EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/11/02の週】

今週は月曜日から出かけるので展望レポートをいつもより少し早出しさせていただきます。(いつもが遅すぎるという意見もあるが…)

先週は26日の月曜日のNY時間から急にドルが強くなり,同時に原油価格も金価格も高値圏から下落し始めました。例年,ハロウィーンのころになると米系企業の決算発表もほとんど済んで,ヘッジファンドもトレード益を清算しますし,実需の上でも海外での利益をドルに換えて本国にレパトリエーション(還流)する企業が多いことが知られています。2005年には本国投資法があって税制上の優遇のためにより顕著でしたが,そういうアノマリをトレードに応用する輩も毎年少なからずいるので今は妙にドルが強くなる時期でもあります。では,ドル円だけが円高になるのはなぜかって?ハイ,それは余ったドルのキャリーの対象に日本市場がなっていないからですね。というわけで,今の円高は日本経済にとって良くない円高です。



ドル円は,予想が92.80円-90.70円で,実際は92.313円-89.912円(終値90.010円)でした。上限も下限も50PIPS-70PIPSドル高に外してしまいました。ある程度のレパトリの予感もあったのでドルの強含みを考慮に入れていたのですが,対円のドル安の現象は起きてみて初めて説明が付くという体たらくです。ちなみに2008年のドルのレパトリは信用不安の影響もあり10月終わりなどではなく9月の始めにおきましたから,全てのアノマリは,予感半分・現実半分で捉えておかないといけませんね。下限については,テクニカルでは現在の円高の動きは89円台のどこかで止まると見ています。上限については,91円直下あたりで多少もみ合いそうですが,手仕舞い相場が近づくと,勝っていてもそれ以上売り乗せをせず負けていれば損切りをして静観する動きが顕著になりますので強いレジスタンスレベルにはなりません。よって,今週の上値は91.20円程度と予測し,下値は89.30円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.5110ドル-1.4880ドルで,実際は1.50623ドル-1.46832ドル(終値1.47150ドル)でした。下限は大幅にレパトリの影響を受けて外してしまい,上限も50PIPS程度ユーロ高に外しました。先々週までユーロ高の傾向は続いていましたので,ユーロ・ロング派にとってはタレブの「ブラックスワン」の出現です。しかし,これまでのロングの値幅からすれば高値圏で買い乗せしたとしても1.48ドル台前半で利益確定と同時に損切りも行なっていれば良いだけのことです。再び1.45ドル-1.48ドルのレンジ相場に再突入した状況ですので,上限については,1.48ドル台半ば程度と予想しており,下限については,断続的に起こるレパトリの影響を考えても今週は1.44ドル台後半で止まると予想しています。よって,今週の上値は1.4850ドル程度と予測し,下値は1.4470ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0140フラン-1.0005フランで,実際は1.02850フラン-1.00503フラン(終値1.02580フラン)でした。上限はこちらもレパトリの影響で大外しですし,下限はパリティには達せずに50PIPS程度フラン高方向に予想を外しました。26日の月曜日のドルの上昇はドルスイスとユーロドルに対して特に顕著でしたので,先週のドル上昇のきっかけが金価格の反転下落であった可能性もありますし,同日ルーブルが対ドルに対して高値更新したのでその達成感で手仕舞いがなされたなどという噂もありました。しかし,既に引き金が引かれたのですからその後の変化はべき乗分布のように加速度的に起きる可能性があります。今後もフラン安には注意が必要です。下限については,1.02フランの半ばまで上昇した現在,再び1.00フラン台に下落する可能性は薄いと見て1.01フラン台半ばでのサポートを期待しています。上限については,10月前半の1.03フラン半ばでのレジスタンスが当面の目標ですが,ユーロドルと同じようにややドルを強含みに見ますので,1.04フランを少しは越えるかもしれません。よって,今週の上値は1.0420フラン程度と予測し,下値は1.0160フラン程度と予測します。

さて今週のイベントですが,11月3日のISM製造業景気指数,豪中銀政策金利決定,11月5日のISM非製造業景気指数,FOMC,ECB政策金利決定,BOE政策金利決定,11月6日の10月米失業率,10月米非農業部門雇用者数(NFP)などと経済指標と金融政策イベントの目白押しです。できることなら週前半で利益確定・損切りをしておいたほうが,優雅な1週間を過ごせるでしょう。手仕舞いの季節はほとんどの人にとって手仕舞いの季節であるべきなのです。

 | HOME | 

PAGE TOP ▲

Appendix

EURO SELLER

EURO SELLER

管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

Search

Calender

« | 2009-11 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

Forex Rates

This site's QR Code