EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ECBは政策金利を0.75%で据え置き…ドラギ総裁はイタリア総選挙の質問をうまくかわす

Draghi Says ECB Sees ‘Downside Risks’ on Economic Growth

3月7日にECBは政策金利を0.75%のまま8回連続で据え置きました。今回のステートメントではユーロ圏の経済見通しには下向きリスクがあることを強調し本格的な景気回復は2013年下半期に始まると予想しました。このような弱い経済環境を考慮すると物価圧力は限定的であるとも述べ,引き続き緩和的な金融政策スタンスを維持することを保証しています。また,記者会見でドラギ総裁はイタリアの総選挙後の政局が不透明であることについて「我々にとって民主主義は望ましいものだ」とはぐらかし,「1年前のようにイタリアの財政問題が他国に直ちに影響するわけではない現在の状況は以前と比べて改善している」と答えて「悪い時と比較すれば今は良いのだ」という安心感を市場に与えたのはお見事でした。なお,一時期のユーロ高のような状況ではないので為替に関するコメントは今回は避けています。



ドラギ総裁が2013年下半期の景気回復について述べると,一時期1.30ドル割れしていたユーロドルは1.31ドル台前半まで跳ね上がりました。最近はFOMCの時のバーナンキ議長の会見以上に市場にインパクトがありますね。このドラギ総裁の会見によって,溜まっていたショート筋が結構スクイズされたのではないかと考えていますが,1.31ドル台半ばを明確に越えてこない限りユーロドルの1.30ドル割れはなくなったわけではありません。今晩の米雇用統計にはまだ要注意です。

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なお,会見のトランスクリプトは,ECBのホームページのここ にあります。

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