EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/07/30の週】

【先週の概況】
先週からロンドン五輪も始まってやや相場も戻し気味…ユーロドルも1.20ドル台半ばまで下落した後で1.23ドル後半まで上昇する展開でした。ドル円は78円を一時割る展開だったもののなんとか78円台半ばまで定位置に戻しました。ドルスイスもパリティには届かずに0.97フラン割れを経験しましたが,その後0.97フラン台半ばまで戻しました。(WTI)原油価格は91ドル台で始まり水曜日までに急落して87ドル割れを経験しましたが,その後は上昇して90ドル台で週末を迎えました。金価格は1584ドル台で始まった後は月曜日に1563ドル台に下落しましたが,その後は一方的に上昇して金曜日に1629ドル台まで上昇し,1623ドル台まで戻して週末を迎えました。



【ドル円】
先週の予想:79.20円-77.80円
先週の変動:78.666円-77.934円(終値78.420円)
的中度:上限は約50PIPSドル高方向の誤差,下限は約10PIPSドル安方向の誤差
今週の予想:78.80円-77.50円
※上値は引き続き重いので先週の予想よりさらに下げる必要があり,下限も同様に更に円高方向の流れを期待します。今週の下値は77円台半ばまでの下落でサポートされる予想で,上値は78円台後半までの上昇を予想します。



【ユーロドル】
先週の予想:1.2280ドル-1.2090ドル
先週の変動:1.23888ドル-1.20413ドル(終値1.23195ドル)
的中度:上限は約110PIPSドル高方向の外し,下限は約50PIPSドル安方向の誤差
今週の予想:1.2350ドル-1.2150ドル
※大幅な上昇の後の小動きの週と見ているので今週は1.22ドル台半ばを中心とした狭いレンジを想定しています。今週の下値は1.21ドル台半ばまでの下落でサポートされる予想で,上値は1.23ドル台半ばまでの上昇を予想します。



【ドルスイス】
先週の予想:0.9950フラン-0.9790フラン
先週の変動:0.99709フラン-0.96941フラン(終値0.97459フラン)
的中度:上限は約20PIPSドル安方向の誤差で,下限は約100PIPSドル高方向の外し
今週の予想:0.9890フラン-0.9720フラン
※ユーロドルと同じように先週よりは小動きと見ているので今週は0.98フランを中心とした狭いレンジを想定しています。今週の下値は0.97フラン台前半までの下落でサポートされる予想で,上値は0.98フラン台後半までの上昇を予想します。

【今週の指標】
8月1日(水):7月ISM製造業景気指数
※景気減速の流れではありますが,今回の予想ではなんとか50ポイントに達するとの市場予測です。
8月2日(木):FRB政策金利発表(FOMC)
※政策金利は変わらないのですが,FOMCの声明が積極的な景気刺激策を出さないならドルの失望売りの可能性もあり。
8月2日(木):ECB政策金利発表
※ユーロ圏のほうが財政・債務問題が厳しいのですが,中銀当局としても具体策にできることは少ないので会見でのリップサービスが大切でしょう。
8月3日(金):7月米雇用統計
※イベント目白押しの今週を締めくくる雇用統計は失業率は先月と変わらない8.2%の予想で,NFPについては100K規模の拡大を期待しています。

2012年第2四半期米GDPは予想を上回ったが…前期より明確な減速

Growth In U.S. Slows As Consumers Restrain Spending

2012年2Q米実質GDP(前期比年率): 1.5% (予想:1.4%,前期:1.9%,前期修正:2.0%)
2012年2Q米個人消費(前期比年率): 1.5% (予想:1.3%,前期:2.5%,前期修正:2.4%)

第2四半期米GDPは前期比年率で予想を0.1%だけ上回る1.5%の伸びでした。一方,個人消費のほうは予想を0.2%だけ上回る1.5%の伸びになりました。減速は予想されていたことですが,さすがに前日のドラギ発言でユーロが買われた動きの続きとしてはドルをさらに売りたくなる(ユーロをさらに買いたくなる)展開です。

