EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/03/26の週】(期末多忙遅延ですじゃ)

【先週の概況】
先週もユーロに大したイベントはなかったのですが,米国住宅市場の回復が鈍くて全般的にドル安方向に調整があった週でした。ドル円は久々に81円台まで下落して週足の陰線を記録しています。ユーロドルも前週から続伸してドル安傾向が続いています。ドルスイスもじわりと0.90フラン台半ばまで下落しています。(WTI)原油価格は107ドル台で始まり,月曜日に108ドル台まで上昇したものの直ぐに107ドル台に戻しました。木曜日には104ドル台まで続落したものの,金曜日には切り返して結局107ドル台で週末を迎えました。金価格は1660ドル台で始まった後は木曜日まで抵抗なく1628ドル台まで下落しました。その後は一転して切り返し金曜日に1663ドル台まで少し戻して週末を迎えました。金相場としては値幅が少ない週となり投機的買い越しには一定の歯止めがかかっているようです。



【ドル円】
先週の予想:83.70円-81.30円
先週の変動:84.085円-81.964円(終値82.301円)
的中度:上限は約40PIPSドル安方向の誤差で,下限は約70PIPSドル安方向に外す
今週の予想:83.60円-82.20円
※先週は予想がドル安方向ではあったものの値幅としてはまずまずで今週はさらに縮小する可能性を見ています。83円台後半でのレジスタンスを予想しています。82円台前半でのサポートは引き続き弱いながらもあると思います。



【ユーロドル】
先週の予想:1.3300ドル-1.3130ドル
先週の変動:1.32924ドル-1.31328ドル(終値1.32671ドル)
的中度:上限はほぼ的中,下限もほぼ的中
今週の予想:1.3370ドル-1.3150ドル
※テクニカル予想が的中するということはユーロ圏のイベントドリブンではなかったということ。今週は1.33ドル台後半までの続伸を予想します。下限のメドは1.31ドル台半ばあたりでのゆるいサポートを期待します。



【ドルスイス】
先週の予想:0.9290フラン-0.9150フラン
先週の変動:0.91775フラン-0.90657フラン(終値0.90768フラン)
的中度:上限は約110PIPSドル高方向に外し,下限は約80PIPSドル高方向に外す
今週の予想:0.9180フラン-0.9020フラン
※ドル円と比べるとドル安傾向が強く,先週高値付近での厳しい戻り売りを予想しています。下落のメドは0.90フラン・ジャストを意識しながら0.90フラン台前半でなんとかサポートされると見ています。

【今週の指標】
3月28日(水):米3月耐久財受注
※前月のマイナスからの回復を期待するも予想外のネガティブ・サプライズの可能性はある。
3月29日(木):米3月個人消費
※手堅く前月なみの消費を予想しておりほぼ鉄板と予想している。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/03/19の週】

【先週の概況】
先週は久々にユーロイベントに影響されずに相場が動いたなという感じで,米国経済指標に対してドルが素直に反応した週でした。ドル円は6週連続陽線を継続中ですが,ユーロドルは少し切り返して上昇し3週連続陰線はなりませんでした。ドルスイスも0.93フラン台前半から下落して短期的な天井を打ちました。(WTI)原油価格は107ドル台で始まり,火曜日に105ドル台まで下落したものの直ぐに107ドル台に戻しました。木曜日には戦略備蓄原油の放出などの報道により一時103ドル台まで下落したものの,金曜日には切り返して結局107ドル台で週末を迎えました。金価格は1716ドル台で始まった後は木曜日まで抵抗なく1635ドル台まで下落しました。その後は一進一退の後に金曜日に1660ドル台まで少し戻して週末を迎えました。相場が普通になってくると金に逃避していたマネーが戻ってくるようです。



【ドル円】
先週の予想:83.20円-81.30円
先週の変動:84.162円-81.954円(終値83.416円)
的中度:上限は約100PIPSドル安方向に外し,下限は約70PIPSドル安方向に外す
今週の予想:83.70円-81.30円
※先週は上限も下限も大きくヒゲが出ておりそのレンジをはみ出す可能性は少ないと思います。頑張っても83円台後半までしか上がらないと思います。82円台半ばではしっかりとした相場の均衡点が見られます。



