EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/09/14の週】

先週はユーロドルが1.46ドルを越え,ドル円が90円台に下落しました。どちらも思ったよりジャストの横切るときの抵抗は強くなく,強気の米株式市場を不思議な目で見ながらドル安が進む状況にあります。ドル安要因として大きいのはドンドン進む金相場の上昇です。1オンス1000ドルを越えてからいったん998ドルに下落したものの再び1005-1010ドルまで上昇しているのでこのまま金相場が一斉に利益確定にならない限り,すぐにはドル高には転換しないと思われます。他の通貨が強いと言うより相対的にドルを持ち続けることへの不安が市場に広がっているのかもしれません。



ドル円は,予想が94.90円-92.10円で,実際は93.282円-90.199円(終値90.640円)でした。7月12日の週の安値91.712円を割った時点でレンジ相場を離れましたので,下限も上限も大きく外しました。90円台前半も経験し今週前半に再び安値を試すようだとまず確実に90円割れを見ることになります。2月8日の週の安値89.690円にどこまで近づくかに注目ですし,そこを割った場合はさらに前週の安値88.580円で止まるかどうかを見ておく必要があります。ただし,今週の下限はひとまずは90円割れで89円半ばまでの押しを予測しています。一方,上限はレンジ相場を割ったため,91円台後半は逆にレジスタンスとして働きますので92円越えはなかなか厳しそうです。よって,今週の上値は91.90円程度と予測し,下値は89.60円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4430ドル-1.4220ドルで,実際は1.46336ドル-1.43170ドル(終値1.45810ドル)でした。こちらも久しぶりに1.46台に突入し,上限・下限とも大はずれです。9月8日の火曜日に1.45ドルを突破した後は日々高値更新し,水曜・木曜・金曜にもなんとか止まるだろうと値ごろ感で売った人たちも多分損切りさせられるでしょう。今後は2008年12月14日の週のスパイク高値1.47180ドルを越えるかどうかで市場のマインドが変わります。越えたあとは一年前の2008年8月の1.50ドルから1.46ドルまでのレンジ相場のような買い方と売り方の力が拮抗する展開を予想しています。とはいえ,今週の範囲では現在の流れを考慮し,上限は1.47ドル台ぎりぎりかと見ています。一方の下限については,1.45ドルが強力なサポートとなるのは確かなのですが,先週の上昇が急激だったのでいったんは1.44ドル台前半まで割り込む展開も見たいと思います。よって,今週の上値は1.4710ドル程度と予測し,下値は1.4430ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0700フラン-1.0560フランで,実際は1.06044フラン-1.03381フラン(終値1.03720フラン)でした。こちらも上限以上に下限のはずれが大きくドル安の流れはドルスイスにも大きく影響したことがわかります。スイスフランと金相場は歴史的に見て連動する思惑があるので,現在の金相場は基軸通貨としてのドルに対してスイスフランに有利に働いています。ただし,現在の通貨レート水準はスイス経済にも打撃を与えており,場合によってはスイス中銀の口先介入もあるかもしれませんので,下限については1.03フラン直下ではいったん止まると予測しています。一方の上限については,1.05ドル台半ばからの追撃売りの規模がいまいち不明で強いかどうか分からないのですが,1.05フラン台前半では上昇は止まると考えます。よって,今週の上値は1.0530フラン程度と予測し,下値は1.0280フラン程度と予測します。

さて今週のイベントですが,今週の17日にはBOJ&SNBのダブルの政策金利発表がありますが当然ながら据え置きが予想されています。(先週のイベントの項目はBOEのつもりがBOJとタイプしていたので直しておきました。)15日に米国8月小売売上高と17日に英国8月小売売上高がこちらもダブルでありますが,どちらの国が景気回復の程度が顕著なのかを見極めたいと思います。また,引き続き金相場には注目で,一方的な展開になるなら為替相場もどこまでも追従していきますので,思わぬ「ブラックスワンの出現」とならないように気を引き締めていきたいと思います。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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