Please wait for Cleveland Fed data update

上の図はGDPの変化に対する貢献率を示しているものですが,今回は個人消費の貢献度も設備投資の貢献度も前期より減少しています。また,GDPの伸びへの貢献度が前期より増加しているのは輸出です。個人消費が落ち込んだ分をなんとかカバーしようとしていますが追いつかない部分がGDPの伸びの鈍化になって現れています。そういうわけで個別の企業決算は悪くないので,週前半に下落したのとは対照的に金曜日は急騰相場となりました。

2012年6月YTDヘッジファンド成績

7月の最終週ですので,2012年6月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。6月は5月の下げ相場から回復してはいるものの損失を取り返すまでには行かず,最も成績の良いヘルスケアセクターファンドでも2%半ば程度の収益です。2位がロングオンリー戦略ファンド,3位がエマージング市場ファンド,4位がオプション戦略ファンド,5位がテクノロジーセクターファンドの順となっています。収益ゼロのファイナンスセクターファンドとモーゲージ組成ファンドは今月はレポートがないためにゼロ勘定です。悪いほうで言えば,エネルギーセクターファンドが商品の値崩れのために急激に落ち込んでマイナスの収益に苦しんでいます。

次が,全セクターの6月までのYTDパフォーマンスの図2です。



7.83%:ヘルスケアセクターファンド
7.16%:バリュー投資ファンド
5.31%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
5.02%:オプション戦略ファンド
4.48%:ディストレスドファンド

4.46%:仕組み債非裁定ファンド
4.24%:テクノロジーセクターファンド
4.12%:転換社債裁定ファンド
4.07%:ロングオンリー戦略ファンド
3.68%:仕組み債裁定ファンド
3.16%:エマージング市場ファンド
2.71%:ロング&ショート戦略ファンド
2.57%:イベント主導型ファンド
1.97%:統計的裁定ファンド
1.75%:企業合併裁定ファンド
0.88%:マルチ戦略ファンド
0.79%:マーケットニュートラルファンド
0.57%:マクロファンド
0.00%:資産賃貸ファンド(レポート未着)
0.00%:ファイナンスセクターファンド(レポート未着)
0.00%:モーゲージ組成ファンド(レポート未着)
-0.55%:スペシャル・シチュエーションファンド
-1.59%:CTA商品先物ファンド
-5.01%:エネルギーセクターファンド
-8.10%:ショートバイアスファンド

=====================
報告なし:レギュレーションD限定ファンド

6月までのYTDの成績ではヘルスケアセクターファンドが1位を獲得しました。バリュー投資ファンドが前月の4位から2位に上がっています,3位にはスモール・マイクロ企業限定ファンドが入りました。オプション戦略ファンドが4位でがんばっているという事は今年の相場はボラが高くて荒れているということですね。5位はディストレスドファンドになっています。なお今月はレギュレーションD限定ファンドのYTDパフォーマンスの報告がありません。成績の悪い方では,ショートバイアスファンドが最下位に返り咲き,エネルギーセクターファンドもワースト2位の定位置です。為替や商品系のCTA商品先物ファンドのプラス収益は長くは続かず,今月まででまたマイナス圏に逆戻りです。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/07/23の週】

【先週の概況】
先週は引き続きリスクオフの動きが全般的に続いて,ユーロ<ドル<円の順に弱さが目立ちました。ユーロが弱いのでスイスフランが円のように退避通貨にならないのが特徴でもあります。ユーロドルは週単位では1.21ドル台半ばまで下落し,ドル円も78円台半ばまで下落しました。ドルスイスは0.98フラン台後半まで上昇です。(WTI)原油価格は87ドル台で始まり,ほとんど下がることなく木曜日までに92ドル台まで上昇し,金曜日に少しだけ下落して91ドル台で週末を迎えました。金価格は1589ドル台で始まった後は火曜日に週の高値1598ドル台に達するのが精一杯の上昇で,水曜日に週の安値1568ドル台まで下落しました。その後は大きなトレンドもなくゆるい振動を重ねて金曜日には1583ドル台まで戻して週末を迎えました。



【ドル円】
先週の予想:79.90円-78.50円
先週の変動:79.269円-78.420円(終値78.455円)
的中度:上限は約60PIPSドル高方向の外し,下限は約10PIPSドル高方向の誤差
今週の予想:79.20円-77.80円
※上値は引き続き重いので先週の予想より下げる必要があり,下限は78円割れの一層の円高を期待できると考えています。今週の下値は77円台後半までの下落でサポートされる予想で,上値は79円台前半までの上昇を予想します。