【ユーロドル】
先週の予想:1.3190ドル-1.3030ドル
先週の変動:1.31901ドル-1.30031ドル(終値1.31718ドル)
的中度:上限はほぼ的中,下限は約30PIPSドル安方向の誤差
今週の予想:1.3300ドル-1.3130ドル
※いったんユーロ危機のイベントが収束したために,1.31ドル台前半で下値はサポートされそうです。上昇のメドは先々週の高値の1.32ドル台後半を抜けたあたりで1.33ドルジャストにしておきましょう。



【ドルスイス】
先週の予想:0.9290フラン-0.9150フラン
先週の変動:0.93337フラン-0.91390フラン(終値0.91523フラン)
的中度:上限は約40PIPSドル安方向の誤差,下限は約10PIPSドル高方向の誤差
今週の予想:0.9290フラン-0.9150フラン
※下落傾向にあるので,今週は戻り高値も0.92フランに到達できそうもなく0.91フラン台後半で止まると期待しています。下落のメドは先々週の安値付近の0.90フラン台後半と見ています。

【今週の指標】
3月20日(火):米2月住宅建築許可件数・米2月住宅着工件数
※建設業の雇用が大したことがなかったのでネガティブ・サプライズを期待したい。
3月21日(水):米2月中古住宅販売件数
※手堅く前月なみの販売予想しており相場には影響ないと見る。
3月23日(金):米2月新築住宅販売件数
※手堅く前月なみの販売予想しており相場には影響ないと見る。

3月のフィラデルフィア連銀景況指数は予想を上回り,米景気拡大も巡航速度

Philadelphia-Area Factory Index Increases to an 11-Month High

3月フィラデルフィア連銀景況指数: 12.5 (予想:12.0,前月:10.2)

3月のフィラデルフィア連銀景況指数は先月の10.2から2.3ポイントも上昇して,12.5になりました。予想自体も高めの12.0でしたが2月に続いてそれを上回れたのは良い傾向です。ギリシャ問題も一服し久々に米国経済指標で市場が動いている感じがあります。株式市場などもフィラデルフィア連銀景況指数や週ごとの新規失業保険申請件数の低下に率直に反応しています。その後,金曜日には少し戻していますが週全体の動きとしては問題なく米国経済への信頼感は高まっています。なお先行指数については先月の33.3から32.9へ低下しましたが依然として現況より高水準を維持していますのさらなる景気拡大を期待しましょう。(下図参照)



内訳としては,

新規受注: 3.3 (前月:11.7) -> 先月の上昇から調整戻し
出荷指数: 3.5 (前月:15.0) -> 出荷も先月から調整戻し
在庫指数: 0.9 (前月:-12.9) -> ほど良い在庫状態に戻す
雇用指数: 6.8 (前月:1.1) -> 雇用はまた上昇へ向かう

というように,景況指数全体の数値に比べるとマイルドですが落ち着いた景気拡大になっています。特に雇用指数がまたマイナスになる可能性もあったのですが再び増加したのは良いことでした。そして,今回用意された特別なアンケートでは2012年下半期の製品生産高の見通しに関する質問とその要因を尋ねる2つの質問がなされました。

Q1:2012年下半期の製品生産高の見通しは上半期に比べて増加すると考えますか。
増加:59.0%(75.3% in 2011)
減少:23.1%(10.4% in 2011)
変化なし:17.9%

Q2:この変化は上半期からの成長の加速あるいは減速を意味していますか。
加速:57.7%
減速:17.9%
変化なし:23.1%
(足して100%にならない理由は全員が回答しなかったため)

Q2:予想される増加や減少はビジネス状況の変化あるいは季節調整を反映していますか。
季節調整:20.5%
ビジネス状況の変化:51.3%
変化なし:11.5%

と答えており,2012年では大半の企業が生産高の拡大を予想しており,主に景気の拡大によるビジネス要因と見ています。米国企業内ではますます実体経済のファンダメンタルが重視され,ユーロ危機要因は現実感がなくなってきているのかも知れません。

米2月小売売上高はコアは予想を上回り,全体でも予想通りで順風

U.S. Retail Sales Rose in Feb. by Most in 5 Mos.

