EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

米金融危機調査委員会(FCIC)による公聴会

米金融危機調査委員会(FCIC:Financial Crisis Inquiry Commission)が自身のHPでつるし上げライブ中継をやっていますが,その公聴会での証言がさっそくBloombergのニュースにもなっています。

Blankfein Defends Goldman Sachs Amid Grilling by Crisis Panel



トップバッターは,いろいろ狼藉を働いて自分のところだけはダントツに収益を上げているGSのCEOのLloyd Blankfeinです。

「へんてこなMBSを売って格付け会社に高い格付けをお願いするのは,ブレーキの壊れた車を売りながら,買い手のための保険を同時に用意するのと同じで,私に取っては市場における信頼に足る商習慣とは思えないのですが。」

などと問い詰められています。その後,JPモルガンの会長兼CEOのJames Dimonや,モルスタの会長のJohn Mack,BOAのCEOのBrian Moynihanとヒアリングは続いています。

DimonとMoynihanは,マーケットがダウンサイドサイクルを予測するとMark-to-market(市場価格での値洗い評価)によってそのサイクルが加速すると述べています。

結局,政府の公的資金の注入で自分たちの会社の業績が回復した後に,これらのCEOたちは多額のボーナスを受けたわけですから,なんとかこの「魔女裁判」を穏便に済ませたいと思っているはずです。

Blankfein Response on Role Was ‘Troublesome,’Angelides Says

調査委員会としては「GSが顧客に高くMBSを売りつけたのが今回の金融危機の引き金になったので,情報の非対称性がある中で金融機関に規制なしに自由に取引させるのは危険だ。」と結論を出したいのでしょうが,Blankfeinも「我々が証券を売ったのはエクスポージャーを望んだ最も洗練された投資家に対してであり,うちの会社だって投資家に事前にリスクを告知しているし,我々が売った証券が将来どのようなパフォーマンスを示すかまでは予測はできない。」と応酬しているので,いまいち決め手に欠けますね。公聴会の委員の追求もそれほど切れるものではないので,(13日パネル1の相当分を見る限り)目立った答弁の破綻はしていないようです。

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