EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/09/05の週】

先週は米経済指標も一向にパッとせず米株式市場は軟調でしたが,ユーロ圏の金融市場の流動性にも引き続き不安が広がり,ユーロドルはレンジ上限から大きく下落しています。ドル円はこれまで円高が過ぎましたので下限が底堅い上に値幅も取れていないようです。(WTI)原油価格は85ドル台で始まり一進一退で89ドル台まで上昇した後,90ドルの壁を破れずに金曜日には88ドル台から急落して,最後は86ドル台で週末を迎えました。金価格は1829ドル台で始まり,月曜日には1778ドル台まで下落しましたがその後は反転し,金曜日には週初めの水準から一気に高騰して1883ドル台で週末を迎えました。



ドル円は,予想が77.50円-75.50円で,実際は77.223円-76.411円(終値76.813円)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限は約90PIPSドル安方向に外しました。上値は引き続きテクニカルな動きであったものの,76円台前半でのサポートは強力で先週と同じように円高は進みませんでした。野田新政権も誕生しましたが市場はそれほど過剰な期待も失望もせず,為替相場には影響していません。ドル円が静かなのは市場の関心が通貨ペアでないユーロにあるということの裏付けでもありますね。上限については,77円台半ばないし前半での戻り売りは今週も健在だと思いますのでそのあたりでの戻り売りを予想します。一方,下限については76円台前半でのサポートを再び予想したいと思います。よって,今週の上値は77.30円程度と予測し,下値は76.30円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4620ドル-1.4320ドルで,実際は1.45481ドル-1.41832ドル(終値1.41938ドル)でした。上限は約70PIPSドル安方向に外し,下限は約140PIPSドル安方向に外しました。上限は引き続き1.45ドル越えのレジスタンスは利いている一方で,下限は月曜日を除く4日連続のフリーフォールにより大幅に下がりました。ユーロイベントはいったんは一巡したと思っていたのに,ECB首脳の慎重な発言でユーロには大変なアゲンストの週となりました。下限については,サポートラインを大きく割ったので再び1.40ドル割れの事態が迫っていますが,なんとか1.40ドル台前半でのサポートを予想します。一方,上限については週明けのギャップを埋める動きはある程度予想できますので1.42ドル台前半までは考慮に入れましょう。よって,今週の上値は1.4230ドル程度と予測し,下値は1.4010ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.8250フラン-0.8050フランで,実際は0.82397フラン-0.77103フラン(終値0.78920フラン)でした。上限は約10PIPSドル高方向の誤差で,下限は約340PIPSドル高方向に大きく外しました。ユーロドルが週全般でユーロ安の方向に動いたのに対し,ドルスイスはフラン高の方向ですから同じ欧州通貨でも対照的な動きです。ユーロ圏で通貨がペッグしていることが今となってはリスクと捉えられていてフランにマネーが退避しました。下限については,先週ほど下落しないとしても0.77フラン台後半までの下落は予想できる範囲です。一方,上限についてはサイコロジカルな0.80フランを再び割った関係で,0.79フラン台後半での失速を予想します。よって,今週の上値は0.7980フラン程度と予測し,下値は0.7780フラン程度と予測します。

今週の予定としては,9月7日の水曜日には日銀政策金利発表があります。野田新政権誕生後の初めての白川総裁の記者会見でもありますので,(金融政策には目新しさはないと思われますが,)新政権に関する記者の質問とそれに対する総裁の受け答えが楽しみです。9月8日の木曜日にはECB政策金利発表もありますが,このところのトリシェ総裁は景気の先行きやユーロシステムの安定性についてやや慎重な発言が続いていますので,一転してトリシェ総裁タカ派発言が出ると市場は大きく反応するのではないかと期待しています。

最後に,先週の台風12号の影響で異例の数の死者や行方不明者が出ていますが,一日も早くライフラインが回復して救助作業が進むことを願っています。いつも頑張っておられる自衛隊の方には頭が下がります。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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