2月の小売売上高は「自動車を除くコア」が前月比0.9%と予想を上回り,全体は高めの予想通りの1.1%の増加でした。また1月の小売売上高もどちらも上方修正でしたので,FOMC前の指標としては株式市場にとって追い風となりました。為替市場にとっても,今回は力強い小売売上高の増加がドル全面高へつながっています。

米2月小売売上高(自動車除くコア): 0.9% (予想:0.7%,前月改定:1.1%[改定前:0.7%])
米2月小売売上高: 1.1% (予想:1.1%,前月改定:0.6%[改定前:0.4%])

Please wait for Cleveland Fed data update

いつもの定点観測ではありますが,米国景気の確認作業としては本格的な景気回復の継続を示唆しており,明らかに1か月前より市場のムードは良くなっています。

FOMC statement, March 13, 2012

FOMC statement

2012年1月25日以来,約48日ぶりのリリースでしたが,今回も政策金利は据え置きで追加の金融緩和政策などの大きな変化はありませんでした。景気が徐々に回復していることもあり,先回のPCEインフレ予測+緩和政策の時間軸設定=インタゲ政策にも近いのか(あるいはそういう誤認識を高める政策)などのような新機軸はなく新鮮味に乏しいステートメントです。

1.景気回復については,前回の"has been expanding moderately"から変化はない。(※1下線)
2.雇用情勢については,前回の"the unemployment rate remains elevated"から今回の"the unemployment rate has declined notably in recent months"へと直近の雇用統計の良さを反映。(※2下線)
3.家計消費だけでなく設備投資についても,"have continued to advance"と上方修正。(※3下線)
4.インフレ要因については,前回の"Inflation has been subdued in recent months"は継承し,今回は"although prices of crude oil and gasoline have increased lately"と原油価格とガソリン価格の上昇懸念を追記。(※4下線)
5.景気の展望については,前回の"expects economic growth over coming quarters to be modest"から今回の"expects moderate economic growth over coming quarters"に文体はやや変化もほぼニュアンスは同じ。(※5下線)
6.明らかな景況感の後退リスクは,今回は"Strains in global financial markets have eased"と金融市場がやや落ち着いたことを表現。(※6下線)
7.インフレ見通しについては,前段でもう一度原油とガソリンの価格上昇に言及したものの"inflation will run at or below the rate that it judges most consistent with its dual mandate"の部分は前回とほとんど変わらない表現。(※7下線)
8.今回も緩和政策の維持を特に示唆する一文は継続中。(※8下線)
9.レートは今回も0.25%で据え置きで,今回も"warrant exceptionally"と"at least through late 2014"の明確な時間軸設定が継続。(※9下線)
10.第4パラグラフは全く変わらないで,"to promote a stronger economic recovery in a context of price stability"の表記も継続。(※10下線)
11.ラッカー総裁が前回に続き緩和政策の時間軸表現に反対。(※11下線)

For immediate release
Information received since the Federal Open Market Committee met in January suggests that the economy ※1has been expanding moderately. Labor market conditions have improved further; ※2the unemployment rate has declined notably in recent months but remains elevated. Household spending and business fixed investment ※3have continued to advance. The housing sector remains depressed. ※4Inflation has been subdued in recent months, although prices of crude oil and gasoline have increased lately. Longer-term inflation expectations have remained stable.

Consistent with its statutory mandate, the Committee seeks to foster maximum employment and price stability. The Committee ※5expects moderate economic growth over coming quarters and consequently anticipates that the unemployment rate will decline gradually toward levels that the Committee judges to be consistent with its dual mandate. ※6Strains in global financial markets have eased, though they continue to pose significant downside risks to the economic outlook. The recent increase in oil and gasoline prices will push up inflation temporarily, but the Committee anticipates that subsequently ※7inflation will run at or below the rate that it judges most consistent with its dual mandate.

To support a stronger economic recovery and to help ensure that inflation, over time, is at the rate most consistent with its dual mandate, ※8the Committee expects to maintain a highly accommodative stance for monetary policy. In particular, the Committee decided today to keep the target range for ※9the federal funds rate at 0 to 1/4 percent and currently anticipates that economic conditions--including low rates of resource utilization and a subdued outlook for inflation over the medium run--are likely to ※9warrant exceptionally low levels for the federal funds rate ※9at least through late 2014.

