EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

2010年6月YTDヘッジファンド成績

7月の後半を迎えましたので,2010年6月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。6月ははっきりしないトレンドのためにわずか3つのファンドがプラスの収益で残りはすべてマイナスの損失になりました。プラスの上位3つのファンドはオプション戦略ファンド,モーゲージ組成ファンド,企業合併裁定ファンドとなっています。10種類の中ではファイナンスセクターファンドが最下位であったことからもわかるとおり,決算前の金融機関の株はパフォーマンスが最悪だったのですね。不透明な相場の月に踏ん張れるのは5月と同じくクローズドなM&Aファンドやオプションでしのいでいるファンドでした。少し戻したとは言えますが6月は5月の相場基調を引き継いでいる結果となりました。

次が,全セクターの6月までのYTDパフォーマンスの図2です。
(資本構成裁定ファンド,短期トレードファンド,その他の裁定ファンドの3つはファンドの解散等により報告数が極めて少ないため今回から統計外です。)



9.86%:モーゲージ組成ファンド
5.87%:仕組み債裁定ファンド
5.32%:仕組み債非裁定ファンド
5.23%:ディストレスドファンド
3.82%:スモール・マイクロ企業限定ファンド

3.51%:バリュー投資ファンド
3.39%:転換社債裁定ファンド
2.44%:資産賃貸ファンド
2.31%:イベント主導型ファンド
2.04%:スペシャル・シチュエーションファンド
2.01%:オプション戦略ファンド
1.92%:企業合併裁定ファンド
1.53%:テクノロジーセクターファンド
1.24%:ファイナンスセクターファンド
1.10%:マクロファンド
1.00%:エマージング市場ファンド
0.51%:マーケットニュートラルファンド
0.47%:レギュレーションD限定ファンド
0.27%:エネルギーセクターファンド
-0.51%:マルチ戦略ファンド
-0.73%:ショートバイアスファンド
-0.80%:統計的裁定ファンド
-1.37%:ヘルスケアセクターファンド
-1.41%:ロング&ショート戦略ファンド
-2.23%:CTA商品先物ファンド
-2.73%:ロングオンリー戦略ファンド


1位はモーゲージ組成ファンドとなり,スモール・マイクロ企業限定ファンドは5位にランクダウンです。2位以下4位までは仕組み債裁定ファンド,仕組み債非裁定ファンド,ディストレスドファンドの順で,依然として特徴のあるファンドが目立っています。また成績の悪い方では,CTA商品先物ファンドはもちろんですが,ロングオンリー戦略ファンドの成績が振るわなくなっているのが特徴です。セクター別ファンドではテクノロジーセクターファンドが一番良くて1.53%の収益ですから,優良セクターを中心にオーソドックスに買い持ちする戦略が通用していないということですね。結構,個人投資家にとっては厳しい今年の相場と言えるでしょう。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/07/26の週の展望】(暑くて何もしたくない日々)

猛暑日が続いて何もしたくない日々の続いた先週でしたが,米住宅関連指標が残念な結果となってしまい,ドルは一時安くなりましたがユーロ圏のストレステスト結果待ちで大きくは上下とも動けずハッキリしない相場でした。その上,実際のストレステストは大甘だったのに市場はそれでも騙された振りをして好感するという予定調和のような展開でした。原油価格は20日から21日かけては行って来い相場となりましたが,週初めの75ドル台から週末の78ドル台まで多少の反騰で終わった感じです。一方,金価格も週初めは1193ドル台で始まりましたが,一時1200ドルを越えた時以外は小幅な動きに終始し結局1189ドル台で週末を迎えました。



