくら中国様が腹いせに円をお買いになってもそれだけで超円高には成り得ませんから,S元財務官も調子をこいてコメントしないようにね。

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