EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/06/07の週の展望】(本業多忙のため火曜日モードが定着気味)

先週はユーロドルが1.20ドルの大台を割ってとうとう1ユーロ=1ドルへの奈落の底への蓋が開いた感じです。EMU内ではなくてもハンガリーを始めとする東欧諸国にも財政規律の問題が出てくると,スイス建てやユーロ建ての債権者はユーロ圏に一定数存在するわけなので,ユーロの信認に対する継続的な疑念により中長期なユーロ安傾向が強まるでしょう。しばらくは1.20ドル近傍で戻り売りも可能でしょうね。原油価格は週前半から上昇して75ドルを越えるまでが限界で,71ドル台で週末を迎えました。一方,金価格は月曜日は1214ドル台で始まったのですが上限は1228ドル台までで,その後1198ドル台まで下落した後に1220ドル台で週末を迎えました。相変わらず金は動きが激しいですね。



ドル円は,予想が91.80円-89.80円で,実際は92.870円-90.530円(終値91.690円)でした。上限は約110PIPSドル安方向へ外し,下限は約70PIPSドル安方向へ外しました。政権が変わって新内閣への期待のためか思ったより円高にはなりませんでしたし,週足の値幅としては非常に狭いものでした。引き続き気を抜くべきではありませんが,下限については,90円台の底堅さが確認されましたので90円台の半ばでのサポートを想定します。一方,上限についてはあっさり92円を越えることができたので,今度は93円をオーバーシュートした後の失速を予想します。よって,今週の上値は93.10円程度と予測し,下値は90.60円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.2480ドル-1.2220ドルで,実際は1.23530ドル-1.19550ドル(終値1.19650ドル)でした。上限は約130PIPSドル安方向に外し,下限は約270PIPSドル安方向に外しました。ユーロドルはレンジ相場への移行の予想(願望?)に反してユーロの長期下落への「終わりの始まり」と言える節目を割れました。約1か月前は1.30ドルあたりのレートでしたのでこれからの1か月も見ものです。下限については,先週の値幅が400PIPS以上あるので同程度以下に見積もっても1.16ドル半ばまでは想定したいです。予想がうまく当たらない時でもレンジならこうなる,下落トレンド継続ならこうなると腹をくくるしかありません。一方,上限については1.20ドルを仮に越えてもトレンドを変えるまでにはならないと思うので1.20ドル台半ばまでとします。よって,今週の上値は1.2050ドル程度と予測し,下値は1.1650ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.1680フラン-1.1450フランで,実際は1.17300フラン-1.14180フラン(終値1.16160フラン)でした。上限は約50PIPSドル安方向に外し,下限は約30PIPSドル高方向に外しました。ユーロドルほどは誤差が少なくフランはユーロとは同じ道を行かないような気がしています。1.17フランを越えたので,ゆっくりと1.20フランを目指すようなトレンドを形成するかもしれませんが,当面は1.18フランが目標でさらにその半ばを明確に越えない限り大台は意識はされません。上限については,1.17フラン後半を目標としておきましょう。一方,下限については先週の安値は一時的なもので今週のベースラインとしては1.15フラン前半でのサポートは堅いと考えます。よって,今週の上値は1.1780フラン程度と予測し,下値は1.1520フラン程度と予測します。

今週の経済指標としては,6月10日の木曜日にBOEおよびECBの政策金利発表がありますがいつもの通り据え置き予想です。特に「ユーロ圏および東欧諸国の各国財政リスクがあるため動けない状況」にあるECBの発表は,「消費者物価上昇率が安定的にゼロ以上になるまで動けない状況」にあったゼロ金利時代の日銀の政策金利決定会合のように変わり映えのない記者会見と質疑応答に終始しそうなのでイベントリスクとしては小さいでしょう。6月11日の金曜日には米5月小売売上高が発表されますが,先週の雇用統計が予想通りややネガティブサプライズだったので,市場は米景気に対する悪材料探しに転じる可能性がありますからご注意ください。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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