【ユーロドル】
先週の予想:1.2390ドル-1.2150ドル
先週の変動:1.23228ドル-1.21434ドル(終値1.21552ドル)
的中度:上限は約70PIPSドル安方向の外し,下限は約10PIPSドル安方向の誤差
今週の予想:1.2280ドル-1.2090ドル
※ユーロの下落はとうとう1.21ドル台半ばまで来ましたので1.20ドル割れを少しは意識する下落が見られるでしょう。一方の上値は重く1.23ドル台への到達は今週は無理だと考えます。今週の下値は1.20ドル台後半までの下落でサポートされる予想で,上値は1.22ドル台後半までの上昇を予想します。



【ドルスイス】
先週の予想:0.9880フラン-0.9680フラン
先週の変動:0.98865フラン-0.97450フラン(終値0.98760フラン)
的中度:上限は約10PIPSドル安方向の誤差で,下限は約70PIPSドル安方向の外し
今週の予想:0.9950フラン-0.9790フラン
※ユーロドルが1.20ドル割れを意識するように,ドルスイスも0.99フラン越えだけでなくパリティ復帰を意識した動きが予想されます。一方の下値は0.98フラン台を割れることがあってもそれほど下落せず底堅いと考えています。今週の下値は0.97フラン台後半までの下落でサポートされる予想で,上値は0.99フラン台半ばまでの上昇を予想します。

【今週の指標】
7月27日(金):米2012年第2四半期GDP速報値
※景気減速で当初予測は1.5%程度ですが,更にそれを下回るならドル売りの要因。

7月のフィラデルフィア連銀景況指数はマイナス指数を継続,米景気後退が鮮明に

U.S. July Philadelphia Business Outlook Report (Text)

7月フィラデルフィア連銀景況指数: -12.9 (予想:-8.0,前月:-16.6)

7月のフィラデルフィア連銀景況指数は先月の-16.6からは多少改善したもののマイナス幅を継続して-12.9になりました。予想も下回って景気拡大局面はいったん終了したと考えます。一方先行指数については先月の19.5から19.3への変化であまり変わっていませんので,先行指標が一桁になる本格的な景気後退にはまだなっていません。(下図参照)



内訳としては,

新規受注: -6.9 (前月:-18.8) -> マイナスのまま多少改善
出荷指数: -8.6 (前月:-16.6) -> マイナスのまま多少改善
在庫指数: -7.5 (前月:-8.7) -> ほぼ横ばいのマイナス
雇用指数: -8.4 (前月:1.8) -> 雇用の砦が崩れたかも

というように,それぞれの指数はマイナスが継続しています。先行指数がまだ20近いというのは信じられないほどで,今後ジワジワと先行指数も下がるかどうかに注目です。そして,今回用意された特別なアンケートではこの2か月の製品需要について質問が中心でした。

Q1:この2か月の間の御社の製品需要についてはどう評価されますか?
増加する:30.1% [著しく増加:4.1%,緩やかに増加:26.0%]
減少する:36.9% [著しく減少:2.7%,緩やかに減少:34.2%]
変化しない:21.9%

Q2:製品需要が鈍化したとお考えの場合にはどんな理由をつけますか?[複数回答可]
経済の不透明性が増加した:65%
将来の課税や政府の規制についての不透明性が増加した:52%
季節要因:39%
輸出需要が減少:22%
連邦政府支出の低下:9%
地方政府支出の低下:7%
エネルギー・商品・輸送コスト要因:7%

Q3:2012年第2四半期に比べて第3四半期の製造に関してはどう予測していますか?[無回答あり]
増加する:35.5% [4%以上増加:12.3%,2-4%の増加:16.4%,0-2%の増加:6.8%]
変化しない:15.1%
減少する:46.6% [4%以上減少:21.9%,2-4%の減少:11.0%,0-2%の減少:13.7%]

