EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ECBは政策金利を景気のダウンサイドリスクで1.25%に利下げ…新生ドラギECBはギリシャ問題で多難な船出

ECB Unexpectedly Lowers Rate to 1.25% as Draghi Signals No Debt Backstops

11月3日にECBは政策金利を0.25%利下げして1.25%にしました。結局は2011年7月7日にトリシェ前ECB総裁が0.25%利上げしたのを戻したわけですから,彼が2008年に利上げしたのと同じ拙速だったかも知れないという気もしないわけではありません。ともかく新生ドラギECB総裁の8年の任期が始まりました。



ところで,質疑応答でドラギ総裁はECBは財政危機の最後の貸し手ではなく,ECBの本分は物価の安定を守ることだと明言しました。ギリシャ危機にECBが振り回されるのを苦々しく思っているに違いありませんが,ギリシャ危機を始めとする前途多難なユーロ圏の(彼の母国であるイタリアを含む)債務問題を首尾よく解決していけるか興味津々なところです。

最初だったので会見を全部ライブで聞きましたが,ドラギ総裁の会見はとても聞きやすい英語でありましたよ。

ですけど,中国系の2人の記者はどちらもECB総裁にユーロ圏の財政危機問題で中国の援助がいるかなどいう見え透いた質問をしました。

1)ECB総裁が「ぜひ援助をお願いします。」などと記者会見で言うわけはない。
2)そういう質問は中国の財政援助国としてのプレゼンスをアピールする政府のための「御用質問」に過ぎないので見苦しい。
3)本来は中銀総裁にする質問ではなく欧州首脳やG20の記者会見ですべき質問である。

以上の3点からもう少し空気を読んでもらいたいと強く思った次第です。

***

なお,会見のトランスクリプトは,ECBのホームページのここ にあります。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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