EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

9月ISM製造業景気指数は前月から全般的に増加,予想も上回るも今は市場の話題外

U.S. Manufacturing Unexpectedly Accelerates as Export Demand Spurs Output

9月ISM製造業景気指数: 51.6 (予測:50.5,前月:50.6)



9月のISM製造業景気指数は8月の50.6から1.0ポイント増の51.6に上昇し,事前予想の50.5も1.1ポイントも上回ることができました。予想より良かったことは朗報でしたが(失業率が高いままですし)市場にとっては米国経済の力強さとは認識されず,ユーロシステムの脆弱性による世界経済の混乱のほうがかえって米国株式市場の下落につながっています。

内訳では,新規受注指数(New Orders)は前月から変化せず拡大水準に近い中立水準のままです。製造指数(Production)は前月から増加して拡大傾向にあります。雇用指数(Employment)も増加して拡大が継続しています。価格指数(Prices)は拡大水準を維持しています。顧客在庫指数(Customers' Inventories)は中立水準以下ですがあと少しで拡大水準にまで達します。唯一大きく悪化したのが受注残指数(Backlog of Orders)で41.5となり,40.5だった2009年4月以来の低い値です。受注残が少ないということは製造より需要が少ない傾向を示しているので,将来にわたっては製造指数(Production)は再び低下する可能性もあると言えます。

製造指数(Production)と同時に増加しているのが輸出指数(Exports)なのも興味深いところです。国内消費で自国経済を牽引できる時代は終わり,輸出に頼らざるを得ない米国経済も世界経済の脆弱性の影響を強く受け続けていると言えるでしょう。為替市場ではドルが対ユーロに対して強気でユーロドルは1か月前の1.43ドル台からなんと約1000PIPSも下落している一方で,対円では引き続きドル円が76円台をキープしています。ですからユーロシステムの不安からすれば米国の景気回復の遅れは相対的には市場にとって小さな話題なのですが,米国の景気回復に力強さが足りないのもそのユーロシステムの不安が元凶となっているのが何とも皮肉なものです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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