と答えており,先月に比べて需要減少の予測が強まっており,世界経済のダウンサイドリスクが米企業マインドにも大きく影を落としています。

米6月小売売上高はコアも全体もマイナスを継続,米国景気の陰りがいっそう明確に

Retail Purchases In U.S. Unexpectedly Decrease 0.5%

6月の小売売上高は「自動車を除くコア」が前月比マイナス0.4%と低めの予想の0.0%を再び下回り,全体も前月比マイナス0.5%とプラスの予想の0.2%の期待を外しました。今回は前月の改定はなかったのですが改めて期待以下の売上しか達成できなかったことが市場にとってショックのようです。為替市場にとっては,大幅にユーロが上昇する材料がないのでユーロドルが平衡しながら円高が進むという中途半端な展開が予想されます。

米6月小売売上高(自動車除くコア): -0.4% (予想:0.0%,前月:-0.4%)
米6月小売売上高: -0.5% (予想:0.2%,前月:-0.2%)

Please wait for Cleveland Fed data update

米国景気の確認作業としては4月以降で景気回復の一つのサイクルが終わったという認識は変わりません。ユーロとドルの弱い者どうしの勝負はつかずに,ユーロドルは一定レンジでのテクニカルな取引に重点を置くべきですが,ドル円については6月3日の週に77円台後半で買った連中が投げるのには時間がかかりますので,78円台の半ばでいったん買ってみるのもありでしょう。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/07/16の週】

【先週の概況】
先週は先々週に続いてユーロの弱さが目立ち,月曜日でいったんドル安になりましたが火曜日に行って来いの戻しとなり,水曜日と木曜日でドル高が進行するも金曜日に神経質にユーロが戻すという展開でした。ユーロドルは週単位では1.22ドルあたりで十字線形成中で,ドル円は80円台には到達できずに79円台で目一杯レンジ幅を広げていました。ドルスイスもユーロドル同様に0.98フラン付近で十字線を形成中でした。(WTI)原油価格は84ドル台で始まり,いったん86円台半ばに上昇した後に水曜日には83ドル台後半まで落ち込みました。その後も86円台半ばの壁は金曜日まで破れずに振動していましたが,金曜日についに突破して87ドル台に乗せて週末を迎えました。金価格は1584ドル台で始まった後は火曜日の高値1601ドル台と木曜日の安値1555ドル台で単振動し,大きなトレンドもなく金曜日には1589ドル台まで戻して週末を迎えました。



【ドル円】
先週の予想:80.10円-79.10円
先週の変動:79.936円-79.061円(終値79.158円)
的中度:上限は約20PIPSのドル高方向の誤差で,下限は5PIPS未満のほぼ的中
今週の予想:79.90円-78.50円
※全般的に円高基調にあるのは米国経済指標が悪いからです。下限はもう一度引き下げる必要があり,上限は80円台への到達は未達と思います。今週の下値は78円台半ばまでの下落でサポートされる予想で,上値は79円台後半までの上昇を予想します。



【ユーロドル】
先週の予想:1.2520ドル-1.2250ドル
先週の変動:1.23329ドル-1.21615ドル(終値1.22462ドル)
的中度:上限は約190PIPSドル安方向の外し,下限は約90PIPSドル安方向の外し
今週の予想:1.2390ドル-1.2150ドル
※米国景気に勢いがないといってもユーロにはもっと力がないことが証明されたので,1.24ドル台への上昇も今週は無理と考えます。一方で下落には再び1.21ドル台がしっかり確認されるでしょう。今週の下値は1.21ドル台半ばまでの下落でサポートされる予想で,上値は1.23ドル台後半までの上昇を予想します。



【ドルスイス】
先週の予想:0.9795フラン-0.9510フラン
先週の変動:0.98718フラン-0.97364フラン(終値0.98008フラン)
的中度:上限は約70PIPSドル安方向の外し,下限は約230PIPSドル安方向の大外し
今週の予想:0.9880フラン-0.9680フラン
※0.97フラン台前半からのロングは相当効いていてフランに勢いが全くなかったのは予想外でした。今週もこのベースラインを意識しながら幅をもたせた展開を予想し上昇の余地を少し上げておきます。今週の下値は0.96フラン台後半までの下落でサポートされる予想で,上値は0.98フラン台後半までの上昇を予想します。