ドル円は,予想が88.40円-86.10円で,実際は87.562円-86.332円(終値87.354円)でした。上限は約80PIPSドル高に外し,下限は約20PIPSドル安方向の誤差でした。方向感がなく極めて小幅な値動きの週だったと言えるでしょう。86円台が底堅く88円台が遠いという感じは今週も波乱がなければ続くと思われます。下限については,今週も86円台前半でのサポートを期待しています。一方,上限についてはここしばらく円高が続いたので88円台前半にいったん到達して達成感を味わいたいとの市場心理を想定します。よって,今週の上値は88.30円程度と予測し,下値は86.10円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3090ドル-1.2750ドルで,実際は1.30277ドル-1.27316ドル(終値1.29145ドル)でした。上限は約60PIPSドル安に外し,下限は約20PIPSのドル安方向への誤差でした。21日から22日にかけての行って来い相場を含めても1.30ドルを大きくは越えられずまた1.27ドルを割ることも不可能でした。あまり上下にブレイクアウトするようなイベントがあるとも思えず,今週もストレステストの「好感度」からこのレンジの高値圏で推移すると思います。上限については,先週から継続して1.30ドル台後半までの上昇を考えています。一方,下限についても1.27ドル台前半まで下落すれば十分なサポートがあると確認できましたので先週より少し下げる程度で考えています。よって,今週の上値は1.3080ドル程度と予測し,下値は1.2730ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0620フラン-1.0390フランで,実際は1.05624フラン-1.03926フラン(終値1.05339フラン)でした。上限は約60PIPSドル高に外し,下限は5PIPS以下のニアピン賞でした。ここ2,3週がドル安の下げ止まりの局面であれば,今週も1.03フラン台でのサポートを期待できますので,下限としては,1.03フラン台半ばを想定しています。一方,上限については7月14日の高値の1.06169フランを越える勢いは今週も期待できない気がしてきましたので,1.06フランちょうど目標とします。よって,今週の上値は1.0600フラン程度と予測し,下値は1.0350フラン程度と予測します。

今週の予定としては7月30日の金曜日の米2010年第2四半期GDP速報値と個人消費がネガティブ・サプライズでドル安になるリスクを見ておきたいと思います。その他の指標とくにユーロ圏の経済指標は軒並み無視されると考えています。というのは,大甘とは言え「ストレステスト」でお墨付きをもらった段階ではユーロ圏では経済指標そのものよりイベントリスクに焦点が当たっているからです。あと「ストレステスト」の結果を見てからバカンスに入る予定の人も多いとすると相場は閑散とするでしょう。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/07/19の週の展望】(筋肉痛でまったりモード)

よりによって年初来最高気温の休日に,ちょっとしたハイキングに出かけるはずが本格的な縦走登山になってしまって久々の筋肉痛で何もしたくないEURO SELLERです。先週は米国関連の経済指標が弱くてドルが一気に売られましたが,なんだか景気回復の腰折れを予感させる様子で利上げははるか遠い先のように思えてきました。為替相場はドル安・円高・ユーロ高が一気に進みましたし,米国株式市場も激しく下落しました。原油価格は週初めの74ドル台から78ドル台までの上昇でまた上向きトレンドかと思ったのですが,経済指標が悪いせいで需要減を見込まれてその後は下落し,75ドル台の引けで週末を迎えました。一方,金価格は1212ドル台で始まった後は1196ドル台と1217ドル台の間で推移しましたが,金曜日には投げ売りで1193ドル台まで下落しました。金相場に関しては1つの上昇相場が終わったように感じてしまうのは私だけでしょうか。



ドル円は,予想が89.60円-86.70円で,実際は89.146円-86.255円(終値86.653円)でした。上限は約50PIPSドル高方向の誤差で,下限は約40PIPSドル高方向の誤差でした。昨年の11月の終わり以来の7か月ぶりの円高とは言うものの底値が見えないという感じではなく,86円台前半でのサポートはなんとなく見えている印象です。一方,89円台に上昇してからの伸びは月曜日も水曜日も阻止されました。下限については,一旦は下げ止まり86円台前半でのサポートを今後も期待しています。一方,上限については今週中に89円まで上昇するのは至難の業です。下落は速いのですが上昇は何かと逡巡します。頑張っても88円台の半ばでの抵抗を想定します。よって,今週の上値は88.40円程度と予測し,下値は86.10円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.2690ドル-1.2460ドルで,実際は1.30065ドル-1.25221ドル(終値1.29255ドル)でした。上限は約320PIPSドル高に外し,下限は約60PIPSドル高に外しました。それにしても,ユーロドルのレジスタンスラインに関しては相当楽観的な予想をしていたようです。あっさり1.27ドル近傍のレジスタンスを越えると1.29ドル台まで一気に上昇して,1.30ドル台を付けないと市場が納得しない状況となりました。上限については,先週に引き続き1.30ドル後半までの上昇は不可避と考えています。一方,下限については1.27ドル台半ばまで下落すれば十分なサポートがあり,さらに下落する可能性は薄いと考えています。よって,今週の上値は1.3090ドル程度と予測し,下値は1.2750ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0740フラン-1.0470フランで,実際は1.06751フラン-1.03989フラン(終値1.05150フラン)でした。上限は約70PIPSドル高に外し,下限は約70PIPSドル高に外しました。6月から7月にかけては一方的なドル安方向の流れでしたが,そろそろ下げ止まるかどうかに注目しています。1.04フランから1.08フランは幅広いレンジ帯を構成しており,1.03フラン台を大きく下抜けしなければまたレンジに戻ってくることが期待されます。下限としては,1.04フラン直下での下げ止まりを想定しています。一方,上限については7月2日の高値の1.06960フランをどうしても越えられずにいる現状がはっきりしてきましたが,今週はまず7月14日の高値の1.06169フランを越えないことには話になりません。よって,今週の上値は1.0620フラン程度と予測し,下値は1.0390フラン程度と予測します。

