EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/07/18の週】(なでしこ祝賀のため遅延モード)

まずはなでしこジャパンのFIFA WC2011優勝おめでとうございます。先週は突然イタリアの債務問題がクローズアップされ,ユーロ大暴落&続けて円高急速進行と予想外の相場の荒れ方でした。米国も米国債発行上限の引き上げ問題がほぼ決着が付いているとは言え,国債格付けを落とすぞと一部で脅されているのも事実で,日本国債だけが粛々と買われるのも不美人投票の典型なのでしょう。(WTI)原油価格は96ドル台で始まり93ドル台まで下落した後,99ドル台まで上昇して結局少し戻して97ドル台で週末を迎えました。金価格は1544ドル台で始まり,ほとんど下落がなくほぼ一方的に上昇して1593ドル台で週末を迎えました。



ドル円は,予想が81.50円-80.50円で,実際は80.819円-78.454円(終値79.051円)でした。上限は約70PIPSドル高方向に外し,下限は約200PIPSドル高方向に外しました。前回の予想では図にある上向きのウェッジ(赤線で追加)内に相場はとどまるはずでしたが予想外の下放れをしました。たとえ予想を外してもブレイクアウトでポジションを取る人には良い相場です。外れることを期待してレンジの予想をするというと意外に感じるかもしれませんが,外れることが収益を生むのであればその妙な感覚(これが相場の難しさ)を受け入れる必要があります。下限については,今年の3月13日の週の安値76.992円を考慮すると最低でも77円台半ばまでの下落はあり得ると考えています。一方,上限についてはこれまでの直近のサポートレベルがレジスタンスレベルになりますので6月8日の週の安値79.686円をメドとして79円台後半を目標値としておきましょう。よって,今週の上値は79.70円程度と予測し,下値は77.50円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4520ドル-1.4220ドルで,実際は1.42814ドル-1.38363ドル(終値1.41463ドル)でした。上限は約240PIPSドル安方向に外し,下限も約380PIPSドル安方向に外しました。前回の予想では図にあるきれいなペナント(赤線で追加)内に相場はとどまるはずでしたが,こちらも下放れが発生してしまいました。一時的にはドル円以上にレンジからの乖離が激しかったのですが,週の終値では予想の下限にそれなりに近づいているのがドル円と違うところです。下限としては,既に過ぎた月曜日の安値1.40135ドルに敬意を表したいところですが,ギリシャ債務不履行宣言イベントを考慮すると7月13日の安値1.39612ドルを意識した1.39ドル台半ばまで下落する可能性を考慮します。一方,上限については同じく7月13日の高値の1.42814ドルを意識した1.42ドル台後半までの上昇を期待します。よって,今週の上値は1.4280ドル程度と予測し,下値は1.3960ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.8470フラン-0.8320フランで,実際は0.83967フラン-0.80910フラン(終値0.81267フラン)でした。上限は約170PIPSドル高方向に外し,下限は約230PIPSドル高方向に外しました。ユーロドルで相対的にドルが強くなっているとは言え,スイスフランに対してドルが最安値を更新中であることを忘れてはなりません。ドルスイスのパリティ復帰の可能性があった昨年12月のころから見るとウソみたいな相場水準です。それだけ金価格の天井が見えないことへの裏返しにもなります。とは言え既に過ぎた月曜日からは相当戻しており,下限については,その月曜日の安値0.81042フランをさらに下回る可能性はいったんは回避できると考えています。一方,上限については,7月13日の高値0.83924フランがとりあえずの上限目標なので0.83フラン台後半までの上昇を期待します。よって,今週の上値は0.8380フラン程度と予測し,下値は0.8100フラン程度と予測します。

今週の予定としては,7月19日の火曜日には既に6月の米住宅着工件数・住宅建築許可件数が発表されており予想より良かったのですが,だから景気に何なのという感じで一時的な株価への影響にとどまると思います。7月21日の木曜日には(めでたく?)ギリシャの債務不履行宣言がユーロ圏首脳会議で認定される可能性があり,そうなると相場は大荒れ必至でしょう。一方,政治的理由か何かで債務不履行に関する結論が先送りされれば相場への影響は少ないのでしょうが,同日には7月のフィラデルフィア連銀景況指数もありますから結局どっちに転んでも平穏な相場の日とは思えません。土用の丑の日にまったりと鰻を食べたいのであれば手持ちのポジションはクローズしておくほうが良いかもしれません。それ以外にも,英大衆日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの盗聴事件でルパード・マードックのメディア帝国が揺らぐなどユーロ圏はイベントが絶えません。心底から喜んでユーロを買える日はなかなか訪れませんので,スイスフラン(あるいは円)と金はリスクから逃避先として消去法的に有効なのでしょう。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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