EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

10月のフィラデルフィア連銀景況指数は予想以上の上昇で,待望のプラスに転換

Factories Help to Support U.S. Economy as Labor, Housing Markets Struggle

10月フィラデルフィア連銀景況指数: 8.7 (予想:-9.1,前月:-17.5)

10月のフィラデルフィア連銀景況指数は先月の-17.5から一気に回復して,予想の-9.1を大きく上回った8.7のプラスにまで改善しました。今回はポジティブ・サプライズであり株式市場には特にプラスに働きました。先行指数についても先月の21.4から27.2へと堅調な推移が見られており,順調に行けば来月の指数も期待できることは確かです。(下図参照)



内訳としては,

新規受注: 7.8 (前月:-11.3) -> 受注は一気にプラスに回復
出荷指数: 13.6 (前月:-22.8) -> 出荷も一気に2ケタのプラスに回復
在庫指数: -7.7 (前月:10.2) -> 予想外の受注と出荷の影響なのかマイナスへ
雇用指数: 1.4 (前月:5.8) -> 雇用は金融セクターを中心に逆風か

というように,新規受注と出荷指数が大きくプラスに転じたのでまあ良いのじゃないでしょうか。そして,今回用意された特別なアンケートでは従業員数に関する2つの質問がなされました。

Q1:昨年と比べて総社員数は減少しましたか,増加しましたか,それとも変わっていませんか。
45.6%:増加した
29.1%:変わらない
24.0%:減少した

Q2:一時雇用者やパートタイマーも含めた雇用者数はいかがでしたか。
フルタイムの社員の場合:
29.1%:増加した
50.6%:変わらない
20.3%:減少した

一時雇用者や契約社員の場合:
35.6%:増加した
30.1%:変わらない
8.2%:減少した

と答え,社員の解雇より雇用のほうが多いのは依然として歓迎すべきことですが,雇用は主に一時雇用者を中心に行い,解雇は社員を中心に行うという傾向が見られます。米国景気の停滞に伴って企業が全体的に雇用コストに敏感で機動的に必要な労働力を調達していることがわかりました。いくら,国内消費の落ち込みがあるとはいえ各企業は手をこまねいているわけではなくタイムリーに雇用調整をしているということです。逆に言えば,雇用統計上は変動が激しいということです。

決算期に重なったことでもあり,今週は経済指標以外の理由で株式市場や為替市場が変動していますが,全般的な米国経済の見通しとしては夏の時期の落ち込みは秋本番になって回復しているというのが正直な感想です。(先行指標なのでこの感覚は大事ですよ。)

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