EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/10/22の週】

【先週の概況】
先週は米国経済への深刻感が遠のき,ユーロ圏に対してもECBの権限強化という流れがある中で,円高へのリスク逃避の流れが収まり始めました。しかし,ユーロドルは1.30ドルを越えてから150PIPS以上は上がらずに上値は限定的です。ドル円も79円台では急激な失速が見られ80円は遠いです。ドルスイスも0.93フラン台では勢いがなく0.94フランには届きません。(WTI)原油価格は91ドル台で始まり,週明けに89ドル台まで下落したものの直ぐに持ち直して91円ドルに復帰しました。その後は92ドル台と90ドル台の間で行き来していましたが,金曜日に93ドル台に達した後に急落して90ドル台で週末を迎えました。金価格は1754ドル台で始まった後は月曜日に一時1729ドル台まで下落しました。その後はじわじわと回復したものの一度も1754ドルを越えることができずに力尽き,金曜日に1740ドルを割ってからは急落して1717ドル台の安値を一瞬つけました。その後は少し戻して1722ドル台で週末を迎えました。金への逃避も一段落したと言ってよいでしょう。



【ドル円】
先週の予想:なし
先週の変動:79.453円-78.319円(終値79.284円)
的中度:該当せず
今週の予想:79.80円-78.50円
※4週間ぶりに79円台に到達して週末を79円台前半で迎えたのはドルにとっては良い傾向です。今週は少しだけ上方シフトを予想しますが,80円には達しないと考えますし,下値のサポートも78円台でしっかりしているでしょう。今週の下値は78円台半ばまでの下落でサポートされる予想で,上値は79円台後半までの上昇を予想します。



【ユーロドル】
先週の予想:なし
先週の変動:1.31386ドル-1.28900ドル(終値1.30220ドル)
的中度:該当せず
今週の予想:1.3150ドル-1.2970ドル
※1.30ドル台で週末を迎えたので,今週の下値は1.29ドル台後半で早めにサポートされるでしょう。一方,上値は再び1.31ドル台にチャレンジするでしょうが1.31ドル台では再び失速すると考えます。今週の下値は1.29ドル台後半までの下落でサポートされる予想で,上値は1.31ドル台半ばまでの上昇を予想します。



【ドルスイス】
先週の予想:なし
先週の変動:0.93707フラン-0.92134フラン(終値0.92785フラン)
的中度:該当せず
今週の予想:0.9350フラン-0.9180フラン
※週末を0.93フラン台で迎えられなかった弱気な相場としては,今週は一旦は0.91フラン台への突入もあり得ると考えています。また,0.93フラン台では大幅な上昇は現時点では望めないでしょう。今週の下値は0.91フラン台後半までの下落でサポートされる予想で,上値は0.93フラン台半ばまでの上昇を予想します。

【今週の指標/イベント】
10月25日(木):FOMC
10月26日(金):2012年3Q米国GDP(速報値)
10月26日(金):2012年3Q米国個人消費(速報値)
いくぶん米国経済指標が持ち直しているので,今週のFOMCは久々に大きな変化のない週になるでしょうか。念には念を入れつつも経済については過度に深刻にならずに楽観的な見通しを述べるでしょう。ここ元の金融政策を誤って大統領選挙に影響を与えれば,バーナンキ議長も再任はされないでしょうから必死のはずですね。

10月のフィラデルフィア連銀景況指数は久々にプラスに浮上,連続プラスが大切

Manufacturing in Philadelphia Area Grows More Than Forecast

10月フィラデルフィア連銀景況指数: 5.7 (予想:1.0,前月:-1.9)

10月のフィラデルフィア連銀景況指数は先月の-1.9からさらに5.7まで改善しました。秋以降が勝負だと先回言いましたが,一度くらいプラスになってもまた沈む場合がありますから安心はできません。一方先行指数については先月の41.2から21.6へ大幅に下がりました。新規受注と出荷の過剰な期待が剥離したようですが,企業担当者も現実を見始めているという控えめな見方にしておきましょう。(下図参照)



内訳としては,

新規受注: -0.6 (前月:1.0) -> 少しだがまたマイナスに
出荷指数: -0.2 (前月:-21.2) -> 大幅マイナスから中立に復帰
在庫指数: 2.1 (前月:-21.7) -> 大幅マイナスから中立に復帰
雇用指数: -10.7 (前月:-7.3) -> 若干マイナスを拡大

というように,出荷指数・在庫指数は大幅に改善したのに雇用指数にはまだまだ改善が必要です。先行指数においても雇用指数が大幅ダウンしており年末以降に正規雇用の終了が計画されている可能性も考えておきましょう。そして,今回用意された特別なアンケートでは労働力に関する2つの質問がなされていました。

Q1:過去の1年間に貴社の労働力は減少・増加・横ばいのうちどれですか?
減少:   31.1%
横ばい:  32.4%
増加:   32.4%
無回答:  4.1%

Q2:過去の1年間に貴社の従業員の様々なカテゴリ(正規雇用・一時雇用)間での割合の変化はありましたか?
            
フルタイム正規雇用:  利用せず:0.0%,減少:26.0%,変化なし:54.8%,増加:19.2%
パートタイム正規雇用: 利用せず:33.8%,減少:5.6%,変化なし:50.7%,増加:9.9%
短期雇用:       利用せず:44.8%,減少:7.5%,変化なし:43.3%,増加:4.5%
待機雇用:       利用せず:59.1%,減少:1.5%,変化なし:36.4%,増加:3.0%
一時派遣雇用:     利用せず:34.8%,減少:10.1%,変化なし:27.6%,増加:27.5%
独立契約雇用:     利用せず:53.7%,減少:1.5%,変化なし:34.3%,増加:10.5%

と答えています。今回の質問は,雇用統計の検証という目的があったのかも知れませんが思ったより減少の割合と増加の割合が均衡している統計となりました。こういう回答結果では雇用統計がじわじわと改善するか・じわじわと悪化するかの方向性を掴みかねるのは言うまでもありません。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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