EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/08/24の週】

先週は米8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は良かったものの,住宅着工件数など発表にあわせてドル安方向にも断続的に振れました。全体的に先々週の動きほど大きくなく,さらに円高になるだけの相場の勢いは無かったですね。このようなレンジ相場の値幅では一部のハイ・フレケンシー・システムトレーダーでないとあまり収益をもたらさないでしょう。相場より週末のカンザスシティ連銀が毎年主催する年次シンポジウムが個人的にはツボでした。いよいよ総選挙まで1週間になりましたが,今週も多くの為替トレーダーは様子見ではないかと思います。



ドル円は,予想が96.50円-92.80円で,実際は95.270円-93.410円(終値94.300円)でした。下限をきつめに見たのは良かったのですが,上限は動きが重く96円ははるかに遠かったですね。日足の一目均衡の雲の上限は95.298円にあり,市場が意識しているかどうかはわかりませんが日柄的にも急激な上昇は望めないのでしょう。また,更なる上昇のためのレジスタンスがレベルではなく95.50円から96.50円までのレンジであることが判明しましたので,明確な上限を規定することが難しいですが,それでも96.50円レベルはドル高過ぎる予測ですので,96.00円ジャストあたりに上限を決めておきましょう。一方,下限については93円台で非常に底堅く推移しましたので,先週に引き続き92円台突入まではいかないと思います。よって,今週の上値は96.00円程度と予測し,下値は93.30円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4380ドル-1.4050ドルで,実際は1.43760ドル-1.40445ドル(終値1.43350ドル)でした。ここまで上限も下限もぴったりなのは本当にまれですよ。これが何を意味するかというと自分で想定したサポート&レジスタンスが引き続き有効に働いているという事実です。そして,今週考えるべきことはそれらを意識しながらも,ブレイクアウトするだけのイベントがあるかどうかの一点につきます。高値圏で先週終値を迎えましたので,主にドル安要因となるネガティブサプライズがあるかどうかですね。今週はケースシラー指数や新築住宅販売数など住宅関連の指標が目立ちますが,景気下げ止まりの確認で終わる気がします。そこで上限については先週の予測を継続します。一方,下限については8月19日04:00GMTの下落が1.40850ドルまでで失敗したことから,そこから100PIPS上のレベルまではロンガーがずっとポジションを持ち続けている様子です。今週は再び1.40ドル台をつけることなく1.41ドル台で下げ止まるでしょう。よって,今週の上値は1.4380ドル程度と予測し,下値は1.4140ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0850フラン-1.0700フランで,実際は1.08326フラン-1.05520フラン(終値1.05700フラン)でした。こちらは上限はまあ良いのですが下限が想定以上に週全般にわたってドル安に振れました。今年になってからスイスの輸出産業もフラン高でダメージを受けており,SNBはたびたびフラン売りの介入を続けています。下限については,1.05フラン台が今年の下値圏なのでこれ以下のレートでは一応防衛されると考えています。また,19日にはUBSが課税逃れをした疑いのある米国人顧客が持つ4450以上の口座情報を米政府に開示すると発表しました。たぶん口座閉鎖や課税措置がさらに進行するのでしょう。この程度の顧客資金の実需移動が為替相場に影響を与えるとは思えませんが,こういうニュースを材料にして投機筋が大量の資金移動を行う可能性があるので要注意です。一方,上限については先週サポートできなかった1.0700フランは今度はレジスタンスレベルとして利いてくるでしょう。よって,今週の上値は1.0700フラン程度と予測し,下値は1.0480フラン程度と予測します。

さて今週のイベントですが,週前半の住宅関連指標で何もサプライズが無ければそれ以外はあまり相場に影響を与えないと思います。このため,ドル円は特に選挙を控えて様子見で,ユーロドルは高くなりすぎたので反落,ドルスイスは逆に反転という全く普通の予測をしています。最後の夏休みの週です。しっかり休むときは休みましょう。

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