EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/05/03の週の展望】

先週はギリシャ政府のECBおよびIMFによる救済額が決定した週でしたので,当然のことながらユーロの当面のセリングクライマックスの週でした。一方で,米2010年第1四半期GDPなどは個人消費が強く,欧州の経済の落ち込みや信用リスクとは対照的な結果でした。為替市場はドル円は大きな変化がなく米経済の強さは織り込み済みだった印象でしたが,ユーロドルのほうは一時1.31ドル台前半まで下落しました。ギリシャ救済額の決定を週明けすぐに行うとかすれば週の前半に大きく下落するのが防げたと思うのですが船頭が多いとなかなか迅速な決定ができないですね。原油価格は週前半は81ドル台まで下落しましたが,週末にはメキシコ湾岸のオイル流出事故の被害拡大などもあり,86ドル台まで再上昇しました。一方,金価格は火曜日にはいったん1146ドル台まで下落しましたが,一時1181ドルを越えた後に終値でも1180ドル直下まで上昇して引けました。欧州通貨の信認問題から「通貨から金への逃避」というのは一部で実際に起きているようです。



ドル円は,予想が94.70円-92.90円で,実際は94.580円-92.810円(終値93.930円)でした。上限は約10PIPSドル高方向の誤差で,下限も約10PIPSドル高方向の誤差でした。テクニカル的に見た予測が的中するときはたいていその通貨ペアのボラが少ない時です。しかし,こういう週ばかりではありませんので気を引き締める必要があります。GWが終わると旅行者がドルを円に換金するというアノマリは今年はどうでしょうか。日本の景気があまり良くないので極端な円高にはならないと思います。とはいえ,先週よりはドルが売られてもおかしくありません。下限については,先々週の92円台割れをある程度想定しておきましょう。一方,上限については94円台後半の蓋はトレンドが発生していませんのでまだ外れそうにありません。よって,今週の上値は94.80円程度と予測し,下値は91.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.3550ドル-1.3280ドルで,実際は1.34150ドル-1.31140ドル(終値1.33130ドル)でした。上限は約140PIPSドル安方向に外し,下限は約170PIPSドル安方向に外しました。上も下も大外れでユーロ売りのトレンドがどこまでも止まりませんでした。ギリシャ救済関連がいろいろ決まっても,救済決定・救済額決定・救済実施と小出しにするのは相場的には思惑を生みやすいですしユーロにとっては不利な展開です。上限については,週末の反転も戻り半ばで1.34ドルの蓋はまだ外れないと考えています。一方,下限については先週ほどの下落はいったん止まると考えており上昇中のロング・ショートの均衡状況からは1.32ドル台前半でのサポートが推定されます。よって,今週の上値は1.3390ドル程度と予測し,下値は1.3220ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0800フラン-1.0670フランで,実際は1.09230フラン-1.06990フラン(終値1.07610フラン)でした。上限は約120PIPSドル安方向に外しましたが,下限は約30PIPSドル安方向の誤差でした。1.09フラン台をつけての週末の反転下落は今回も相当な予想外の動きでした。逆にこれだけ高値を付けてくれると,今週の上値はそれ以下の範囲にとどまるということで予想がしやすいのです。上限については,3日連続の陰線の動きから1.08フラン台後半での戻り売りを予想しています。一方,下限については65日移動平均線の1.0684フランや日足一目均衡の雲の上限1.0665フランなどは心理的サポートとして大きな意味を持ちます。よって,今週の上値は1.0870フラン程度と予測し,下値は1.0670フラン程度と予測します。

今週の経済指標としては,3日月曜日には4月ISM製造業景気指数があります。このブログを継続して見ている人はわかると思いますが,この指標は総合判断では詳細なものの速報性ではフィラデルフィア連銀景況指数の景気判断に劣っているので相場の反応としては織り込み済みのことも多いのです。とはいえ定点観測ですので連休中ではありますがなんとかエントリを書く予定です。6日木曜日にはECBの政策金利発表があり,今回はトリシェECB総裁もギリシャ問題が収束の方向に向かっているのでノーコメントとは行かないでしょう。7日金曜日には4月米雇用統計がありますので,NFPのデータでポジティブサプライズがあるかどうかに注目しましょう。

もしかしたら木曜日・金曜日も休暇でまだ連休中と言う人もいるでしょうから,できるだけポジションを取るのは控えましょう。良い休暇をお過ごしください。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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