EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

7月ISM製造業景気指数はさらに低下するも下げ幅は予想以下にとどまる

Manufacturing in U.S. Expanded at Slower Pace in July

7月ISM製造業景気指数: 55.5 (予測:54.5,前月:56.2)



7月のISM製造業景気指数は6月の指数からさらに0.7ポイント低下し55.5になりました。うーーん。なんとか下げ止まるかどうかの境目でしょうか。予想より下げ幅が少なくなっていますがそれでも上昇したわけではありません。特にNew OrdersとProductionの低下が今月も目立ちます。Employmentがなんとかプラスにとどまっているのは救いですが,Importsは大きく低下して内需による景気拡大は難しい情勢です。米国の経済状況はまさに遅れてきたデフレの様相を呈していて,クルーグマン先生が最近は日銀のことを非難できなくなったのも中央銀行ができることの限界を改めて思い知らされたからでしょう。

冷静に見ればここ数週の経済指標を忠実に敷衍したに過ぎないのですが,市場はまたまたドル安・欧州通貨高に反応しています。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/08/02の週の展望】

2010年第2四半期米GDPの結果も市場には否定的に取られてドル安が継続しており,ユーロドルは木曜日には一時1.31ドル台にまで上昇しました。週末も1.30ドル台をキープしたので再度の1.30ドル割れはしばらく遠のいたと考えています。原油価格は78ドル台で始まりましたが,一時75ドル台まで下落した後は結局78ドル台で終わるという週単位の行って来い相場となりました。一方,金価格も週初めは1189ドル台で始まりましたが,火曜日に1160ドル台まで急落した後は結局1181ドル台までなんとか戻して週末を迎えました。



ドル円は,予想が88.30円-86.10円で,実際は88.106円-85.933円(終値86.382円)でした。上限は約20PIPSドル高方向の誤差で,下限は約20PIPSドル高方向の誤差でした。他のドルストレートペアと異なり,テクニカルな判断である程度正確に予測できるレンジ相場の様相を呈しています。下限については,今週も86円台が底堅いという予想は変えませんので86円台前半でのサポートを期待しています。一方,上限については先週の88円台の達成感で落ち着いてきているので87円台後半の戻り売りに抵抗できないと予想します。よって,今週の上値は87.80円程度と予測し,下値は86.20円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3080ドル-1.2730ドルで,実際は1.31060ドル-1.28885ドル(終値1.30296ドル)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限は約160PIPSドル高に外しました。下落方向のサポートが底堅いという事実は今後も継続して上値更新する可能性を高めています。5月3日の高値1.3312ドルから安値1.3154ドルまでは一気に下落しましたので,1.32ドル台到達への抵抗はそれほど強くありません。そのため上限については,いったんは1.32ドル台半ばまでの上昇を考えています。一方,下限については今週は1.30ドル台キープは鉄板とします。よって,今週の上値は1.3250ドル程度と予測し,下値は1.3000ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0600フラン-1.0350フランで,実際は1.06387フラン-1.03612フラン(終値1.04150フラン)でした。上限は約40PIPSドル安方向の誤差で,下限は約10PIPSドル安方向の誤差でした。ドルスイスは先週の下げ止まりの予想がある程度的中しました。とはいえ直近安値を更新している事実は見逃せませんので,下限としては,1.03フラン台ぎりぎりまでサポートレベルを下げることにします。一方,上限については7月14日の高値の1.06169フランをなんとか越えたのですが,まだ安値更新中なので再度の1.06フラン越えは難しく1.05フラン後半で戻り売りにさらされると考えています。よって,今週の上値は1.0570フラン程度と予測し,下値は1.0300フラン程度と予測します。

今週の予定としては8月2日の月曜日に7月のISM製造業景気指数がありましたが(怠慢のせいで)既に発表時間を過ぎてしまいました。軒並み悪い米経済指標が続いた数週間の結果としてはよく踏ん張ったという感じです。また,8月5日の木曜日にはECBおよびBOEの政策金利発表があります。この2つは継続的にずっと政策金利が据え置かれているだけでなく,欧州ストレステスト後の初めての政策金利発表のために当局は大きなイベントにはならないように特別な発表は控えると思います。8月6日の金曜日には7月米雇用統計の発表がありますが,さんざんいろいろな経済指標で叩かれたので個人的にはポジティブサプライズでのボラティリティ増大を期待したいと思います。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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