EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/10/10の週】(これからはデクシア程度の破綻では済まないよ)

先週は月曜日は急激なユーロ安だったものの,週後半はそれなりにユーロは着実に戻してきた週でした。金融市場全般に広がる不安感もECBが一応緩和姿勢を見せたため何とかなるという淡い期待によって中和されました。商品市場からのドルへの換金も一段落したようなので,ここから一段のドルの強さを見せるには米国経済の力強さが必要でしたが,ISM製造業景気指数も雇用統計も弱くはないものの圧倒的に良いわけではありません。(WTI)原油価格は78ドル台で始まり,火曜日には74ドル台にまで下落しましたがその後は84ドル台まで一貫して上昇し,82ドル台まで戻して週末を迎えました。金価格は1624ドル台で始まり,上限は1677ドル台で下限は1596ドル台という金価格にしてはトレンドのないレンジ相場で最終的には1637ドル台で週末を迎えました。金価格としての値幅も少なめで上昇のトレンドが消えているのが特徴です。



ドル円は,予想が77.50円-75.80円で,実際は77.211円-76.501円(終値76.842円)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限は約70PIPSドル安方向に外しました。先週もドル円は動かず月曜日の高値と安値が週の上限と下限になり,以後はその範囲で振動するというスキャルピングに最適な週でしたね。もう1か月ほどこの両通貨は均衡のもとにあり,デイトレードをするなら今が最適です。めぼしい経済指標もないですし今週も引き続きレンジの動きが中心であると考えます。下限については,いったん75ドル台への進展はあきらめました。76円台前半でサポートされるのは鉄板だと考えます。一方,上限についても戻り売りが意外に強力でなかなか77円台半ばまで上昇してくれません。やはり77円台前半までの上昇にとどめたいと思います。よって,今週の上値は77.30円程度と予測し,下値は76.20円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3590ドル-1.3250ドルで,実際は1.35237ドル-1.31449ドル(終値1.33853ドル)でした。上限は約70PIPSドル安方向に外し,下限は約110PIPSドル安方向に外しました。最安値は火曜日に記録し,そこから毎日ユーロがリカバリーしてきました。ユーロ危機は今後も各国金融機関に波及し思いがけないイベントを発生させると思いますが,少なくとも先週はECBの姿勢もユーロの堅調さに役立ったかも知れません。今週にかけてベルギーの金融機関「デクシア」が破綻しましたが,いったんアク抜けで嵐の前の静けさとしてユーロが堅調なのもうなずけます。下限については,今週は1.33ドル台半ばまでの下落で精一杯でしょう。一方,上限については月曜日に債券市場と為替市場がほぼ休みの間に1.37ドル直下までストップの踏み上げを誘発して上昇しましたが,月曜日の高値がほぼ上限でしょう。よって,今週の上値は1.3700ドル程度と予測し,下値は1.3350ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.9150フラン-0.8970フランで,実際は0.93142フラン-0.90764フラン(終値0.92661フラン)でした。上限は約160PIPSドル安方向に外し,下限は約110PIPSドル安方向に外しました。先週の終値でも0.92フラン台にとどまっていますので,普通は今週は0.90フラン割れを意識することはありませんが,月曜日のユーロドルの上昇とリンクしてドルスイスも大幅下落していますから,0.90フラン台での攻防を意識しないといけません。下限については,わかりやすい0.90フラン割れもあるかも知れないので0.89フラン台後半を維持します。一方,上限についてはドルの堅調さを考慮しても月曜日の高値を再び上回るのは難しいと考えて0.92フラン台後半を予想します。よって,今週の上値は0.9280フラン程度と予測し,下値は0.8990フラン程度と予測します。

今週の経済指標では,10月14日の金曜日の米9月小売売上高がそこそろ売り上げていれば米国景気に関して失望感が広がることはありません。それより欧州方面から第2・第3のデクシア銀行が出てくることのほうがユーロ安に貢献するでしょう。それはそうと先週でECBトリシェ総裁の在任中の公式記者会見が終了しました。8年間大変お疲れ様でした。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://eurofunda.dtiblog.com/tb.php/1049-ade29bce

« 9月失業率は変化なしで,予想外に良いNFPには市場は反応薄  | HOME |  米9月小売売上高は予想以上で,S&P 500は2009年7月以来の週単位の上昇幅 »

PAGE TOP ▲

Appendix

EURO SELLER

EURO SELLER

管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

Search

Calender

« | 2017-09 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Forex Rates

This site's QR Code