EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

日銀は出口戦略に期限を切ったのか?

16日の政策金利決定会合は予測どおり,金利は0.1%に据え置きかつ景気判断についても(2009年1Qがひど過ぎたので最低レベルからの)上方修正が入りました。ここまでは日銀にとってもシナリオ通りだと思いますが…

「異例の措置」からの出口問題、9月末までに判断=日銀総裁

UPDATE1: 白川日銀総裁記者会見の一問一答

> ─期限を設けて実施している「異例の措置」について、現時点でどのような議論が進んでいるのか。
【模範解答】
このため、各国中銀は常にそうした異例の政策の終了時期と円滑な終了方法を意識しつつ、各措置の制度設計とその運営を行ってきている。そもそも、そうした異例の措置の実施について、中銀がこうした注意深い対応をしていなければかえって市場に不安感を高める性格のものだと思っている。

(中略)

このような基本的な考え方の下で具体的な終了時期や円滑な終了の仕方については、各国中銀がそれぞれの置かれている金融情勢や金融市場の状況をしっかりと点検した上で判断していくと。これは、この政策を検討し、始めるときから一貫した考え方で、したがって今申し上げたことは何か新しいことを言ったというわけではまったくない。

【ヘッドラインリスク】
そして、日銀が現在実施している時限措置について申し述べると、9月末を念頭に置いて期限を設けて実施している措置(※1)はCP・社債の買い入れ、企業金融支援特別オペのほか、米ドル資金供給オペや補完当座預金制度などがある。このように現在、多くの時限措置があり、それぞれ措置の目的や仕組みが異なっているほか、金融市場や金融環境に与えている効果もさまざまだ。したがって、時限措置ごとにその対応を検討していく必要があると考えている。具体的には、今後の経済や金融市場の動向がどのようになっていくかということが、個々の政策を判断する上で最も重要な要素。したがって、金融市場や企業金融の動向、各措置の与えている効果などをしっかりと点検した上で、市場参加者から見て予測可能性のある形で9月末までの適切な時期までに判断していく方針だ。(※2)

※1: 当初の時限措置の実施期限を事実として述べているに過ぎなくても,9月末に問答無用に時限措置を止めると取られかねないので,ちょっと勇み足ではなかったでしょうか。

->9月末を念頭に置いて期限を設けて実施している措置はCP・社債の買い入れ、企業金融支援特別オペのほか、米ドル資金供給オペや補完当座預金制度などがある。

※2: いくぶん,柔軟性のある対応を印象付けて※1をリカバリしている気がしますので,さらにあらゆる選択肢を見据えた説明を補ったらどうでしょう。

->金融市場や企業金融の動向、各措置の与えている効果などをしっかりと点検した上で、市場参加者から見て予測可能性のある形で当初期限であった9月末までの適切な時期までに時限措置の継続・終了について個別に判断していく方針だ。

【修正依頼の理由】
多分,各国中銀の協調が必要で,日銀だけ先行して終了できるものとできないものがあるはずなので,フリーハンドは残さないとね…

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://eurofunda.dtiblog.com/tb.php/660-6097258a

« タカ派のフィッシャー総裁がデフレを心配  | HOME |  FOMCでインフレ期待を打ち砕く算段!?+経済指標 »

PAGE TOP ▲

Appendix

EURO SELLER

EURO SELLER

管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

Search

Calender

« | 2017-11 | »
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

Forex Rates

This site's QR Code