EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望(と言いながら今週もやや不明)

先週の株式市場の乱高下はまるでローラー・コースターのようでした。為替はそれに比べれば先々週より小動きでした。聞くところによるとインフレ継続中の英国ではこれ以上のポンド安・ドル高は望まないとのこと,こういう当局の意思はどこまで反映されるのかはわかりませんが注意しておきたいメッセージです。一方,ユーロは個別の国の金融機関の資本注入が今週の変動要因になりそうです。



ドル円は,ダブルボトムの2番目の底を形成して反転しそうなところでしょうか。一通り資本注入に関する不透明感が抜けてきたこと。軒並み悪い経済指標にも反応しなくなるほど株式市場が下がったこと。この2つはここで円高も一服するのではないかという期待を起こさせることは事実です。でも,不測の事態への対応のためにやはり今週もテクニカル中心で行きましょう。

ずばり,先週木曜日の99円半ばからの陽線は力強い上昇力がありましたが,2日前の高値103.05円を再び越えるのには骨が折れるでしょう。よって,今週の上値は103.00円程度と予測し,下値は99.50円程度でサポートされると予測します。



ユーロドルは,相変わらずフリーフォールのような下落ぶりです。月足(図は省略)レベルでは,なんと4か月連続陰線の下落です。それでも1.32-1.33ドル付近にいったんはもみ合い場所があるのではないかと予測しています。一方,上値は戻り売りのために相当重いことでしょう。特に1.36ドル-1.37ドル台での戻り売りが厳しいので,1.38ドルを突き抜けることは無理ではないか思われます。今週の上値は1.3750ドル程度と予測し,下値は1.3250ドル程度と予測します。

ユーロがポンドと異なっている点は,域内経済がある程度回っていれば,通貨の下落・上昇にはある程度幅があることを当局が容認するということですね。過去3年にわたって1.16ドルから1.60ドルの範囲で変動していますが,これは最大・最小の平均に対して31%を越える大変動です。(同時期のポンドの変動は21.5%でなんとポンドのほうが動いていないのですよ。)よって,ユーロドルはまだまだ下がっても知りませんよ。



ドルスイスは,ここへ来てひっそりと週足3週連続陽線・3週連続上値と下値の切り上げを達成しています。スイスは現実的にはEU経済に影響を受ける経済小国といわざるを得ませんが,フランはポンドと同じで一応独立通貨として機能していますので,ドルスイスの最近の動きでは,ユーロドルへの過度なリンクを避けて小さな変動となっています。ただし,じわじわとドル高・フラン安の流れをとどめることは難しいでしょう。

2007年12月16日の週の高値1.1594フランおよび先週の高値1.1489フランを見ると,どちらも切りのいいところでレジスタンスを形成しているようです。値幅からすると1.15フランは越えそうですが,1.16フランはまだ難しいかな。一方,下値では1.11フラン台は相当固いサポートレベルです。よって,今週の上値は1.1550フラン程度で,下値は1.1150フラン程度と予測します。

株式市場自身は引き続き不安定ですのでその絶対値はまともな参考になりません。一方,LIBOR,VIX,債券利回りには引き続き注目しつつ,テクニカル分析で為替市場を乗り切っていきましょう。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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