EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

12月失業率は低下し,NFPは予想よりダウンも大幅増加

U.S. Payrolls Miss Forecast, Showing Labor Market Recovery May Take Years

12月非農業部門雇用者数: 103K (予想:150K,前回:39K,前回改定:71K)
12月失業率: 9.4% (予想:9.7%,前回:9.8%)

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12月の失業率は11月の9.8%から0.4%改善しただけでなく,NFPも事前のADP統計が良すぎたための予想ほどではありませんでしたが103Kの増加になりました。また前回の11月のNFP改定値も71Kにまで上方修正されています。リテール部門がまた減少から増加に転じました。年末商戦は良い実績でしたから臨時雇用が貢献したのかも知れませんが,連続してプラスが続くかどうか今後数か月が正念場となるでしょう。

製造業: 1万0000人 (前回:-8000人) ※ここがガンガン牽引しないと輸出指数も改善しない
建設業: -1万6000人 (前回:-2000人) ※大雪と寒波の影響。少なくとも臨時雇用には悪影響
金融業: 4000人 (前回:-4000人) ※待望のプラス化。連続して続くかどうかが大切
リテール部門: 1万2000人 (前回:-1万9400人) ※リテール部門は相変わらず振動状態
民間部門: 11万3000人 (前回:7万9000人) ※ADP統計からすると気分的には増加が足りない
政府部門: -1万0000人 (前回:-8000人) ※政府部門は州政府の緊縮財政でマイナス継続

また,失業率は前も書きましたが,仕事がないと諦めて職探しを止めてしまって統計上の失業者に加えられない人々(Discouraged Workers)次第で大幅に改善してしまうことがあります。今回もその影響が強いでしょうが,為替市場を見る目としては,市場がどう反応するかのほうが大事でドル高要因となるのならドルショートはしっかりと手仕舞いしないといけません。自分の経済判断≒市場の先行き判断である時は良いのですが,そうでないときの行動のほうがより大事なのです。

ユーロドルはADP統計の発表以来激落して,週末に1.30を割って1.29ドル台前半でクローズ。この心理的影響は大きいですね。早くも昨年末の1.26ドルあたりの下限予想など外れたも同然です。

なお,本物の経済情勢としてはバーナンキ議長の金曜日の証言では労働市場の改善に今後数年を要すると言う慎重な見解が出ています。QE2の影響で失業率が改善したなどと某経済評論家のように言うのは,経済を統計としてしか見ない意見であると考えます。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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