今週の予定としては7月20日の火曜日の米6月住宅着工件数・住宅建築許可件数の下ブレを警戒します。7月22日の木曜日の米6月中古住宅販売件数も同様に注目します。今の米国の雇用の現状では既に住宅を買える人は買ってしまっているし,逆にローンを払えない人はノン・リコースで住宅を手放したということで冷え切った住宅市場の回復はなかなか進まないようです。今週またこれらの住宅関連指標が予想以下ということになれば,株式市場においては景気停滞に対する嫌気が強まって下落幅が増すでしょうし,為替市場ではドル安・ユーロ(円)高の流れは止められません。雇用あってからの個人消費・住宅購入であることは言うまでもないでしょう。

7月のフィラデルフィア連銀景況指数は盛り返せずに落ち込む

Philadelphia-Area Manufacturing Grows at Slower Pace as Index Falls to 5.1

7月フィラデルフィア連銀景況指数: 5.1 (予想:10.0,前月:8.0)

7月のフィラデルフィア連銀景況指数は前回の激下がりから少しは反動があるかとの市場期待を見事に裏切って予想を下回りました。引き続きプラス圏には違いないのですが,景気の拡大・後退が均衡するレベルにまで近づいています。先行指数のほうも先月の40.2が25.0と大幅に下がりました。(下図参照)



内訳としては,

新規受注: -4.3 (前月:9.0) -> 受注は激減しました
出荷指数: 4.0 (前月:14.2) -> 出荷も激減しました
在庫指数: 4.5 (前月:4.6) ->ほとんど変わらず生産調整はOK
雇用指数: 4.0 (前月:-1.5) ->雇用状況が改善したのが救いです

というように,急激にブレーキがかかっているようです。

為替市場は円高・ユーロ高・ドル安で推移しています。今回はちょっとひどいですね。米国株を押し目で買うのは推奨しますが,ここから一段のドル高を期待するのはしばらく難しくなりました。ユーロドルは昨晩から1.30ドルが視野に入ってきました。

米6月小売売上高は予想以上の連続マイナス

Sales at U.S. Retailers Fell for a Second Month in June

6月の小売売上高はコアも全体も5月に続いてマイナスになってしまいました。コアは予想通りでしたが全体ではさらに下回り,今週のドル安に拍車をかけました。連続月の確認で景気の足踏みは鮮明になってきました。というかこれまでの過剰な期待が終わったと言ったほうが良いでしょうか。

米6月小売売上高(自動車除くコア): -0.1% (予想:-0.1%,前月改定:-1.2%[改定前:-1.1%])
米6月小売売上高: -0.5% (予想:-0.3%,前月改定:-1.1%[改定前:-1.2%])

Please wait for Cleveland Fed data update

前回の小売売上高の発表の日は,南アWCの開幕戦でしたから1か月が経つのが本当に早かったです。今週はだるくて水曜日の指標のエントリを金曜日に書いていますがごめんなさい。今週は米国株の押し目買いには良い地合いですが,ユーロドルを戻り売りするには少し上がりすぎてしまいました。

あと市場の話とは外れますが,BloombergサイトのニュースページがURL表記もデザインも一新されています。(チャート表記だけは既に先行して変わっていましたが)先週のSID方式のURLのリンクも新しいページに転送されるようになりましたので,先週末に大規模なサイトの切り替えを行ったのでしょう。