The Committee also decided to continue its program to extend the average maturity of its holdings of securities as announced in September. The Committee is maintaining its existing policies of reinvesting principal payments from its holdings of agency debt and agency mortgage-backed securities in agency mortgage-backed securities and of rolling over maturing Treasury securities at auction. The Committee will regularly review the size and composition of its securities holdings and is prepared to adjust those holdings as appropriate ※10to promote a stronger economic recovery in a context of price stability.

Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; William C. Dudley, Vice Chairman; Elizabeth A. Duke; Dennis P. Lockhart; Sandra Pianalto; Sarah Bloom Raskin; Daniel K. Tarullo; John C. Williams; and Janet L. Yellen. ※11Voting against the action was Jeffrey M. Lacker, who does not anticipate that economic conditions are likely to warrant exceptionally low levels of the federal funds rate through late 2014.

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/03/12の週】(フォーマット変更!)

【先週の概況】
先週はECBの政策金利発表とそれに続くドラギ総裁の会見もユーロ高を持続するには不十分で,金曜日の米雇用統計が良かったために全面ドル高になりました。特にドル円は5週連続陽線を継続中です。ユーロドルは2週連続陰線となり1.30ドルを再び割る展開もないとは限りません。ドルスイスも0.89フラン台前半から2週連続陽線で上昇しています。(WTI)原油価格は106ドル台で始まり,火曜日に104ドル台まで下落したもののあまりレンジ幅はなく金曜日に一瞬108ドル台をつけたあと107ドル台に落ち着いて週末を迎えました。金価格は1712ドル台で始まった後は火曜日・水曜日に1665ドル台まで下落しましたがその後盛り返して週単位の行って来い相場となり,金曜日に大口の売りをこなしながら1716ドル台まで戻して週末を迎えました。



【ドル円】
先週の予想:なし
先週の変動:82.634円-80.575円(終値82.451円)
的中度:該当せず
今週の予想:83.20円-81.30円
※先週は高値圏で終わったので,83円台前半までは期待したいです。80円台半ばは割りとしっかりしたサポートですが,そこまで下がる要素を見つけられずにいますので,81円台前半でのしっかりとした返しを期待します。



【ユーロドル】
先週の予想:なし
先週の変動:1.32900ドル-1.30955ドル(終値1.31202ドル)
的中度:該当せず
今週の予想:1.3190ドル-1.3030ドル
※先週は安値圏で終わったので,1.30ドル台に勢いを持って突入できるかどうかに期待します。それでも1.30ドル台前半では今週はサポートされると思います。上限は1.32ドルの壁がひしひしと感じられます。



【ドルスイス】
先週の予想:なし
先週の変動:0.92059フラン-0.90701フラン(終値0.91863フラン)
的中度:該当せず
今週の予想:0.9290フラン-0.9150フラン
※先週は高値圏で終わったので,0.93フラン越えを期待したいもののオプションでもあるのか上値が重いようです。下限は特段の事情もなければ0.91フラン台半ばで安定していると見ています。

【今週の指標】
3月13日(火):日銀政策金利
※先回は「中長期的物価の目途」の声明を出したので今回は特段のイベントはない。
3月13日(火):米2月小売売上高
※景気回復が本物なら予想を裏切ることはないはず。
3月14日(水)深夜:FOMC
※欧州ほど景気やソブリンリスクの問題を抱えていないのでインフレ懸念以外は楽観?
3月15日(木):フィラデルフィア連銀景況指数
※先行指標として予想外に良いと一層のドル高になるかも。

2月失業率は前月と変わらずも,NFPは2006年以来の大幅増加で全面ドル高

U.S. Payroll Gain Caps Best Six-Month Job Growth Streak Since ’06: Economy

2月非農業部門雇用者数: 227K (予想:210K,前回:243K,前回改定:284K)
2月失業率: 8.3% (予想:8.3%,前回:8.3%)

Wait for ClevelandFed updates

2月の失業率は1月と変わらず8.3%のままでしたがになっただけでなく,NFPは低下予想の210Kを上回る227Kの増加でした。さらに1月のNFPも243Kから284Kに大幅上方修正されています。市場にも米国景気回復が順調であると好感されてドルの全面高の相場となりました。

