EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/01/25の週の展望】

先週はオバマ米大統領の提示した金融規制法案がファイナンスセクターの収益圧迫を連想させ,かつバーナンキFRB議長の再任の先行きも不透明なため株式市場が崩壊しました。金価格は1100ドルからとうとう週末に滑り落ちましたし,原油価格も78ドル前後から74ドル台まで下落しています。これは需要の減少というよりはむしろユーロがドルよりもっと弱いという不思議な展開を踏まえたドル高の反映でしょう。



ドル円は,予想が92.30円-89.30円で,実際は91.860円-89.770円(終値89.850円)でした。上限は約40PIPSドル高方向の誤差で,下限は約50PIPSドル安方向の誤差でした。週足終値で90円割れを達成したとはいえ,ユーロドルやドルスイスに比べると引き続き動きが緩慢なのは言うまでもありません。しかし,今週は米株式市場の影響を継続して受け続ける東京株式市場の続落が円高方向へのリスクが高まるでしょう。下限については,ずっと書いているように89円台のサポートはありますが,それを割ってきたときは88円台には大したサポートはなく87円台への再突入もあり得るでしょう。上限については,1月14日の高値92.03円および1月21日の高値91.86円が示している92円付近でのレジスタンスレベルを意識していくことになるでしょう。よって,今週の上値は91.80円程度と予測し,下値は87.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4520ドル-1.4270ドルで,実際は1.44130ドル-1.40280ドル(終値1.41400ドル)でした。上限は1.44ドル台で失速して約110PIPSドル安方向に外しました。下限は急速にユーロ安が進み約240PIPSドル安方向に外しました。全く予想外のユーロ安の動きに上限・下限とも予測は散々です。先週の安値ではなんとか1.4000ドル割れは回避しましたが,1.4150ドルを明確に上抜けしない限りダウンサイドリスクは継続しています。上限については,1.4150ドルを抜けても1.42ドル台が継続的な戻り売りのレンジで現在のモメンタムでは突破は難しいと考えています。下限については,今週はイベントリスクが高まっているのでいったんは1.40ドルを割れる展開を予想したいと思います。よって,今週の上値は1.4250ドル程度と予測し,下値は1.3980ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0430フラン-1.0140フランで,実際は1.04940フラン-1.02250フラン(終値1.04120フラン)でした。上限は1.04フラン台の戻り売りをこなして1.05フラン直下まで上昇し約60PIPSドル安方向に外しました。一方の下限は1.02フラン付近でのサポートがしっかりしていて約90PIPSドル安方向に外しました。先週にはスイスの独自性を象徴する判決がありました。スイスの行政裁判所は1月22日に「スイス政府が同国最大の金融機関UBSの一部在米顧客の口座情報を米税務当局に提供することを禁止する」判決を下しました。米国に軽く反旗を翻したスイス政府の立場はこれからもドルスイスの安定性(過度なフラン高への対応)のために為替介入をしてくる独自路線を貫くでしょう。一方,ユーロの下落リスクに対しては貿易の観点からは引き続き連動することを望むのではないかと考えています。上限については,高値圏で推移するなかで1.05フランをどこまで越えていくかという期待がありますが基本的にユーロドルの下落次第とも言えます。下限については,今週の1.02フラン台への再突入はわずかにとどまると考えています。よって,今週の上値は1.0550フラン程度と予測し,下値は1.0280フラン程度と予測します。

今週のイベントとしては,火曜日の1月26日の日銀政策金利発表,英2009年4QのGDP,11月S&Pケースシラー住宅価格指数,木曜日の1月28日のFRB政策金利発表,金曜日の1月29日の12月ユーロ圏失業率,米2009年4QのGDPと賑やかしいですね。もちろんバーナンキFRB議長の再任に係わる議論も進んでいくと思いますので,夜中まで起きていて睡眠不足の週になりそうですね。(笑)

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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