EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

9月失業率は前月から0.3%低下も,NFPは予想を少し下回りドル支援にならず

U.S. Jobless Rate Declines to 7.8%; 114,000 Jobs Added

9月非農業部門雇用者数: 114K (予想:115K,前回:96K,前回改定:142K)
9月失業率: 7.8% (予想:8.2%,前回:8.1%)

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9月の失業率はから8月から0.3%低下して7.8%になりましたが,NFPは予想の115Kを少し下回る114Kの増加にとどまりました。一方8月のNFPは96Kから142Kに大きく上方修正されています。8月は7月よりLabor Forceが400K近くも減りましたが今度はほぼ同じだけ増加している上での失業率の低下ですので雇用統計としては強いということになります。今回のNFPの数値などを見て米大統領選挙前の雇用統計の操作などを疑う人もいますが,おそらく意図的な数字の改ざんはないでしょう。ただし,7,8月の統計でずさんな集計を行う→9月で正しい再集計を行って上方修正とかはありそうですね。

製造業: -1万6000人 (前回:-2万2000人) ※製造業が雇用を引っ張れない象徴
建設業: 5000人 (前回:1000人) ※少しずつ人手不足を解消中の模様
金融業: 1万3000人 (前回:7000人) ※一連のリストラもほぼ終了か
リテール部門: 9400人 (前回:8300人) ※根強い需要も大幅増にはつながらず
民間部門: 10万4000人 (前回:9万7000人) ※前月以上の増加は立派
政府部門: 1万0000人 (前回:4万5000人) ※政府集計が実はプラスだったとは←集計疑惑

今月も,耐久消費財部門の減少が製造業のマイナスの主因です。また,リテール部門は低い増加ですが,物流・輸送部門や教育・ヘルスケア部門が8月から大きく改善しています。プロフェッショナルサービス部門は以前ほどは目立ちませんが増加傾向は毎月維持されています。

今週は米雇用統計が良かったにも関わらず,ECBの政策面での用紙周到ぶりが際立ちユーロが強く,ユーロドルは久々に1.30ドル台で週末を迎えました。

ECBは政策金利を0.75%で据え置き…国債購入プログラム(OMT)についてはスペイン側の決定待ち

ECB Holds Interest Rates as Spain Keeps Draghi Waiting

10月4日にECBは政策金利を0.75%のまま3回連続で据え置きました。ユーロ圏の経済成長の見通しについては引き続き弱く,一部の金融市場で緊張が続いて高い不透明感が信頼感とセンチメントへの重しになっていると述べました。政策決定後の記者会見でドラギ総裁は「全ての前提条件が整い次第」ECBは国債購入プログラム(OMT=アウトライト・マネタリー・トランザクション)を開始する用意があると語り,救済と引き換えの条件は「必ずしも懲罰的なものである必要はない」とも述べました。国債の購入決定の主導権はいまやスペイン側にあります。なお今回はECBは政策委員会をスロベニアの首都リュブリャナで開きました。



この会見を受けてユーロドルは1.29ドル台後半で堅調な展開となっており,金曜日にかけて1.30ドル台まで上昇する展開です。米雇用統計が予想外の失業率の低下でドルが買い戻されるかと思ったのですがそれほどでもありませんね。

***

なお,会見のトランスクリプトは,ECBのホームページのここ にあります。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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