EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

MBIAのファンダメンタル



ここで述べたニュース以降,短期的にはAmbacのほうが株価の上昇度は高いようですが,ファンダメンタル的には断然にMBIAのほうが良いようです。図1がMBIAのファンダメンタルの情報です。

まず,MBIAは株の急落のためPBRが0.29,PERが3.64という割安さです。ROEもこの手の金融保証会社では地味なので8%越えならまあいいでしょう。

次にMBIAがどういう割合で金融商品を保証しているかの調査です。2008年1月16日にFitch RatingsがRatingを据え置いたボンドの割合は以下の通りです。

地方債等公共セクター: 172,817
国内企業: 156
新興国企業: 6

2007年12月20日にFitch RatingsがRatingを格下げしたボンドの割合は以下の通りです。

地方債等公共セクター: 172,860
非公共セクターCDO等: 162

もちろん,これがすべてではありませんが,いまどき格上げされるボンドはあまり無いでしょうから,この割合が保証されている金融商品の割合なんだろうと思います。つまり,12月に格下げして1月にそれを据え置いたのがほとんどなんだということです。金額ベースではないのですが,ほとんどの保証は公共セクターのためのものなんだと改めて実感しました。仮に金額ベースで大きいかもしれない非公共セクターの保証のせいでデフォルトになれば,地方債の保証先がなくなってしまうので,やはりデフォルトにはできないでしょう。

次はサブプライムストレステスト(保有している金融商品を一定割合でレーティングを下げて,毀損した金融価値を計算するテスト)の他社との比較です。(図2:2007年9月発表)

これを見ると一番ストレスに強いと思われます。同じFitchRatingの資料によると,これにはレートAAAの金融商品の割合が多いことが関係しています。上場しているAmbacよりもさらにストレステストによる評価割合の減少は少ないです。

うーん,31日が決算発表なんですが,それまでにギャンブルするかそれとも様子見をしてから買うかを悩むところです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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