EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

カンザスシティ連銀主催の年次経済シンポジウム

Bernanke Says Global Economy Emerging From Recession (Update2)

G7の財務相・中央銀行総裁会議が政治色の強い会議であるのに対して,カンザスシティ連銀が毎年主催する年次シンポジウムは,世界の中銀関係者にとっての真のサミットと言ってよいでしょう。まあ,それでも時期が時期だけに「バカンスサミット」(日本で言うところの「温泉学会」(=温泉研究の学会ではなく温泉を楽しむ学会関係者の集まり))と揶揄されてもしかたがないのですが…

ジャクソンホール - Wikipedia
>ジャクソンホールは近隣のイエローストーン国立公園や谷の西半分を占めるグランドティトン国立公園への玄関口となっている。また全米屈指のスキーリゾートとしても知られている。そのため、ジャクソンホールはワイオミング州のみならず、全米でも有数の観光地となっている。ジャクソン市はそれらの観光地への拠点、および一帯の文化の中心地である。

今年は日銀の白川総裁も出席しており講演も準備されていますが,今日はバーナンキFRB議長が講演をしています。

一言でいうと「中央銀行がみんなで協力して頑張ったおかげで,不況の進行もようやく下げ止まったようです。ようやく将来への明るい見通しも出てきてもっと感謝してもらわないと困りますよね。」と出席している中銀関係者の耳をくすぐりながらも「失業率の上昇が一服したくらいで,政策金利がそう簡単に上がると思ったら大間違いですよ。」と楽観論に警戒を示すのも忘れなかったというものです。

また「全般的に中央銀行および諸外国の政府機関はこの経済危機に優秀に対応してきたが,リーマン・ブラザーズの破綻に関しては例外的に間違った。」と改めて自国のミスを認めています。こういう議長の率直さは好感が持てるのではないでしょうか。さらに「過去の財政金融政策は積極的にかつ補完的に行われてきた」が,「1930年代の恐慌とは異なり,経済に関して政策サイドが行えることには受動的になっており,経済および金融の分野においての国際協調をより難しくしている」とも述べて自画自賛なんだか責任逃れなんだかわけわからんところもございます。

出席者の中にはハーバード大学のマーチン・フェルドシュタイン教授のように「景気はなおぜい弱で,最近見られた上向きの動きが持続的な拡大の始まりであるかどうかは全く不透明だ。」と言う慎重論も根強くありますので,「良くやった」論と「(勝って)兜の緒を締めよ」論を両方述べる当然の論調ではあるでしょう。これでは,市場には大して反応を与えませんよね。(与えてもらっては困るのですが…)

同じく出席しているトリシェECB総裁の講演もありますので,トリシェチャネルも含めてお楽しみに。

それそろ,ヘッジファンドの月次収益のエントリを書く時期だと内心思いながら,年次シンポジウムのエントリでとりあえずお茶を濁すという高度な手段に出てみました。(面倒なことは来週にしてるだけのこと…)

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