EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/09/26の週】(2008年秋を夢想する週)

先週はギリシャ破綻に端を発する欧州金融システムに対する懸念がますます広がる一方,FOMCでは予想通りにFRBの保有有価証券の平均残存期間を延ばす「ツイスト・オペ」の導入が決定されました。米国株式市場ではダウ・S&P500・ナスダック総合指数とも週間ベースで大幅反落で,特にダウは金融危機真っ只中の2008年10月以降で最大の下落を記録しました。為替市場ではユーロドルが一段安で一時1.33ドルまで下落しユーロの弱さが際立ち,ドル円は76円割れ寸前まで円高が進みましたが基本的には焦点外の狭いレンジの動きでした。(WTI)原油価格は87ドル台で始まり,85ドル台と88ドルの間で推移して水曜日から木曜日にかけて80ドル台まで一気に下落し,結局もみあって80ドル直下で週末を迎えました。金価格は1812ドル台で始まり,水曜日までは1800ドルを割ってからも盛り返す展開が続きましたが,木曜日から大幅下落し最終的には1657ドル台まで下げて週末を迎えました。今週はもっと下げそうですが1週で8%も下げるとはついていけない相場ですね。



ドル円は,予想が77.40円-76.10円で,実際は76.967円-76.097円(終値76.601円)でした。上限は約40PIPSドル高方向の誤差で,下限はほぼピッタリの予測でした。2週続けて相場の焦点でないドル円は,珍しく76円台を上にも下にも抜けませんでした。こうなると全くお手上げです。値幅がないと機械的な損切りをするとしても損切りの和を超えるほどの利益を生み出すことが難しくなります。当面はドル円のポジションは取れませんがそれでも敢えてレンジの予測をするとすると,下限については,少ない動きの中でも欧州リスク逃避の動きから一瞬でも75円台後半をつければ良しとします。一方,上限については先週77円台前半までも行かなかった事実は大きいのですが,ドルへの回帰の動きは商品相場の下落により顕著ですので77円台前半での攻防を少し下げて予想したいと思います。よって,今週の上値は77.10円程度と予測し,下値は75.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3750ドル-1.3550ドルで,実際は1.37874ドル-1.33836ドル(終値1.35214ドル)でした。上限は約40PIPSドル高方向の誤差で,下限は約170PIPSドル安方向に外しました。引き続き市場にはユーロシステム全体への疑念が渦巻いており,先週の控えめな下限を大幅に割った安値を考慮すると個人的には10月初旬にかけて1.30ドル割れの可能性も見ているところです。今週は再び下値への挑戦となると思いますが,下限については,この月曜日に先週の安値は更新されたので今週は1.32ドル台後半への下落を期待したいと思います。一方,上限については先週の9月22日の高値1.35890ドルへのアプローチを見ると,既に1.36ドル越えの壁は厚くなっており1.35ドル台後半での失速は避けられないと考えます。よって,今週の上値は1.3580ドル程度と予測し,下値は1.3280ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.8850フラン-0.8720フランで,実際は0.91810フラン-0.87979フラン(終値0.90261フラン)でした。上限は約330PIPSドル安方向の大外しで,下限は約80PIPSドル安方向に外しました。特に上限はユーロドルの下落によるドル高とユーロスイスの最低保証レート1.20フランからの乖離によるフラン安の相乗効果により大外しです。為替は複数の通貨の強弱で決まりますので2週続けてユーロスイスの固定レートを仮定してはいけませんでした。下限については,わかりやすい0.90フラン割れがどこまで下落するかを考えて0.89フラン台半ばを一応のサポートレベルとします。一方,上限についてはユーロドルの下落によるドルの堅調さを考慮して先週の高値0.91810フランは越えるとしても,戻り売りも考慮して0.92フラン台半ばで失速すると考えています。よって,今週の上値は0.9250フラン程度と予測し,下値は0.8950フラン程度と予測します。

今週の経済指標では,9月28日の水曜日の米8月耐久財受注は低めの予想なので予想を裏切ってポジティブサプライズによるドル高を期待したいと思います。9月29日の木曜日の2011年2Q米GDP発表は確定値なのでおそらくサプライズもなく終わるでしょう。やはり,純粋な経済指標より欧州各国の財務・中銀関係者の発言がイベントリスクになる神経質な相場であることを意識したいと思います。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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