US上場企業決算日告知

アルコアの決算発表を皮切りに,2010年第2四半期の決算発表月が始まりました。US上場企業決算日自動取得マクロの表に7・8・9月の列を追加して,あらたに今月分と来月分をマクロに取得させました。(まだ埋まっていないTickerは省略してあります。20日から22日に集中していますね。)

Date Company Name (As of 13-July-10)
07/12/2010 ALCOA Inc
07/13/2010 Intel Corporation
07/15/2010 Advanced Micro Devices
07/15/2010 Google
07/15/2010 JPMorgan Chase & Co.
07/16/2010 Bank of America Corporation
07/16/2010 Citigroup Inc.
07/16/2010 General Electric
07/19/2010 International Business Machines
07/19/2010 Texas Instruments
07/20/2010 Apple Inc.
07/20/2010 Bank of New York Mellon Corp
07/20/2010 Gilead Sciences
07/20/2010 Goldman Sachs
07/20/2010 Johnson & Johnson
07/20/2010 PepsiCo
07/20/2010 Yahoo, Inc.
07/21/2010 eBay
07/21/2010 EMC Corporation
07/21/2010 GlaxoSmithKline
07/21/2010 Starbucks
07/21/2010 The Coca-Cola Company
07/21/2010 U.S. Bancorp
07/21/2010 Wells Fargo & Company
07/22/2010 3M Company
07/22/2010 Amazon.com, Inc.
07/22/2010 Caterpillar Inc.
07/22/2010 Credit Suisse Group
07/22/2010 E*TRADE Financial Corp.
07/22/2010 Microsoft
07/22/2010 Nokia
07/22/2010 Xerox Corporation
07/23/2010 Verizon
07/27/2010 Broadcom
07/27/2010 Deutsche Bank
07/27/2010 UBS
07/28/2010 The Boeing Company
07/29/2010 Waste Management
07/30/2010 Merck & Co., Inc.
08/02/2010 BNP Paribas
08/02/2010 HSBC Holdings plc
08/03/2010 Pfizer
08/05/2010 Barclays PLC

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/07/12の週の展望】(バカンスシーズン準備中モード)

スペイン代表がWCで優勝し民主党が参議院選で大敗するという予定調和的な週明けを迎えました。トリシェECB総裁も記者会見で任期中の最後のWCを話題にできるチャンスを得ました。為替相場はドル安・円高が一旦戻して,欧州市場は少しづつ現実に戻されつつある人たちと本当にバカンスに突入しちゃった人たちに分かれているのかもしれません。原油価格は週初めの72ドル台から76ドル台の引けまで水曜日以降は一方的に上がりました。一方,金価格は1211ドル台で始まりましたが一時1186ドル台まで落ち込み,「こども店長相場」=素人がブームに乗って金を買う相場もいよいよ終了でしょうか。なんとか1212ドル台まで週末に戻しましたが今後も上昇トレンドとは限りません。一時的な下落と見て「谷でも金」と思うかどうか…そうだ。タコのパウル君にでも予測してもらったらどうでしょうか。



ドル円は,予想が88.90円-85.70円で,実際は88.694円-87.010円(終値88.627円)でした。上限は約20PIPSドル高方向の誤差で,下限は約130PIPSドル安方向に外しました。円高と言っても急降下という印象はありませんでしたね。先々週のサポートの局面と同じく87円あたりが良いサポートになっているようです。また,89円の壁も現実味がありました。下限については,85円台は期待しすぎでしたが86円台を狙った下落はまだ想定しておきたいと思いますので86円半ばあたりをメドとして置きましょう。一方,上限については一旦短期的な円高が終了して89円台で「円安」の安堵感があることから今週は89円台半ば以降の戻り売りに阻まれると想定します。よって,今週の上値は89.60円程度と予測し,下値は86.70円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.2660ドル-1.2310ドルで,実際は1.27215ドル-1.24800ドル(終値1.26387ドル)でした。上限は約60PIPSドル高に外し,下限は約170PIPSドル高に外しました。まだ,裁量取引の感覚では自分でもドル高バイアスを持っているようです。しかし,7月2日と6日に相次いでサポートされた1.24ドル台後半の安値は案外しっかりしています。下限については,1.24ドル半ばからさらに下落する可能性は薄いと考えています。一方,上限については1.27ドル台前半ですでに相当な売り圧力がかかっていました。もう一度1.27ドルを試すには市場参加者の根性が試されることでしょう。まずは1.26ドル台後半で勢いが失われると思います。よって,今週の上値は1.2690ドル程度と予測し,下値は1.2460ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0780フラン-1.0470フランで,実際は1.06730フラン-1.04802フラン(終値1.05589フラン)でした。上限は約110PIPSドル高に外し,下限は約10PIPSドル安方向の誤差で済みました。一言でいうとずっと下落トレンドでしたが重要なサポートラインのためにいったん落ち着いたという感じです。それだけサポートはしっかりしており,下限としては,1.04フラン台後半までという予測を今週も継続します。一方,上限については今週は1.07ドルの壁を破るぐらいの市場エネルギーはあると考えているので1.07ドル台の半ばあたりを想定しています。よって,今週の上値は1.0740フラン程度と予測し,下値は1.0470フラン程度と予測します。