【今週の指標】
7月16日(月):米6月小売売上高
※エントリ書く前にさっそくマイナスの数字。ユーロドルの下落にはいったんブレーキが掛かった模様
7月19日(木):7月フィラデルフィア連銀景況指数
※前回はマイナスでしたがそれが拡大するかどうか。予想もマイナスの範囲ですがそれを越えられないと小売売上高との連想でドル安を招くのは確実。

US上場企業決算日告知

アルコアの決算発表を皮切りに,2012年第2四半期の決算発表月が始まります。US上場企業決算日自動取得マクロの表に7・8・9月の列を追加して,あらたに今月分と来月分をマクロに取得させました。(まだ埋まっていないTickerは省略してあります。16日の週と23日の週に集中していますね。)

Date Company Name (As of 09-July-12) TICKER
2012/7/9 Alcoa Inc (AA)
2012/7/13 JPMorgan Chase & Co (JPM)
2012/7/13 Wells Fargo & Co (WFC)
2012/7/16 Citigroup Inc (C)
2012/7/17 Goldman Sachs Group Inc (GS)
2012/7/17 Intel Corp (INTC)
2012/7/17 Johnson & Johnson (JNJ)
2012/7/17 The Coca-Cola Co (KO)
2012/7/17 Yahoo! Inc (YHOO)
2012/7/18 Bank of America Corp (BAC)
2012/7/18 Bank of New York Mellon Corp (BK)
2012/7/18 eBay Inc (EBAY)
2012/7/18 International Business Machines Corp (IBM)
2012/7/18 U.S. Bancorp (USB)
2012/7/19 Advanced Micro Devices Inc (AMD)
2012/7/19 E*TRADE Financial Corp (ETFC)
2012/7/19 Microsoft Corp (MSFT)
2012/7/19 Verizon Communications Inc (VZ)
2012/7/20 General Electric Co (GE)
2012/7/20 Xerox Corp (XRX)
2012/7/23 Amazon.Com Inc (AMZN)
2012/7/23 Gilead Sciences Inc (GILD)
2012/7/23 Texas Instruments Inc (TXN)
2012/7/24 Apple Inc (AAPL)
2012/7/24 Broadcom Corp (BRCM)
2012/7/24 EMC Corp (EMC)
2012/7/25 Boeing Co (BA)
2012/7/25 Caterpillar Inc (CAT)
2012/7/25 GlaxoSmithKline PLC (GSK.L)
2012/7/25 PepsiCo Inc (PEP)
2012/7/26 3M Co (MMM)
2012/7/26 Starbucks Corp (SBUX)
2012/7/26 Waste Management Inc (WM)
2012/7/27 Barclays PLC (BARC.L)
2012/7/27 Merck & Co Inc (MRK)
2012/7/30 HSBC Holdings PLC (HSBA.L)
2012/7/31 Deutsche Bank AG (DBK.DE)
2012/7/31 Pfizer Inc (PFE)
2012/7/31 UBS AG (UBSN.VX)
2012/8/2 BNP Paribas SA (BNP.PA)
2012/8/9 MBIA Inc (MBI)
2012/8/9 NVIDIA Corp (NVDA)

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/07/09の週】

【先週の概況】
先週は市場の期待通りにECBが利下げしてユーロドルがフリーフォールを起こしました。その後の米雇用統計もとても良い数字とは言えないのにドル高が継続するという不思議な展開でした。ユーロドルは1.22ドル台半ばまで下値を更新し大陰線でした。ドル円は80円台前半と79円台前半の非常に狭いレンジ相場で,ドルスイスは0.98フラン直下まで上昇する大陽線でした。(WTI)原油価格は84ドル台で始まり,月曜日に82ドル台前半まで下落した後は88ドル直下までいったん上昇し,独立記念日後に88ドル台後半までの高値をつけましたが,その後は続落して84ドル台に戻して週末を迎えました。金価格は1597ドル台で始まった後は火曜日に1624ドル台まで上昇しましたが,木曜日にはその水準から一気に下落し始めて,金曜日には1584ドル台まで戻して週末を迎えました。



