EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/11/14の週】

先週はとうとうギリシャに続いてイタリアの債務問題も大きくクローズアップされ,週末にはベルルスコーニ首相も辞任する事態となったものの,ユーロドルは乱高下した後には行って来い相場となるおかしな展開でした。ユーロ圏最大の国債市場であるイタリアの問題が解決すればギリシャなど破綻してもユーロ圏から追い出せば良いという明快な市場の判断でしょう。一方,ドル円は週を通じて続落でユーロドルが戻したのも加勢してじわじわと円高になっています。(WTI)原油価格は94ドル台で始まり,月曜日に93ドル台まで下げた後は94ドルを割ることはなく上昇し,ほぼ右肩上がりで99ドル台まで上げて週末を迎えました。金価格は1755ドル台で始まり,水曜日に1802ドル台まで上昇した後は下落に転じ,木曜日には1739ドル台の週最安値をつけた後に1788ドル台まで戻して週末を迎えました。



ドル円は,予想が78.50円-77.50円で,実際は78.172円-77.040円(終値77.161円)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限は約50PIPSドル高方向の誤差でした。先週は全般的に円高傾向にありもはや「本物の」円売り介入もできないだろうと市場に見透かされてじわじわと円高になっています。協調介入でもない限り,一過性の円売り介入では先が見えてしまった感があるようです。ただし,ドル円自身はマーケットの主要関心事ではないので値幅は100PIPS程度に収まっています。週末を越して76円台に突入すれば78円台に再び上昇するのはやや困難を極めるでしょう。上限については,再び77円台後半で戻り売りされて上昇がストップすると見ています。一方,下限については76円台半ばまでは下落の余地を見ておきましょう。よって,今週の上値は77.70円程度と予測し,下値は76.50円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3870ドル-1.3680ドルで,実際は1.38579ドル-1.34833ドル(終値1.37541ドル)でした。上限は約10PIPSドル安方向の誤差で,下限は約200PIPSドル安方向に外しました。先週のユーロドルはドル高方向への変動が先々週に続いて相当大きくなりました。イタリアの財政健全化法案の可決で木曜日と金曜日にかけて大きく戻したものの(ギリシャと同じく)その実効性は保障されておらず今後もユーロが大きく売られる可能性は否定できません。予測が難しい場合は上限・下限ともテクニカルでポジションを取る必要があり,上限については先週木曜日の下落からすると,当面は1.38ドル台越えてから戻り売りにあうでしょう。一方,下限については先週の1.34ドル台後半までの下落は今週は更新するのが難しく,今週は1.35ドル台半ばまでの下落を予想します。よって,今週の上値は1.3810ドル程度と予測し,下値は1.3550ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.8970フラン-0.8650フランで,実際は0.91509フラン-0.88921フラン(終値0.90106フラン)でした。上限は約130PIPSドル安方向に外し,下限は約240PIPSドル安方向に外しました。予想としてはスイスフランがもっと強くなると思ったのですがユーロが週末に戻したようには強くならずにドル高傾向が見られました。金や原油が再び上昇傾向にあるものの思ったより一方的でないのは,年末にかけて実需のドルレパトリも関係しているからかも知れません。下限については,先週の0.88フラン台後半までの下落は想定できずに0.89フラン台前半でのサポートを想定します。一方,上限については先週の木曜日の高値0.91509フランは当面の目標値だと思いますので,今週は0.91フラン台半ばまでの上昇を想定します。よって,今週の上値は0.9150フラン程度と予測し,下値は0.8930フラン程度と予測します。

今週の経済指標では,11月15日の火曜日は米10月小売売上高がありますが控えめな予想ですのでポジティブサプライズがあったら面白いです。11月16日の水曜日は日銀政策金利発表がありますが,金利据え置きの上に円高などの景気下振れ要因があっても日銀はいまさら動けない状況にありますから無視しましょう。日本時間の日付変わって11月18日の金曜日の11月フィラデルフィア連銀景況指数は予想通りの景気拡大レベルかどうかに注目したいと思います。イタリア債務問題が小休止したなら,一時的に米国経済指標に関心が向かってもおかしくないので市場の反応が楽しみです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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