EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

2月ISM製造業景気指数は予想以上だが市場の注目はやはり中東情勢に

U.S. Manufacturing Grows at Fastest Pace Since 2004

2月ISM製造業景気指数: 61.4 (予測:61.0,前月:60.8)



2月のISM製造業景気指数は1月からさらに上昇して,事前予想の61.0を0.4ポイント上回る61.4でした。2004年5月以来の好調な数字が並んでいますが,好調な製造業を反映してまあ想定の範囲内というところでしょう。今月もリビア情勢が市場の焦点になってしまい為替相場は経済指標をガン無視です。一方,株式市場もISM製造業景気指数にはあまり反応せずに中東情勢や原油価格を注視した動きとなっています。それにしても,前月がエジプトに注目で今月がリビアに注目とは毎月中東で騒動が起きているのですね。

今週も,純粋な経済指標とトレードとは分離して考えるべきです。金曜日の雇用統計には多分注目が集まるとしても,中東により近いECBの金融政策のほうがイベントリスクとして注目が集まりそうです。トリシェ総裁がユーロ圏の景気は好調でインフレ率は無視できないレベルにあるとでも言ったなら,ユーロドルと金価格のさらなる上昇はほぼ確実と思われます。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/02/28の週】

先週は一挙にリビア情勢が緊迫し国が二分される状況ともなりました。カダフィ大佐は相当往生際が悪くて私が替え歌を作成した後も反体制派を弾圧しています。一方で,アイルランドで新政権が誕生することになり財政破綻後の国内経済をどう立てなおしていくかには注目です。中東の地政学的リスクは特にドバイ原油や北海ブレント原油の価格をさらにつり上げています。(WTI)原油価格は86ドル台で始まり,とうとう100ドルを突破して103ドル台まで上昇してから98ドル台まで下落して週末を迎えました。さらに今週になって100ドル前後の攻防が続いています。金価格は1389ドル台で始まり,上下動を繰り返しながら上昇して最終的には1409ドル台で週末を迎え,今週になってからは1435ドルを突破しています。



ドル円は,予想が83.80円-82.80円で,実際は83.519円-81.611円(終値81.641円)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限は約120PIPSドル高方向に外しました。ここしばらく続いているドル円の停滞感の中で先週は比較的円高になりました。とは言え81円台の攻防では底堅いサポートがあり,引き続き81円台半ばを下限とするレンジ相場が続いています。中東の地政学リスクにより「有事のドル買い」ならぬ商品買いが進んでいるのは確実ですので,相対的に円高に向かうのは仕方がありませんがさらなる下落は起きていません。下限については,先週の安値付近を起点に反転することを見越して81円台半ばでのサポートを予想します。一方,上限については82円台への下落が急に進んだので今週は83円台へは復帰できないでしょう。よって,今週の上値は82.90円程度と予測し,下値は81.50円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3770ドル-1.3550ドルで,実際は1.38373ドル-1.35248ドル(終値1.37518ドル)でした。上限は約70PIPSドル高方向に外し,下限は約30PIPSドル安方向の誤差でした。さすがにユーロドルはドル円より流動性がありますがそれでも想定内のレンジ相場です。きっちりと居心地の良い1.35ドル-1.38ドルのレンジが守られているということは,中東の地政学的リスクを含むイベントドリブンの相場で今週もトレンド待ちの証左です。とはいえ高値圏での推移は確実で上限はややオーバーシュートの可能性も捨て切れません。上限については,1.38ドル台半ばまでなら上昇の可能性があるでしょう。一方,下限についてはあまり下落要因がない中で過去に何度も経験している1.36ドル台前半での良いサポートが想定されます。よって,今週の上値は1.3850ドル程度と予測し,下値は1.3620ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.9630フラン-0.9420フランで,実際は0.95046フラン-0.92288フラン(終値0.92823フラン)でした。上限は約130PIPSドル高方向に外し,下限は約190PIPSドル高方向に外しました。ドルは先週もフランに対してほぼ無抵抗で週半ばに3日連続で陰線を伴い大きく下落しました。この調子では近い将来の金相場の1500ドル到達もまたスイスフランの対ドル史上最高値の更新も現実味があります。下限については,どこでサポートされるか予測するのが難しくなっている状況ですが今週は0.92フラン台前半はなんとか死守できるあや戻しの週だと考えています。一方,上限については今週は0.94フラン台半ばまで到達できれば目標達成と考えています。よって,今週の上値は0.9450フラン程度と予測し,下値は0.9240フラン程度と予測します。

今週の予定としては,3月1日の火曜日(日本時間3月2日水曜日00:00)の2月ISM製造業景気指数はほぼ予想通りに終わりました。3月3日の木曜日にはECB政策金利発表,3月4日の金曜日には2月米雇用統計が続きます。今週はややユーロが強くなっている局面で,トリシェ総裁がユーロ高の熱をさます気でいるのか愚直にドイツ経済の好調さに合せて再び利上げに言及するのかがとても楽しみです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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