EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2012/01/09の週】

先週は米国の経済指標が比較的良かったの対して,ユーロ圏の財政危機リスクはこれからが本番ですのでやはりユーロ安傾向が継続しました。そして1月9日は今年の成人の日で日本はまだ休みが続いていますが,週明けのシドニー市場ではギャップを空けてユーロ円が97.28円まで円高になりました。2012年を象徴するようなユーロ安にはまだまだ歯止めがかかるとは思えません。月曜日のロンドン市場以降は週後半のECBの政策金利発表などを控えて様子見の戻しが見られています。(WTI)原油価格は98ドル台で始まり,月曜日の終わりから火曜日にかけて一気に103ドル台まで上昇したものの,その後はゆっくりと下落して101ドル台で週末を迎えました。金価格は1565ドル台で始まった後は,木曜日まではほとんど下落することなく一気に続伸して1625ドル台まで達し,いったん1597ドル台まで調整した後に再度上昇に転じて金曜日に1628ドル台まで反発しました。その後はやや戻して1617ドル台で週末を迎えました。



ドル円は,予想が77.50円-76.30円で,実際は77.328円-76.596円(終値76.986円)でした。上限は約20PIPSドル高方向の誤差で,下限は約30PIPSドル安方向の誤差でした。それなりには円高になっているもののユーロドルに比べれば変動が少ないので,ユーロ円の動きはほとんどユーロドルが決めていると言えます。最初はユーロ安がクローズアップされその後にやや円高に振れるという構図です。いずれにしろドル円は値幅が少ないのでトレード向きではなく,ユーロドルかユーロ円の戻りをショートしていくべきです。下限については,先週の安値よりやや上でしっかりとしたサポートが期待します。一方,上限については上昇余地が少なく77円台前半を突破できなかったのを考慮して先週より少し切り下げます。よって,今週の上値は77.30円程度と予測し,下値は76.70円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3090ドル-1.2950ドルで,実際は1.30759ドル-1.26965ドル(終値1.27207ドル)でした。上限は約10PIPSドル安方向の誤差で,下限は約250PIPSドル安方向に外しました。市場参加者が少ない週の後半にユーロドルが続落した結果として金曜日にユーロドルが安値を付けました。週明けまでこの動きは持ち越しましたが月曜日のロンドン市場以降では戻していますので,再びユーロ安のトレンドになったとしても月曜日のシドニー市場が今週の安値になると考えています。それで下限については1.26ドル台後半と想定します。一方,上限については先週の急落による痛手が大きく1.28ドル台前半からはなかなか上値が重い展開ではないかと思います。よって,今週の上値は1.2820ドル程度と予測し,下値は1.2670ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.9420フラン-0.9270フランで,実際は0.95776フラン-0.93027フラン(終値0.95479フラン)でした。上限は約160PIPSドル安方向に外し,下限は約30PIPSドル安方向の誤差でした。ドルスイスの上限のあてが外れたことからわかるように,先週はユーロが自滅しただけでなくドルが強くなってユーロ安が強調された部分もありました。今週は逆に米国関連の小売売上高よりもECBの政策金利発表と記者会見に注目が集まり,再びドルスイスの上値が抑えられるのではないかと考えています。そこで上限については,月曜日の高値が今週の高値になると考えて0.95フラン台後半をメドとします。一方,下限については0.94フラン台半ばではどうにかサポートされると思います。よって,今週の上値は0.9590フラン程度と予測し,下値は0.9450フラン程度と予測します。

今週は,1月12日の木曜日にECBの政策金利決定と記者会見があります。また同じ日には米12月小売売上高の発表もあります。市場参加者がドラギの財政危機に対する無策の声明に失望感を感じたり,米国の小売売上高がポジティブ・サプライズになる可能性も大いにあります。そうすればユーロ安が一層進み値幅が拡大するからです。

市場が望む方向に指標やイベントがねじ曲げて解釈されトレンドが形成されるということはよくあることですから,そういうタイミングで市場の流れに素直についていくためには,今週の上限下限の予想とは別に「もし動くとしたらどちらに動くだろうか」という想定内のシミュレーションもとても大切です。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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