今週の予定としては7月14日の水曜日には米6月小売売上高が予想外に落ち込むネガティブサプライズに注目しています。7月15日の木曜日の日銀の政策金利決定は据え置きのままで今回は退屈な記者会見となるでしょう。同日の7月フィラデルフィア連銀景況指数は速報としてやはり重要視しています。雇用あるいは売上のどちらかがまともでないと,今週から決算シーズンを迎える株式市場にもなにかと悪い影響を与えることでしょう。

個人的には,連日の夜更かしもこれにて終了してたまっていた仕事のケリを付ける必要がありますねえ。

ECBは政策金利を1.0%で据え置き…ドイツの敗戦の試合を「美しい」と発言

Trichet Says Europe Is Stronger Than Investors Think (Update1)

ECBは14回連続金利据え置きでした。今回の会見ではいつものように政策金利は適切だということと,欧州連合内の銀行に対するストレステストの結果を,銀行の同意を得た上で個々に公表するという欧州委員会の決定を支持し,資本増強が必要となった場合の適切な対応方法が考慮されるべきとの見解を述べました。(今ごろ悠長で楽観的すぎないか…)

質疑応答では南アWCの質問が出てスペイン対ドイツの準決勝の試合を「美しい」と表現して,おいおいECBの本部はフランクフルトだからドイツの記者が多いのではないかと思ったのですが,会場がざわついたので「両チームとも美しい」と言い換えました。(笑)

ユーロドルは1.26ドルを回復してから1.27ドルジャストまで上昇しました。個人的には今頃銀行のストレステストを行っている段階で「問題をこれまでずっと先送りしてきたな」という印象とECBはFRBに比べて何かにつけて対応が遅いということを痛感しています。まだいろいろあるので,現在のユーロドルの反転も1.30ドルに達するまでは何があっても不思議ではありません。


ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/07/05の週の展望】(続WC観戦・相場休みモード)

先週は日本代表がWC決勝トーナメントでパラグアイに惜しくもPK戦で敗れ準々決勝には進めませんでしたが,為替相場はドル安・円高(フラン高・ユーロ高)がさらに進みました。特にISM製造業景気指数が下がったことや米雇用統計の数字が弱くて,ドルから他通貨への逃避が起きています。WC中でも相場は待ったしてくれません。原油価格は週初めは78ドル台でしたが週末は72ドル台に一方的に下落しました。一方,金価格は1256ドル台で始まり週の後半まで1240ドル台を維持しましたが,木曜と金曜で急落して何と1211ドル台まで下落して週末を迎えました。うーん,資金の行き場がなくなった感じで円が買われたのかな。それでもってJGBの金利が低下しているのを政治利用しないでいただきたいものです,菅首相には…



