EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/08/29の週】

先週は株式市場が引き続き軟調な上,ジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演の中でも新たな景気下支えの方策は示されず市場の失望を招きました。為替はユーロがドルに対して上値を意識しながら上昇したのに対し,ドル円では底堅い動きとなりました。(WTI)原油価格は82ドル台で始まりじわじわと86ドル台まで上昇した後,87ドルの壁を破れずに82ドル台との間で逡巡して,金曜日に戻して85ドル台で週末を迎えました。金価格は1852ドル台で始まり,火曜日には1912ドル台の史上最高値をつけたものの水曜日から木曜日にかけて急落し1704ドルまで200ドルを越える記録的な下落となりました。その後,金曜日には米国の金融政策に変更がないことが確認されると1829ドル台まで戻して週末を迎えました。



ドル円は,予想が77.80円-74.90円で,実際は77.684円-76.452円(終値76.671円)でした。上限は約10PIPSドル高方向の誤差で,下限は約160PIPSドル安方向に外しました。上値はほぼテクニカルな動きであったものの,76円台での底堅いサポートにより思ったより円高は進みませんでした。市場は77円台半ばでは確実に戻り売りを入れてくるのに対し,76円台半ばでは根強いサポートがあったためです。やはり金曜日のバーナンキ講演を控えて比較的様子見の1週間であったと思います。下限については,今週は雇用統計の週なので何かに理由をつけて75円台半ばまではトライしてくると考えています。一方,上限については77円台半ばでの戻り売りを再び予想します。よって,今週の上値は77.50円程度と予測し,下値は75.50円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4490ドル-1.4220ドルで,実際は1.45022ドル-1.43273ドル(終値1.44944ドル)でした。上限は約10PIPSドル高方向の誤差で,下限は約110PIPSドル高安方向に外しました。上限は引き続き1.45ドルあたりのレジスタンスは利いている一方で,下限は日足一目均衡の雲の上限を意識することもなく1.43ドル台を安定してキープしました。ユーロイベントが一巡したので,9月半ばまでは純粋に米国経済指標やイベントに素直に反応する週が続くと思われます。下限については,ドル高になる要素が少ないので1.43ドル台前半での底堅いサポートを予想します。一方,上限についてはドル円で円高が進めば1.46ドル台前半に達することも考慮に入れる必要があります。よって,今週の上値は1.4620ドル程度と予測し,下値は1.4320ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.7950フラン-0.7720フランで,実際は0.81561フラン-0.78384フラン(終値0.80749フラン)でした。上限は約210PIPSドル安方向に外し,下限は約120PIPSドル安方向に外しました。これは2010年6月から続いていたフラン高のトレンドが反転したと判断したいと思います。週末の終値が0.80フランをキープできたこともこの反転が持続可能なことを象徴する動きです。サイコロジカル的に見て0.80フランのレベルがキープされるのは大きな前進なので,下限については,この0.80フラン台半ばでの幅広いサポートレンジを期待します。一方,上限についてはいったん0.80フランを越えると7月19日の0.82フラン台後半までは明確な節がありませんので,今週は0.82フラン台半ばでの失速を予想します。よって,今週の上値は0.8250フラン程度と予測し,下値は0.8050フラン程度と予測します。

今週の予定としては,8月31日の水曜日にはADP雇用統計が発表されますが,金融セクターを中心に雇用減が続いているので予想よりネガティブなサプライズを期待します。9月1日の木曜日には8月のISM製造業景気指数が発表されますが,50割れは既にコンセンサスなのでどこまで下がるかに注目です。9月2日の金曜日には8月米雇用統計が発表されますが,NFPの雇用増加の勢いがなくなって来ていることに加えて教育関連の臨時雇用が失われる月としてのアノマリーを考慮すると,こちらもネガティブなサプライズを期待します。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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