EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

2010年11月YTDヘッジファンド成績

12月の後半を迎えましたので,2010年11月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。11月は10月の収益ダウンが顕著になっています。とりわけテクノロジーセクターファンドが-2.5%程度のマイナスに転じました。一方,エネルギーセクターファンドはプラスを維持し1位になりました。また,2位から4位はモーゲージ組成ファンド,オプション戦略ファンド,ロング&ショート戦略ファンドの順でした。11月上旬から下旬にかけて株式市場は下落していますのでにロングオンリー戦略ファンドの収益がほぼゼロになりました。

次が,全セクターの11月までのYTDパフォーマンスの図2です。



21.39%:モーゲージ組成ファンド
17.01%:テクノロジーセクターファンド
16.61%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
14.19%:バリュー投資ファンド
14.05%:エネルギーセクターファンド

12.14%:エマージング市場ファンド
11.88%:ディストレスドファンド
11.26%:スペシャル・シチュエーションファンド
11.24%:転換社債裁定ファンド
10.54%:仕組み債非裁定ファンド
10.19%:ロングオンリー戦略ファンド
10.09%:仕組み債裁定ファンド
9.31%:イベント主導型ファンド
8.56%:オプション戦略ファンド
6.37%:マクロファンド
6.36%:ロング&ショート戦略ファンド
5.39%:企業合併裁定ファンド
5.04%:マルチ戦略ファンド
4.90%:レギュレーションD限定ファンド
4.43%:CTA商品先物ファンド
3.68%:ヘルスケアセクターファンド
3.37%:マーケットニュートラルファンド
2.48%:資産賃貸ファンド
1.63%:ファイナンスセクターファンド
0.96%:統計的裁定ファンド
0.00%:資本構成裁定ファンド
0.00%:マーケットタイマーファンド
0.00%:その他の裁定ファンド
0.00%:短期トレードファンド
-11.27%:ショートバイアスファンド


ついに1位はモーゲージ組成ファンドが逆転し,好調さを持続していたテクノロジーセクターファンドが11月の収益ダウンで2位に落ちました。3位と4位のスモール・マイクロ企業限定ファンド,バリュー投資ファンドは変化がありませんが,5位はエネルギーセクターファンドがエマージング市場ファンドを逆転しました。またショートバイアスファンドの損失は-10%を越すこととなりました。

上位5つを見てみると,今年の経済状況を象徴するような順位となりました。

iPadに代表されるような情報端末やスマートフォン市場は関連部品も含めて好調だった。→テクノロジーセクターファンドの成績はとても良かった。
■ 2009年に株式市場の底は脱しているので大企業の株価上昇余地は限定的だった。→スモール・マイクロ市場に投資したファンドの成績が良かった。
■ 雇用が回復していない現状ではレイオフ等で企業がスリムになることから収益は達成されている。→企業成長ではなく資産評価によるバリュー投資ファンドの成績も良かった。
エネルギー資産価格は上昇を続け,また新興国の経済成長が引き続き世界経済を牽引している。→エネルギーセクターおよび新興市場志向のファンドの好調さも変わっていない。

こういう市場の傾向を是非リアルタイムに意識できるようになりたいものです。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/12/27の週】

先週は国連安全保障理事会が結局中国の反対で何の議決もできず,北朝鮮の扱いに何の進展もありませんでした。欧州を始めとして記録的な大雪に見舞われており航空機ダイヤが乱れているようです。週末には中国人民銀行が銀行の貸出金利と預金金利をいずれも0.25%引き上げると発表し,銀行の貸出金利は5.81%に預金金利は2.75%に引き上げられました。今後為替の平衡をできるだけ保つために中国様が円やドルを買うのかどうかに注目ですね。日銀政策金利の発表は総裁が特に市場に反応される材料を提供することもなく平穏に終わってまずまずです。一方,原油価格は88ドル台で始まり,87ドル台よりは下落せずに91ドル台まで続伸して週末を迎えました。一方,金価格は1375ドル台で始まり,1392ドル台から1373ドル台のレンジの動きで1383ドル台で週末を迎えました。



ドル円は,予想が84.90円-82.50円で,実際は84.110円-82.847円(終値82.896円)でした。上限は約80PIPSドル高方向に外し,下限は約30PIPSドル安方向の誤差でした。今回は12月7日の安値である82円台の前半までは下落せず12月14日の安値付近でしっかりとサポートされました。財務省が介入したときのレートの比べてもあまり差はないのですが当時とは下落スピードが違いますし,直近安値を更新中の場合と80円台前半を10月に経験している場合とでは安心感が大きく違うのです。今週は少し円高になると予想しており,下限については,81円台後半を下限としておきます。一方,上限については先々週の高値の84円台半ばを越えられなかったことから84円台への上昇は結構厳しいような気がします。よって,今週の上値は83.90円程度と予測し,下値は81.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3330ドル-1.3050ドルで,実際は1.32010ドル-1.30546ドル(終値1.31151ドル)でした。上限は約130PIPSドル安方向に外し,下限は約5PIPS以下の誤差のほぼピッタリでした。上値も下値も重くクリスマス休暇相場で市場参加者が少ないことが推察されます。例年で言えば市場閑散時に時々大きく相場を動かそうとする例外もあるのでしょうが今年はその気配もなさそうです。下限については,先週と同じく1.30ドル台半ばを予想します。一方,上限についてはもう少しボラがあれば1.33ドル台越えもあるでしょうがちょっと厳しく1.32ドル半ばまでで止まるかと思います。よって,今週の上値は1.3250ドル程度と予測し,下値は1.3050ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が0.9830フラン-0.9570フランで,実際は0.97195フラン-0.94958フラン(終値0.96174フラン)でした。上限は約110PIPSドル高方向に外し,下限は約70PIPSドル高方向に外しました。多少ドルが堅調に見えてもドルスイスがパリティ越えを定常化しないことには本当に強いドルの復活とは言えません。65日移動平均が0.9770フラン付近のレベルにありここを勢い良く越える力がなければ,今週も4週連続でパリティ越えは難しそうです。上限については,今週はそこより多少低い日足の一目均衡の雲の下限である0.97フラン台半ばあたりに下方修正しましょう。一方,下限については10月10日の週の安値である0.94614フランを下抜けするのは来年に取っておき,0.95フランジャストでのサポートを予想します。よって,今週の上値は0.9750フラン程度と予測し,下値は0.9500フラン程度と予測します。

今週の予定としては,12月28日の火曜日にはS&Pケースシラー住宅価格の発表があります。米国の雇用市場と住宅市場の低迷は続いており,2010年の締めくくりとして住宅価格もスカっと底入れ改善してくれないだろうかと思っていますがまあ無理でしょうね。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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