EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/02/15の週の展望】(超遅延モード)

先週はRBAでの非公式会議からトリシェECB総裁を中座させてまで,ユーロ各国首脳は「ギリシャ財政支援」会合を行いましたが,方針決定・詳細未定の残念な結果となりました。

1)ギリシャの支援を厚遇すると,自分の国も支援してもらえると期待するPIIGS諸国が続出して財布を持っているドイツやフランスとしては痛し痒しである。
2)早くから詳細を決めると,自国民からすぐに反対の意見が出ることも予想されて計画自体が頓挫する可能性もある。


などいろいろなしがらみがあるので,具体策を迅速に決められないのですね。一方,自国のバークレイやHSBCなどの金融機関がドバイ債務問題を抱えている英系メディアは対岸の火事を炊きつけるような報道をして,人々の目がギリシャ財政問題に向かうようにしているような気がします。ともかくユーロ圏の経済関係ニュースはここ数週間ずっとカオス状態で,ユーロドルは一時1.35ドル台まで下落して一向に上がる気配を見せません。

原油価格は概ね71ドル-75ドル台のレンジ相場で推移し,金価格は1063ドル台まで下落したあと1093ドル台まで反騰しました。

今週は海外からの仕事の依頼が地政学的に非常に少ないので自分の本業の仕事が非常にはかどるのですが,「今週の展望」エントリが月曜日中に終わらないという体たらくでアップするのがとうとう火曜日未明になってしまいました。言い訳ではありませんが,米国市場も中国市場も休みですので許してくださいね。



ドル円は,予想が91.40円-87.80円で,実際は90.410円-89.130円(終値89.980円)でした。一週間の変動があまりにもなさ過ぎで上限は約100PIPSドル高方向に外し,下限は約130PIPSドル安方向に外しました。まだ期末要因もなく,適当なボラティリティと流動性がない相場には積極的に参加する必要はありません。上昇であれ下落であれブレイクアウトでポジションを取っている人はこのような凪の相場ではノーポジションが最適です。テクニカルに徹して冷静に相場を考えたいと思います。先週は89円のサポートが良く効きましたので,下限としては,2月4日の直近安値88.54円を割れない限り89円直下での継続サポートを考えています。一方,上限については,2月3日の直近高値91.27円はまず無理のような気がして90円台後半で戻り売りに跳ね返されると考えます。よって,今週の上値は90.80円程度と予測し,下値は88.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3820ドル-1.3370ドルで,実際は1.38390ドル-1.35310ドル(終値1.36170ドル)でした。上限は約20PIPSドル高方向の誤差で済み,下限はちょっと急激なユーロ安を予想しすぎで約160PIPSドル高方向に外しました。安値圏で終わった週足から見て1.35ドル台に突入してもまだ市場は達成感を感じてはおらず,先週の安値更新を狙って下落リスクは残っています。ただ,戻り売りレベルでは市場参加者の十分なコンセンサスがあるのに,安値圏からさらに売りにいくキッカケが見つかっていないというだけです。下限については,しつこいようですが昨年5月17日の週の安値1.34230ドルが11月までの上昇相場の基点になっていますのでこのレベルまでを目指してサポートされるという見方を続けます。上限については,先週の高値までは上昇できる勢いはなく,今週は1.38ドルが近づくにつれて猛烈な戻り売りにさらされると考えます。よって,今週の上値は1.3770ドル程度と予測し,下値は1.3410ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0880フラン-1.0540フランで,実際は1.08260フラン-1.06070フラン(終値1.07640フラン)でした。上限は約50PIPSドル高方向に外しました。下限は約70PIPSドル安方向に外しました。ドル円と同様に先週のドルスイスの変動は少なく,直近高値の連続更新はなんとか達成しましたが上昇圧力には少しブレーキがかかりました。上限については,引き続き昨年5月24日の週から8月9日の週までの1.08フラン後半から1.09フラン半ばまでの上限突破の攻防が節目となっており1.08フラン後半での失速を目標を少し下げて継続します。下限については,先週の火曜日の陰線の週足安値を毎日切り上げていることからすると今週は1.06フラン半ばでの底堅さを考えています。よって,今週の上値は1.0870フラン程度と予測し,下値は1.0650フラン程度と予測します。

今週のイベントとしては,月曜日の2月15日の日本のGDPは上ブレても既に無視されてしまいました。木曜日の2月18日の日銀政策金利もやはりスルーでしょう。英国,カナダ,米国,ドイツなどの各国PPI/CPI物価指数もインフレが市場の焦点ではないので無視されるでしょう。水曜日の2月17日のユーロ圏貿易収支と金曜日の2月19日のユーロ圏経常収支はユーロ売りの言い訳材料になるかもしれません。木曜日の2月18日(19日午前0時)のフィラデルフィア連銀景況指数も今週は焦点ではないと思いますが,無理にでもユーロ売りの言い訳材料となるかどうかに注目です。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://eurofunda.dtiblog.com/tb.php/805-ddebb0a1

« 米1月小売売上高は予想を上回り堅調  | HOME |  2月フィラデルフィア連銀景況指数は予想を越えるも先行指数はやや低下 »

PAGE TOP ▲

Appendix

EURO SELLER

EURO SELLER

管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

Search

Calender

« | 2018-02 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

Forex Rates

This site's QR Code