EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/04/12の週の展望】(まだ超多忙モード)

先週は各国中銀の政策金利の決定がありましたが,それより為替相場に影響を与えたのはギリシャへの財政支援に関するさまざまな観測と実際の支援決定報道でした。Twitterでも予測しましたが週末にかけて滑り込みで決定事項が報道されたため,今週の月曜日にはユーロドルは大きく窓開けして始まりました。ギリシャ国債のスプレッドの動きはすさまじく,ほとんどの市場参加者が一国の国債を長期保有するのではなくトレードの対象として売買する動きが強まりました。また,ユーロとドルの力関係が他の通貨ペアに対してもドル安に作用した模様です。そうなればドルベースでの商品市場は煽られ気味になるのは必然で,原油価格は一時87ドル台まで上昇した後に84ドル台まで反落して週末を迎えましたが,金価格は1125ドル台から週末には1161ドル台まで上昇することになりました。特に金価格については今週になっても一服するかどうかは不透明です。



ドル円は,予想が95.80円-92.50円で,実際は94.580円-92.820円(終値93.160円)でした。上限は約120PIPSドル高方向に外し,下限は約30PIPSドル安方向に外しました。先週のテーマはやはり欧州通貨がらみでしたのでドル円が小動きだったのは納得できるところです。今週も期初の動きとしてドル円はそれほど大きく動くとは思わないのと,週足の一目均衡の雲が95円台から94円台に急落しているため先週の上値の重さの傾向は継続するでしょう。上限については,先週の動きが95円でのオプションがらみのようにも思えて95円を大きく越えることはできないと軌道修正します。一方,下限については92円台半ばでのサポートがはっきりと確認されましたので先週の予想を継続します。よって,今週の上値は95.10円程度と予測し,下値は92.50円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3590ドル-1.3370ドルで,実際は1.35380ドル-1.32810ドル(終値1.34930ドル)でした。上限は約50PIPSドル安方向に外し,下限は約90PIPSドル安方向に外しました。今週月曜日には窓開けしていますが,先週の段階では上限はまずまずの予想でした。窓開け後にいったん1.36ドル台後半まで上昇していますが,このあたりは週足の一目均衡の雲の下限ともなっています。上限については,その雲の影響を受けて1.37ドルまでの間での戻り売りの抵抗を受けるでしょう。一方,下限については1.32ドル台まで下落して直近安値の達成感が感じられる上に,現在値からの値幅の関係から再び下落するとしても1.34ドル台前半でのサポートが予想されます。よって,今週の上値は1.3690ドル程度と予測し,下値は1.3430ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0730フラン-1.0450フランで,実際は1.07840フラン-1.05820フラン(終値1.06550フラン)でした。上限は約50PIPSドル安方向に外し,下限は約130PIPSドル安方向に外しました。ドルスイスはユーロドルと同じようにドル安方向への動きが目立っていますが,テクニカルにみた場合のドルの安値予想には届かず今週になって相場のほうがやっと追いついてきた感じです。それでも具体的な支援が決まった現在では相場の不安定さはいったん解消されると思われます。上限については,いったん下落した値幅の関係から今週中の大幅な1.07フラン越えは厳しく思います。一方,下限については再下落の場合でも1.05フラン台でのサポートが期待できますので再び1.04フラン台への突入は考えていません。よって,今週の上値は1.0710フラン程度と予測し,下値は1.0520フラン程度と予測します。

今週の経済指標の注目点としては,14日水曜日の3月米小売売上高および消費者物価指数(CPI)に注目です。前者は米国経済の回復ぶりを確認するため,また後者は予想外の上ブレがあった場合にFOMCの利上げ期待の変化に伴う相場の動きの観点からです。もちろん,15日木曜日のフィラデルフィア連銀景況指数も定点観測です。なお,ギリシャ支援策の過度な期待によるユーロやフランの対ドルでの上昇が今週は自律修正される週となるとも考えています。ギリシャはこの火曜日にも第一弾の融資を受けるようですが,いわばつなぎ融資を受けたに過ぎず借金を棒引きにできたわけではないからです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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