製造業: 3万1000人 (前回:5万2000人) ※前月より増加は鈍るも昨年12月よりは良い増加
建設業: -1万3000人 (前回:2万1000人) ※この予想外の減少は天候より住宅需要減か
金融業: 6000人 (前回:-1000人) ※雇用が固定されており毎月プラスとマイナスを往復
リテール部門: -7400人 (前回:2万6100人) ※一時雇用者の雇用が終了するいつもの展開
民間部門: 23万3000人 (前回:28万5000人) ※前月の増加がほぼ継続しているのは力強い
政府部門: -6000人 (前回:-1000人) ※政府部門は引き続きリストラを継続

今月は,建設業はマイナスでしたがそれ以外は堅調で製造業の増加傾向は維持されています。一方サービスセクターでは,年末年始の一時雇用が終了したためリテール部門がマイナスに転じています。物流・輸送部門はプラスを維持しており悪くはありません。またヘルスケア部門の堅調な増加傾向と,プロサービス部門が全セクター中で最大の雇用拡大を継続しているのも頼もしい限りです。政府雇用にはもはや期待はできませんが民間雇用の順調ぶりには脱帽です。

この雇用統計ではユーロドルもドル円もドル全面高になるのは仕方が無いでしょう。米国株式市場も調子が良いし,週明けの東京市場も全面高だと思われます。

ECBは政策金利を1.00%で据え置き…景気見通しに楽観的で再び利上げに向けて地ならし

Draghi Lays Groundwork for ECB Exit as Inflation Takes Spotlight

3月8日にECBは政策金利を1.00%のまま3回連続で据え置きました。ECBの3年物資金供給オペを自画自賛し,ユーロに対する信頼が戻っている多くの兆しがあると語っていますが,景気見通しにはユーロ圏債券市場における一段の緊張再燃やユーロ圏実体経済への波及の可能性を挙げて引き続き下振れリスクがあることも認めました。「今やボールは各国政府側にある」と開き直っているのは清々しい限りです。(笑)



ユーロドルは週前半の下落を完全にリカバリーする上昇で行って来い相場となりました。でも先週の金曜日の高値には達することができずにおり,このままロングポジションは取れないでしょう。1.33ドル台前半は引き続きレジスタンスレベルとして機能しています。

***

なお,会見のトランスクリプトは,ECBのホームページのここ にあります。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/03/05の週】(期末事情に付き今週はお休みします)

本業の事情により今週の展望のエントリはお休みします。週足チャートだけはアップしておきます。

3月8日:ECB政策金利発表(1.0%金利据え置き)
3月9日:2月米雇用統計(失業率8.3%予想)

の予定があります。原油・金・ダウが天井から下落し,再びリスク回避の相場に戻りつつあります。

【ドル円 -3/6】



【ユーロドル -3/6】



【ドルスイス -3/6】

2月ISM製造業景気指数は予想よりは悪く,前月からも下げたが問題はなし

Manufacturing Unexpectedly Slows as Orders Cool: Economy

2月ISM製造業景気指数: 52.4 (予測:54.5,前月:54.1)



2月のISM製造業景気指数は1月の54.1から1.7ポイント減の52.4に低下し,事前予想の54.5にも2.1ポイント足りませんでした。予想より悪かったためここしばらく上げ続けていた株式市場にも冷や水を浴びせました。しかし毎月のゆらぎの範囲と思われますので特に問題はないでしょう。また,為替市場はさっぱりな動きのまま10数時間推移し,翌日のドイツの小売売上高減に反応してユーロが急落するという状況です。

内訳では,新規受注指数(New Orders)が前月の改善ポイントをほぼ失う2.7ポイントの減少になりましたが元々57ポイント台からの低下ですので普通の拡大水準です。製造指数(Production)は-0.4ポイントの低下,雇用指数(Employment)も-1.1ポイントの低下とどちらも前月からの鈍化が見られます。入荷遅延(Supplier Deliveries)が50を割ったということはこれは逆にスムーズに入荷しているということです。

在庫指数(Inventories)と顧客在庫指数(Customers' Inventories)は中立水準以下が続いており,将来の需要は強めに出ると思います。価格指数(Prices)は商品価格の上昇と共に不気味な上昇が続いています。一方,受注残指数(Backlog of Orders)と製造指数(Production)の低下は少なめでコンスタントに製品出荷がなされているとの認識です。

輸入指数(Imports)と輸出指数(Exports)の両方が増えていますが,毎月の変動の範囲の中でも高めの水準を保っているのは良いことだと思われます。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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