EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

アイルランドが再投票でリスボン条約を批准確実に

昨年のEURO2008の最中に行われたアイルランドの国民投票では,改定された「リスボン条約」は否決に終わりましたが,この10月2日にアイルランドで再び投票がありました。

Irish Minister Martin Claims Victory in Lisbon Vote (Update1)

今回はEUがアイルランドの(課税権などの)独自性を保証する文書を採択したので条約はやっと批准されそうです。出口調査の段階で65%程度の賛成なので前回の僅差の否決に比べたらまず確実でしょう。

アイルランド経済は昨年後半からの金融危機の影響をまともに受けましたので,EU圏に統合されてそのシェルターで守ってもらいたいと考える国民も多くなったでしょう。今年の経済成長は8%もマイナスで,失業率は既に12.6%という状況は,ECBが自国の金融システムの安定に手を貸すと言ってくれれば確かに魅力的に映るものです。

これまでにも一国ではどうなっていたか分からないEU圏のラテン系諸国やその他の小国がなんとかなってきたのは,EUおよびEMSのおかげと言えるので,金融システムに関しては確かに「寄らば大樹」の考え方も一理ありそうです。

これで条約を批准していないのはチェコとポーランドだけになりました。週明けにはもう一回ユーロの上げがあるかもしれませんね。

失業率は予測どおりだが,NFPはまた悪化

U.S. Economy: Job Losses Exceed Forecast, Imperiling Recovery

9月非農業部門雇用者数: -263K (予想:-175K,前回修正値:-201K)
9月失業率: 9.8% (予想:9.8%,前回:9.7%)



この悪い雇用統計に加えて,来年3月までにさらに82万4000人の雇用が失われる可能性があると言う観測はちょっと衝撃的でした。さらに,今回はリテール部門と財政悪化した政府部門の雇用者減が目立ちます。これでは,景気回復のスピードもずいぶんと緩まることになりそうです。

製造業: 5万1000人 (前回:6万6000人)
建設業: 6万4000人 (前回:6万0000人)
金融業: 1万0000人 (前回:2万5000人)
リテール部門: 3万8500人 (前回:8800人)
政府部門: 5万3000人 (前回:1万9000人)


遅行指標は悪化・回復ともスピードが遅いので,実体経済が回復しても指標は逆に悪化するのも当然と見るべきでしょう。FRBの利上げは1年以上先のことになりそうですね。

また,株式先物・ドルがらみの通貨ペアなどは指標後に大きく反応しているようですが,最終的な流れはNYの金曜日終値で判断する必要があるでしょう。週単位で見るとヒゲは長くてもろうそく足自身は短い可能性があるからです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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