ドル円は,予想が90.80円-88.90円で,実際は89.460円-86.950円(終値87.780円)でした。上限は約130PIPSドル高方向に外し,下限は約200PIPSドル高方向に外しました。うん…2週連続で円高は止まりませんでした。もちろん米国の経済指標は悪かったのですが予想より円高が進んでいるのは疑いありません。それでも87円直下で下落が食い止められたので86円台では幅広いサポートが予想されます。下限については,昨年の11月29日の週の安値85.85円を明確に割るかどうかをサポートの目安としましょう。おそらく多少のアンダーシュートで止まると思います。一方,上限については先週が無抵抗な下落だったため今週は89円台に乗せるかどうかも怪しいと思います。よって,今週の上値は88.90円程度と予測し,下値は85.70円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.2420ドル-1.2150ドルで,実際は1.26110ドル-1.21510ドル(終値1.25480ドル)でした。上限は約190PIPSドル高に外し,下限はほぼピッタリの予想でした。ドル高の方向にはチャート予想が当たったのはそれだけトレンドがないということでもあります。一方,久々に1.26ドル台に到達しずいぶんとユーロ高・ドル安が進展しました。ここからさらに一段高になるかどうかは日足の一目均衡の雲に突入したので明確なレジスタンスを探していくことになります。上限については,1.26ドル台後半のレジスタンスを越えることができるかに注目したいです。一方,下限については今週は先週から継続している上値圏での推移が予想されますので,下がっても1.23ドル台前半でのサポートを予想しています。よって,今週の上値は1.2660ドル程度と予測し,下値は1.2310ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0980フラン-1.0770フランで,実際は1.09380フラン-1.05730フラン(終値1.06470フラン)でした。上限は約40PIPSドル高方向の誤差で,下限は約200PIPSドル高方向に外しました。上限はたまたま当たったようなもので,円高方向で外したようにフラン高方向では大いに外しました。フリーフォール状態なので過去のもみ合いレベルが少しもサポートになりません。それでも今週は1.05フランが再び意識されますので,下限としては,1.04フラン台後半まで下落してから達成感を感じてもらいましょう。一方,上限については1.08フランが上昇のためのレジスタンスになるので,そこに到達するまでの戻り売りを想定します。よって,今週の上値は1.0780フラン程度と予測し,下値は1.0470フラン程度と予測します。

今週の予定としては7月8日の木曜日にはBOEおよびECBの政策金利発表があります。WCの準決勝と決勝の間の最後の中休みですので多少は時間が空くかもしれませんねえ。ただし,準決勝から3位決定戦も含めた4試合は全部日本時間の深夜の試合ですので体調には気をつけたいと思います。個人的には政策金利発表以外のまともなイベントがないので,1)ドイツが圧倒的な強さを決勝まで維持するかどうか,2)西村主審は決勝の笛を吹けるのかどうか,3)日本が0-1で惜敗したオランダの今後はどうなるかの3点に注目です。

6月失業率は減少するも,NFPは再び増加から減少へ

U.S. Economy: Private Payroll Growth Trails Forecasts (Update1)

6月非農業部門雇用者数: -125K (予想:-130K,前回:431K,前回改定:433K)
6月失業率: 9.5% (予想:9.8%,前回:9.7%)

6月の失業率は5月の9.7%からまた0.2%減少しましたが,NFPは逆に予想とほぼ同じで前月比マイナスになりました。予測がマイナスなのは国勢調査用の一時雇用者の減少分が今回から考慮されているからです。また,働く意欲のある労働力(=Labor Force)の減少のために見かけ上の失業率が引き続き減ってもいます。

製造業: 9000人 (前回:3万2000人) ※増加数がさらに減る
建設業: -2万2000人 (前回:-3万0000人) ※建設ラッシュ後の反動が継続中
金融業: -1万5000人 (前回:-1万2000人) ※マイナスが連続
リテール部門: -6600人 (前回:-1万900人) ※マイナスが連続
民間部門: 8万3000人 (前回:3万3000人) ※輸送・物流部門,プロフェッショナルサービス,レジャー関連の回復が寄与
政府部門: -20万8000人 (前回:40万0000人) ※国勢調査終了で雇用創出ができず

製造業の雇用は増加数がさらに減り,金融業とリテール部門に至っては雇用数の減少が連続しています。春先から良かった雇用統計もここへ来てネガティブ。為替相場は素直にドル安になりユーロドルは1.25ドル台までユーロ高になって週末を迎えました。1か月前は雇用統計そのものを見ないでユーロを売りたかった人たちもそろそろユーロを買い戻すことに決めたのでしょう。ワールドカップであっという間の1か月でしたが,マクロ経済や為替相場は刻々と変化しているのでトレンドの変化が起きるのには十分な期間です。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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