EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

6月失業率は減少するも,NFPは再び増加から減少へ

U.S. Economy: Private Payroll Growth Trails Forecasts (Update1)

6月非農業部門雇用者数: -125K (予想:-130K,前回:431K,前回改定:433K)
6月失業率: 9.5% (予想:9.8%,前回:9.7%)

6月の失業率は5月の9.7%からまた0.2%減少しましたが,NFPは逆に予想とほぼ同じで前月比マイナスになりました。予測がマイナスなのは国勢調査用の一時雇用者の減少分が今回から考慮されているからです。また,働く意欲のある労働力(=Labor Force)の減少のために見かけ上の失業率が引き続き減ってもいます。

製造業: 9000人 (前回:3万2000人) ※増加数がさらに減る
建設業: -2万2000人 (前回:-3万0000人) ※建設ラッシュ後の反動が継続中
金融業: -1万5000人 (前回:-1万2000人) ※マイナスが連続
リテール部門: -6600人 (前回:-1万900人) ※マイナスが連続
民間部門: 8万3000人 (前回:3万3000人) ※輸送・物流部門,プロフェッショナルサービス,レジャー関連の回復が寄与
政府部門: -20万8000人 (前回:40万0000人) ※国勢調査終了で雇用創出ができず

製造業の雇用は増加数がさらに減り,金融業とリテール部門に至っては雇用数の減少が連続しています。春先から良かった雇用統計もここへ来てネガティブ。為替相場は素直にドル安になりユーロドルは1.25ドル台までユーロ高になって週末を迎えました。1か月前は雇用統計そのものを見ないでユーロを売りたかった人たちもそろそろユーロを買い戻すことに決めたのでしょう。ワールドカップであっという間の1か月でしたが,マクロ経済や為替相場は刻々と変化しているのでトレンドの変化が起きるのには十分な期間です。

6月ISM製造業景気指数は予想より悪く前月より大幅低下

U.S. Economy: Manufacturing, Claims Point to Slowdown (Update1)

6月ISM製造業景気指数: 56.2 (予測:59.0,前月:59.7)



6月のISM製造業景気指数は5月の指数からさらに3.5ポイント低下し56.2になりました。50を越えてはいますので景気後退とまではいかないのですが回復度合いが緩やかになってきたと言えます。特にNew OrdersとProductionの低下が激しいですね。Exportsもずいぶん下がってしまい,先回のエントリで為替予約のレートの効果がなくなってくるとドル高の影響が出てくるはずと言いましたが,その通りに腰折れの雰囲気です。Importsは横ばいでEmploymentも低下したので,内需によって景気を引っ張ることもできません。景気回復の踊り場だとすれば金融政策的にも政府の景気対策的にも非常に難しい局面になってきました。

結果として,しばらく続いた強含みのドルに対して各国通貨が値を戻す時期とも言えます。世間ではワールドカップの決勝トーナメントの1回戦も終わって準々決勝が始まるところですが,いち早く敗退した米国代表を応援することもできずにユーロを買い戻す動きが米国方面から活発化しても不思議ではありません。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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