EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/01/11の週の展望】

2週間ぶりの為替の展望のエントリとなります。年末にはドルの需給の関係でいったんドル高になった為替市場ですが,需給緩和でドルが下落したところで,党内事情・政治資金管理の過去がからむのか分かりませんが藤井財務相が突然の辞任。その後,菅新財務相になって異例のドル円為替レート水準への言及がありました。これによりドル円は93円台まで上昇するも,週末の今年最初の雇用統計ではNFPが大幅マイナスで,ドルは欧州通貨に対しては全面安になり,円に対しても下落幅は限られているものの92円台まで反落です。雇用統計が悪かったため原油も寒波によるヒーティング・オイルの需要が増す思惑も含め1バレル82ドル台まで上昇し,金価格もあっという間に15ドルぐらい上昇して1137ドルまで上昇していしまいました。その他,アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国の政府系投資会社アーバル・インベストメンツがUAEドバイ首長国の湾岸最大の建設会社アラブテックを買収することも発表されて,UAE関係者はドバイショックの後始末に余念がありません。しかし,ギリシャの財政破綻の恐れについてはなんら解決策は用意されておらずユーロの信認についてはグレーのままです。

そんな流れの中で,2010年もまた今週からドル円・ユーロドル・ドルスイスの週ごとのレンジを考察していきたいと思います。



ドル円は,昨年12月13日の週から3週連続陽線のあと,先週は往って来い相場の荒い上下動ののち92円台の半ばで週末を迎えました。昨年8月23日の週以来95円を越えることができず,直近では94円に届かないで週末を迎えています。93円から95円にかけては1円ごとに戻り売りの帯ができているようです。それで上限については,93円をあっさり越えるとしてもこの2円の壁をこなすのは相当むずかしいと考えます。下限については,1月5日の安値91.230円が昨年12月24日の安値91.120円を割り込むことはできなかったことから91円台でのサポートを期待しています。よって,今週の上値は94.20円程度と予測し,下値は91.20円程度と予測します。



ユーロドルは,昨年8月23日の週の安値1.42054ドルおよび翌週の安値1.41795ドルあたりが(翌々週に1.43ドル台に上放れする前の)サポートレベルとして意識されています。また,それは昨年12月20日の直近安値の1.42160ドルが3週にわたってサポートされていることによっても確認済みです。それで下限については,特段のイベントがない限りこのレベルでのサポートは確実でしょう。上限については,1月5日の直近高値1.4483ドルが1.42ドル-1.45ドルのレンジ相場のほぼ高値圏にあるのでこちらの上限もほぼ鉄板です。ただし,流動性の高いユーロドルは多少のオーバーシュートはあり得ることと思います。よって,今週の上値は1.4530ドル程度と予測し,下値は1.4180ドル程度と予測します。



ドルスイスは,昨年12月17日の週の直近高値1.05079フランがその後の2回の反発でも越えられないレジスタンスレベルとなっています。また,年末から年始にかけて1.04フランがらみの軽いレジスタンスレベルも意識されています。今週の上限については,週末を安値圏で迎えたので1.04フラン台には届かないと考えています。もう一方の下限は,昨年12月8日のブレーク時の安値1.0163フランが意識されておリ,1.01フラン半ばを割ると再びパリティが意識されます。この下値を探る動きは,金価格が再び上昇していることからユーロドルの上昇の勢いより若干強いようです。ただ下限については,1.01フラン半ばからの下落はユーロドルの1.45ドル越えによる上のレンジ相場への移行とリンクしていますのでそれ次第です。よって,今週の上値は1.0380フラン程度と予測し,下値は1.0140フラン程度と予測します。

今週のイベントとしては1月14日の木曜日にECBの政策金利の発表があります。先週のBOEの政策金利が据え置かれたのと同じく1.00%での据え置きが予想されています。FRBが雇用統計の悪さから利上げに踏み切れないのと同じように,ECBもPIIGSの財政の問題がある限りなかなか利上げには踏み切れないでしょう。また,経済指標としては同日には12月米小売売上高の発表があります。事前予想が割と低めの予想ですので,絶対値は良くないとしてもポジティブ・サプライズになる可能性があります。年末年始の特殊要因がなくなり,市場の目は米経済の二番底の不安vsユーロ圏の財政規律の問題の足の引っ張り合いに再び向けられているので,各種イベントによるレンジ相場のブレイクには注意したいものです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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