EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/10/12の週】(休みモードによる遅延)

先週は,金価格の爆上げでドル安が続いた週前半とバーナンキ証言マジック後の株式相場の回復の続いた週後半では相場の景色が大きく変わりました。米継続失業者が減ったのもドルにとっては朗報でしたし,「亀井モラトリアム」騒動も落としどころの決まった政策調整で一段落です。しかし,米国政府の本音は「強いドルは米国の国益」と言う従来の建前ではなく,ドル安で輸出を増やして米国の借金体質を改めようという意図です。先日のG20でガイトナー財務長官は「米国の過剰な個人消費に対し,中国・ドイツ・日本などの輸出主導の貿易黒字国が経済成長を頼る手法と決別すること。米国が貯蓄と生産・輸出に励む一方,他国が輸入と国内消費を増やすことで成長を持続させ,グローバル・インバランス(国際的な経常収支の不均衡)を是正する」とはっきりと述べました。ドルは各国通貨に対してあや戻しを繰り返しながら徐々に安値が更新されていくのでしょう。



ドル円は,予想が90.70円-88.70円で,実際は89.960円-87.996円(終値89.770円)でした。レンジ幅は合っているのですが上限も下限も同程度ドル高方向に外してしまいました。何とか87円台から回復できたのは,週半ばにECBの政策金利決定での記者会見で強いドルを期待するような発言が見られたこともあるでしょう。87円台に突入したものの今年1月18日の週の安値87.100円には届かなかったことからいったん下押し圧力は薄れました。また,週末の終値から考えて再び今週中に87円台に突入するとは考えにくいので,下値については88円台後半でのサポートを期待しています。上限については,9月30日の高値90.395円を明確に越えるかどうかに注目ですが,強い節ではありませんので多少のオーバーシュートはありえると考えます。よって,今週の上値は90.60円程度と予測し,下値は88.60円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4740ドル-1.4520ドルで,実際は1.48167ドル-1.45916ドル(終値1.47080ドル)でした。こちらは上限も下限も同程度ドル高方向に外してしまいました。週足で見て9月20日の週の高値1.48419ドルと9月27日の週の安値1.44802ドルの間のレンジをユーロドルはどうしても抜けられない状況にあります。もっと広い範囲で言えば,上限は昨年9月の月足の高値1.48660ドルを越えられていないわけですし,9月9日にこのレンジ入りして以来,下限レベルは安定してサポートされています。この範囲を守りながらしばらくは相場は単振動を繰り返すのかなと言った印象です。下限については,1.45ドル台半ばでのサポートはまだ健在と考えており,上限については,いったんは1.48ドルから遠ざかると見て1.47ドル台後半での失速を予想しています。よって,今週の上値は1.4780ドル程度と予測し,下値は1.4560ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0420フラン-1.0260フランで,実際は1.03573フラン-1.02293フラン(終値1.03250フラン)でした。上限がドル高方向への外し,下限も想定内ですがやはり少しドル高方向へ外してしまいました。先週は3通貨ペアともそろってドル高方向に外し,率直に言って個人的にドル高バイアスがあるのかもしれません。ただし,どのペアも予想よりドル安になるという急激な動きは,ドルにとっての中短期にわたる陰の極(ドル安の限界点)である可能性もあります。下限については,戻りが来ているので1.02フラン台半ばでのサポートを継続したいと思います。上限については,先週の1.03フラン台の戻りの弱さから1.04フラン越えを期待できないでいます。よって,今週の上値は1.0390フラン程度と予測し,下値は1.0250フラン程度と予測します。

さて今週のイベントですが,13日・14日に日銀金融政策決定会合があります。金利据え置きはもちろんなのですが,白川日銀総裁が亀井金融担当大臣に言質を取られないような質疑応答によって記者会見をどのようにこなしていくかが注目されます。あとは,いつも気にしている15日のフィラデルフィア連銀景況指数です。雇用情勢から見ても悪くはないと思いますが,思ったより良くないときに市場がどういう反応をするかという点を気にしています。さらには2009年第3四半期の決算発表が今週から本格化しますので,株式市場の動きが為替市場に与える影響も考えておくべきでしょう。

 | HOME | 

PAGE TOP ▲

Appendix

EURO SELLER

EURO SELLER

管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

Search

Calender

« | 2009-10 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Forex Rates

This site's QR Code