【ドル円】
先週の予想:80.10円-78.50円
先週の変動:80.085円-79.302円(終値79.632円)
的中度:上限はほぼ的中で,下限は約80PIPSドル安方向の外し
今週の予想:80.10円-79.10円
※さすがに78円台までの下落は踏み込み過ぎでしたので下限を引き上げてみますが,80円台前半での戻り売りが激しいので上限は先週から変えません。今週の下値は79円台前半までの下落でサポートされる予想で,上値は80円台前半までの上昇を予想します。



【ユーロドル】
先週の予想:1.2750ドル-1.2520ドル
先週の変動:1.26792ドル-1.22592ドル(終値1.22861ドル)
的中度:上限は約70PIPSドル安方向の外し,下限は約260PIPSドル安方向の大外し
今週の予想:1.2520ドル-1.2250ドル
※先週が大陰線だったので今週は下限からの戻りを想定しつつも,値幅の関係から見て上限が1.25ドルを少し越えるのが限界と見ています。今週の下値は1.22ドル台半ばまでの下落でサポートされる予想で,上値は1.25ドル台前半までの上昇を予想します。



【ドルスイス】
先週の予想:0.9610フラン-0.9410フラン
先週の変動:0.97934フラン-0.94710フラン(終値0.97682フラン)
的中度:上限は約180PIPSドル安方向の外し,下限は約60PIPSドル安方向の外し
今週の予想:0.9795フラン-0.9510フラン
※0.98フランにはノータッチオプションがあり直下で激しい売りが観察されるのと,値幅的に0.95フランは割らないと観察しています。今週の下値は0.95フラン台前半までの下落でサポートされる予想で,上値は0.98フラン直下までの上昇を予想します。

【今週の指標】
※申し訳程度に日銀政策金利発表を挙げてみましたが,おそらくユーロ圏の政治イベントには市場への影響力はかなわないでしょう。
7月12日(木):日銀政策金利発表
※各国中銀が思い切った金融政策を打ち出しているのに日銀は何もしないという催促相場状態では白川さんはかえって何もできない…と思います。

6月失業率は前月と変わらず,NFPも予想を下回るもドルは堅調

Payrolls In U.S. Rose 80,000 In June; Jobless Rate 8.2%

6月非農業部門雇用者数: 80K (予想:100K,前回:69K,前回改定:77K)
6月失業率: 8.2% (予想:8.2%,前回:8.2%)

Wait for ClevelandFed updates

6月の失業率は5月と変わらず8.2%のままで,NFPは予想の100Kを下回る80Kの増加にとどまりました。一方5月のNFPは69Kから77Kに上方修正されています。予想を外しましたが,前月よりNFPの増加が上向いたことや例年ダメ教師が解雇されるシーズンにしては,それなりにNFPが増加したと市場はポジティブに評価しているようですね。

製造業: 1万1000人 (前回:9000人) ※毎月コンスタントだが増加しているのは良い傾向
建設業: 2000人 (前回:-3万5000人) ※前月のひどい減少はまだ埋まらない
金融業: 5000人 (前回:9000人) ※このセクターはマイナスでなければ良しとしよう
リテール部門: -5400人 (前回:2100人) ※とうとうマイナスになってしまった
民間部門: 8万4000人 (前回:10万5000人) ※前月上方修正でもそこそこの増加
政府部門: -4000人 (前回:-2万8000人) ※政府部門もマイナス下げ止まりなら朗報

今月は,製造業の小幅ではあるもののコンスタントな増加や,建設業のマイナスからの回復は非サービス業にとっては良いニュースです。一方,リテール部門がマイナスに転じたことは良くない兆候です。他のサービスセクターでは,これまでサービス部門の雇用を引っ張ってきた物流・輸送部門がマイナスに転じたのは意外でしたね。教育・ヘルスケア部門がまだプラスではあるものの大幅に減少したのはお約束とはいえガッカリです。反面プロサービス部門は前月からは倍増していますから,これからのサービス部門の雇用を引っ張る存在になってもらいたいものです。いずれにしろ景気回復のペースの鈍化を反映した雇用統計はしばらく続くと思います。

前日のECBの利下げの時ほどではありませんが,ユーロドルが1.23ドル台から1.22ドル台まで下落してドルが堅調になっているのはユーロの脆弱さを象徴しているかのようです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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