EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/10/03の週】(先週の相場は1回休みだったような気が…)

先週はギリシャの財政破綻に対する懸念が広がるものの,通貨ペア的には思ったより急激なユーロ安・ドル高にはならず,期待していたユーロ安には至りませんでした。それでも商品全般の下落と共にドルに換金する動きがはっきりしてきたので,必然的にドルが強くなる流れにあります。一方,米国経済が強くなったわけではなく相対的なドルの強さに過ぎないというのも真実です。その証拠に株式市場ではダウもS&Pも陰線に終わり先々週に続いて調子が良くありませんでした。(WTI)原油価格は80ドル直下で始まり,いったんは76ドル台を伺う動きでしたがその後は84ドル台まで上昇し,80ドル台をなんとかキープし続ける週半ばでしたが金曜日にはついに80ドルを割って78ドル台で週末を迎えました。金価格は1657ドル台で始まり,週明けは1537ドル台まで下げる急降下の展開でしたが,翌日持ち直して1677ドル台まで上昇しました。その後は1585ドル台まで反落しながらも1600ドルの攻防が続いて最終的には1624ドル台まで戻して週末を迎えました。金価格も一時の勢いがありませんがそれでも巷では金を買うように勧めるCMが流れていますので注意したいものです。



ドル円は,予想が77.10円-75.80円で,実際は77.185円-76.213円(終値77.123円)でした。上限は10PIPS未満のニアピンの誤差で,下限は約40PIPSのドル安方向の誤差でした。思ったより円高にならなかったのは,日本経済に目立った材料がないことと商品を含む相場のポジションをクローズした場合にほとんどの投資家がドルに換金することによるドル高が影響していたと思われます。この2,3週の相場の均衡はこのような一時的な両通貨の均衡のもとにあり値幅が動かないのも致し方ないと思います。今週も引き続きレンジの動きが中心でしょうが,金曜日には雇用統計の発表があるので,そろそろ再び円高の流れを期待しましょう。下限については,先週に続いて欧州リスク逃避の動きと米国経済の先行き懸念で75円台後半を再度目指したいと思います。一方,上限については逆に雇用統計でポジティブサプライズを期待して,できれば77円台半ばの攻防を見たいと思います。よって,今週の上値は77.50円程度と予測し,下値は75.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3580ドル-1.3280ドルで,実際は1.36891ドル-1.33618ドル(終値1.33945ドル)でした。上限は約110PIPSドル高方向に外し,下限は約80PIPSドル高方向に外しました。市場にはユーロシステム全体への疑念が渦巻いてはいますが予想より堅調なユーロでした。ギリシャの債務の借り換えは10月以降だと思われますので今は嵐の前の静けさでしょうか。とはいえドル円のレンジに幅をもたせたのですから,やはり1.33ドル台で底堅いというのはなにかおかしいような気がします。下限については,今週は1.32ドル台半ばまでの下落を期待したいと思います。一方,上限については先週の9月30日の高値1.36000ドルが目下の目標値と考えると,頑張っても1.35ドル台後半が相場ではないでしょうか。よって,今週の上値は1.3590ドル程度と予測し,下値は1.3250ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.9250フラン-0.8950フランで,実際は0.91422フラン-0.89169フラン(終値0.90624フラン)でした。上限は約110PIPSドル高方向に外し,下限は約30PIPSドル高方向の誤差でした。先週はユーロドルもドルスイスも特にドルを強めに見積もったようです。大外しではありませんでしたがややユーロ安を期待しすぎた結果でした。ドル円と同じようにドルスイスも値幅が少なくなっていることに注目しましょう。市場はちょうど良い均衡点を求めて先週より更に値幅が少なくなる可能性を考えたいと思います。下限については,わかりやすい0.90フラン割れも今週は小幅にとどまりサポートレベルを0.89フラン台後半に引き上げたいと思います。一方,上限についてはドルの堅調さを考慮しても先週の高値0.91422フランと同レベルの0.91フラン台半ばを予想します。よって,今週の上値は0.9150フラン程度と予測し,下値は0.8970フラン程度と予測します。

今週の経済指標では,10月3日の月曜日の9月ISM製造業景気指数はこれまでの他の先行指標から考えるとなんとか50をキープできそうなので大きなサプライズはないと思います。一方,10月6日の木曜日のECBの政策金利発表は一部では量的緩和や利下げの期待もあるようですが,退任前のトリシェ総裁としては外部の圧力に負けたと言われないためには現状維持が無難でしょう。10月7日の金曜日の雇用統計は米国経済の遅行指標としてはそれなりに意味があるものの,目下のところはポジティブでもネガティブでも良いのでサプライズが起きないと相場にはあまり影響がないかも知れません。それよりやはりユーロシステムが焦点ですのでトリシェ総裁の会見が楽しみな1週間と言えます。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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