EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/04/26の週の展望】(ずっと火曜日かと突っ込みが…)

先週はとうとうギリシャ政府がIMFおよびユーロ圏による財政救済を具体的に要請した週でしたので,アイスランドの火山灰騒動はいったんの収まったものの当然のことながらユーロが売られた週でした。3月米耐久財受注(輸送除くコア)は予想より相当強くて,輸出を含めるとマイナスだったことを考慮すると,これまでドル安で輸出に頼ってきた米経済が内需の回復にも自信を持てる指標となりました。3月米中古&新築住宅販売件数も予想を越える伸びで住宅市場も底を付けてからの堅調さが表れているようです。為替市場は欧州通貨が売られる一方,米経済指標の堅調さで再びドル高・円安に転じ,91円台だったドル円は94円台まで上昇しました。原油価格は週前半は航空業界の運航懸念の継続で80ドル台まで下落した後,週末は85ドル台を回復しました。一方,金価格は1124ドル台までの下落のあと続伸し週末には戻り高値の1158ドル台を記録しました。



ドル円は,予想が93.90円-91.30円で,実際は94.310円-91.580円(終値94.010円)でした。上限は約40PIPSドル安方向に外し,下限は約30PIPSドル安方向に外しました。難しいと思った94円台への突入でしたが,良好な米経済指標に後押しされて突破できました。また,91円台半ばでサポートされたので懸念された90円割れにはまったく現実味がありませんでした。上限については,上ブレしやすくなっていますので先週の高値94.31円越えを足がかりにした95円台へのアプローチが考えられますが,いきなり越えるかどうかは定かではありません。一方,下限については91円台突入後の反転の様子からすると,93円直下での買い支えを期待しています。よって,今週の上値は94.70円程度と予測し,下値は92.90円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3600ドル-1.3350ドルで,実際は1.35220ドル-1.32010ドル(終値1.33730ドル)でした。上限は約80PIPSドル安方向に外し,下限は約150PIPSドル安方向に外しました。先週下落リスクが大きいと書いた通りの展開でしたが,もう少しで1.32ドル台を割るまでの下落は想定外でした。とはいえ4月23日の金曜日に「行って来い」の急激な反転を示しましたので,いったんはギリシャ救済スキームの履行が好感されたと言えるでしょう。しかし,ギリシャは一定の期限が来ればまた債務の繰り延べが発生するので将来のイベントリスクが消えたわけではありません。当面の1.33ドルから1.32ドルまでの広いサポートレンジが何とか機能したにすぎないのです。下限については,そのサポートレンジを意識して1.32ドル台後半までの下落を予想します。一方,上限については先週の高値の1.35220ドルを越える展開になっても1.36ドルまでは届きそうにありません。よって,今週の上値は1.3550ドル程度と予測し,下値は1.3280ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0740フラン-1.0600フランで,実際は1.08490フラン-1.06000フラン(終値1.07330フラン)でした。上限は約110PIPSドル安方向に外しましたが,下限はぴったり的中しました。ドルスイスの動きは先週はアイランド・リバーサルからの反転でしたからある程度の上昇は期待できたのですが,1.08フラン台半ばまでとは恐れ入りました。とはいえユーロドルと上下対称に変動しやすいこのペアは4月23日の金曜日に前日の上昇を打ち消す下落を見せていますので,今週はその上昇を越えるような調整はありません。上限については,先週の高値1.0849フランまで伸びないで1.08フランちょうどあたりでの上値の重い展開となるでしょう。一方,下限については4月22日の強い陽線の安値である1.0672フランあたりでのサポートを期待しています。よって,今週の上値は1.0800フラン程度と予測し,下値は1.0670フラン程度と予測します。

今週の経済指標としては,29日木曜日のFOMCでは金利は据え置きであるものの声明文に少しでも変化があるかどうかに焦点が集まります。まあ,急に変えられないような市場の動向なので,例の"warrant exceptionally low levels of the federal funds rate for an extended period."などの文言はまだ変わらないと思われます。一方で,G20で話し合われた「各国の出口戦略」という観点では,FRBがリバースレポなどの資金吸収手段の新しい提案などが盛り込まれたら市場に少しはインパクトがあるかもしれません。30日金曜日には日銀政策金利の発表もあります。こちらは市場にインパクトを与えることが元々ないとは思われますが,5月の連休前のお仕事として関係者の皆様におかれましては大変お疲れ様です。私も来週は久しぶりに連休モードにできるといいのですが。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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