EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/02/01の週の展望】

先週は予想通りユーロドルは1.40ドルを割ったばかりか1.39ドルも通り越して大幅なアンダーシュートというか,もっと下がるかも知れない奈落の底の蓋が開いた感じです。ギリシャを始めとするPIIGS諸国の財政不安観測は今後もユーロのダウンサイドリスクに大きく影を落としています。FOMCでは現状維持でひとりだけ文言を変えないことに反対の理事がいましたが,GDPも予想より低かったですしまあユーロが勝手にこけているという構図でしょう。バーナンキFRB議長の再任おめでとうございます。とりあえず,政治ショーでの市場不安は取り除かれました。原油価格は74ドル台から72ドル台まで落ち,金価格はちょっと1100ドルを越えた時期もありましたが典型的な戻り売りで1080ドル台に落ちました。週後半からはダボス会議が始まりましたが,バンカーの出席者の露出が少なかった一方,政治主導で金融規制を行うことに勢いがあったようです。日本から出席した仙石国家戦略相は1回目の発言は政権交代に関するもの,2回目の発言は主体的にというより全体の流れにモデレータの配慮でコメントを求められたという寂しいものでした。今年は米経済もユーロ経済もいずれも低調なのでアジア経済に頑張ってもらわないといけませんが,日本のプレゼンスは経済でも政治でも落ちていることは間違いありません。



ドル円は,予想が91.80円-87.80円で,実際は90.910円-89.120円(終値90.240円)でした。上限は約90PIPSドル高方向の誤差で,下限は約130PIPSドル安方向の誤差でした。つまりドル円は値幅が取れず膠着状態だということです。欧州通貨がこけていますのでそろって日米通貨が相対的に強くなっている中で,日本は実体経済が弱々しい上にソブリンリスクも高まっています。加えて米国も今週の雇用統計に向けて経済の復調が不透明であれば両通貨に大きく差が出てこないのではないでしょうか。ともあれ89円のサポートは健在でしたので,下限については雇用統計のリスクはあるものの89円直下のサポートで持ちこたえると予想します。上限については,91円を越えられなかったのは相当な意外感がありますので今週も上値は相当重いと見なければならず,91円前半を達成したらそれで十分です。よって,今週の上値は91.20円程度と予測し,下値は88.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4250ドル-1.3980ドルで,実際は1.41940ドル-1.38610ドル(終値1.38630ドル)でした。上限は1.42ドルを越えることができず約60PIPSドル安方向に外しました。下限は1.40ドル割れは結果的に1.38ドル台への突入を許して約130PIPSドル安方向に外しました。誤差は先週ほどはありませんでしたが2週続けてのユーロ安の動きには特に警戒が必要です。予想レンジより値幅が少ないときは取引をしないだけですが,予想レンジより下落が激しい時は買い向かうのだけは避けなければなりません。決して現在の1.38ドル台が底だと考えてロングしてはいけません。昨年5月17日の週の急速なユーロ高から再下落して持ちこたえたのは昨年6月14日の週の1.37470ドルです。ここを明確に下抜けしたときにショートから入りましょう。上限については,現在の下落局面では1.40ドル近くに行ったときに戻り売りが起きると考えています。下限については,1.37ドル台前半でのサポートを期待します。よって,今週の上値は1.3980ドル程度と予測し,下値は1.3730ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0550フラン-1.0280フランで,実際は1.06410フラン-1.03660フラン(終値1.06040フラン)でした。上限は一方的な上昇のためとうとう1.06フラン台まで上昇し約90PIPSドル安方向に外しました。下限は月曜日に安値が1.03フラン台半ばまでしか戻らず約90PIPSドル安方向に外しました。どうやら1.0150フランあたりから始まる旧レンジ相場の上限は1.03フラン台前半から後半にかけてやや幅が広いようです。ともあれ先週のブッチ切りの上昇により,この1.03フラン台が新レンジ相場の下限になることは間違いありません。下限については,この新レンジ相場の下限範囲としての1.04フラン直下でのサポートを予想しています。上限については,今週さらにドルスイスの上昇が続いて新レンジどころか新々レンジ相場に突入するかどうかに注目ですが,当面は昨年8月23日の週に1.07128フランでとどまった1.07フラン前半のレジスタンスレベルに注目します。よって,今週の上値は1.0720フラン程度と予測し,下値は1.0390フラン程度と予測します。

今週のイベントとしては,月曜日(火曜日午前0時)の2月1日の1月ISM製造業景気指数が持ちこたえるか,火曜日の2月2日の豪政策金利発表が予想通り利上げするか,木曜日の2月4日のBOE政策金利発表とBOE政策金利発表での据え置き予想と会見発表内容,金曜日の2月5日の雇用統計が予想を下回るかどうかと注目すべきものが多いです。メジャーな指標や政策金利発表では市場の反応が過剰になりますので特に注意が必要です。

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