EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ホーニグ総裁&フィッシャー総裁

中銀ウォッチャーの間ではオーストラリア準備銀行(RBA)の利上げは,資源高を背景にした特殊な例だというのが共通の見解のようです。

一方,先進国中銀はFEDが動かない限り,(非伝統的質的緩和の)「出口戦略」の後の利上げには自発的に動けないと思われます。その理由は,それを口実に一段のドル安になった場合にハッピーになる人が誰もいないからです。

というわけで,各国中銀がそろそろ「出口戦略」を考えませんかという時期になると,FEDが同じように「10月で国債の買取りを止めますよ」という現実だけでは市場は物足りなく感じ,もっと先の「FFレートの最初の利上げの時期はいつなのか」ということに市場の焦点が移っていきます。

最近,FEDのタカ派であるホーニグ・カンザスシティー連銀総裁とフィッシャー・ダラス連銀総裁の意見がやや違ってきているので比べてみましょう。

【タカ派で早期利上げ主張】
ホーニグ・カンザスシティー連銀総裁:
Fed Should Tighten Rates Sooner Rather Than Later, Hoenig Says

「遅くなるより早めに利上げすべきだ。それによって米国経済は毀損しない。」
今利上げしても,利上げする伸び代はまだある。現在の状況で急激な引き締めを望んでいるわけではないが,私の経験からすると,超緩和的な政策は遅くなるより早めに除くべきだ。」

【タカ派で利上げ尚早論】
フィッシャー・ダラス連銀総裁:
Dallas Fed's Fisher - not yet time to raise rates

「我々は動くべき時にすぐ動ける状況にはあるが,その時は今ではない。
「経済は深刻なショックから活力を再び得るためにはまだ時間が必要だ。」
「信頼は高まっているが,民間セクターの雇用創出は堅調とは言えない。」

金融政策の転換点では,タカ派の意見がまだ一つにまとまっていない段階で,市場から注目されることがあります。これらの見解をどう見るかですが,

1.まだまだ観測気球に過ぎないのでしばらく気にするな。(大方の予想)
2.FRBのこれまでの慣例からは失業率のピークが過ぎるころ(たぶん後5,6か月先)に最初の利上げとなるだろう。(Calculated Risk説)

たぶん,このどちらかを想定している人が多いでしょう。私は,最近の資源価格の高騰でドルの基軸通貨としての地位への懸念が予想外に強まった場合や,何らかの事情で市場のインフレ期待が急上昇した場合には,ホーニグ総裁の言うように最初の利上げは早くて(事実上追い込まれて…)後はゆっくりと言うのはあり得ると思っています。

ところで,金価格はどこまで上がるのでしょうか。1100ドル?1200ドル?

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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