EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

3月失業率は低下し,NFPも全方位的に予想以上の回復

U.S. Payrolls Grew 216,000 in March; Unemployment at 8.8%

3月非農業部門雇用者数: 216K (予想:190K,前回:192K,前回改定:194K)
3月失業率: 8.8% (予想:8.9%,前回:8.9%)

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3月の失業率は2月の8.9%からわずか0.1%しか改善していないのですが,NFPは予想の190Kを上回りました。また,前月のNFPも上方修正され久々に「どこも悪くない=全方位的に良い」指標と言ってよいでしょう。ドル円はもともと日本国債の増発観測などでドル高傾向にはありましたがとうとう84円台に到達しました。一方,ユーロドルはまだ1.41ドル近傍ですから,全般的には円安ですがドル高とは言いにくい相場です。

製造業: 1万7000人 (前回:3万2000人) ※製造業が伸びは落ちてきた
建設業: -1000人 (前回:3万7000人) ※相変わらず建設業の変動は激しいです
金融業: 6000人 (前回:-3000人) ※マイナスとプラスの間での小さな増減のみ
リテール部門: 1万7700人 (前回:-7800人) ※マイナスからプラスに大きく回復した
民間部門: 23万0000人 (前回:24万0000人) ※プロフェッショナル・ビジネスサービスが大きく改善
政府部門: -1万4000人 (前回:-4万6000人) ※政府部門はまったく立ち直っていない

個別のNFPの数字ではプロフェッショナル・ビジネスサービスとヘルスケアの就業者の増加が目立ちます。リテール部門と建設業は変動が激しいのに対し,プロフェッショナル・ビジネスサービスの伸びは好調ですので,先回書いたとおりに高度な知識や技術,一定年数の経験などを持っている人材は必要とされています。結果的に米国での生産性の向上は現在も進行しているのでしょう。

徐々に雇用統計が回復するにつれて,FRBの金融政策はDual Mandate達成面から見ても雇用の確保から物価の安定に軸足を移す可能性がいっそう出てきたのは言うまでもありません。2011年は大震災で経済が落ち込む日本と少しずつゼロ金利から脱しようとする米国との経済の勢いの差を見せつけられそうですね。

3月ISM製造業景気指数は先月より低下も予想以上でドル高を後押し

ISM Index of Manufacturing in U.S. Fell to 61.2 in March

3月ISM製造業景気指数: 61.2 (予測:61.1,前月:61.4)



3月のISM製造業景気指数は2月からちょっと下がったのですが,事前予想の61.1を0.1ポイントだけ上回る61.2でした。直前の雇用統計が良かったので今月はちょっと付け足しの感じがありますね。為替市場的にはドル高へのフォロースルーにはなっています。

指標的には輸出指数と新規受注が減っています。来月はちょっと息切れになりそうですが,先行指標である4月のフィラデルフィア連銀景況指数に注目していれば大きなサプライズで動揺することはないでしょう。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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